合計して100分におよぶ、令和の虎をブログにて、簡潔にまとめて私の意見もいれてみます。
今回は不登校生のためのオンラインフリースクールを広めようとする、27歳の若き志願者に対して、岩井社長が強く吠え、異例の最後の審判まで及んだ最新回になります。
私も大学時代に臨床心理学を専攻し、不登校生の家にいったり、不登校生の支援学校に定期的に通ったりなどの経験があり、集中しながら、動画全編を見ました。
また、私の近親者にも、長期間不登校しているケースもあり、不登校とは非常に身近な関連性を持っています。
このブログは、令和の虎、受験生版タイガーファンディングについてまとめています。
おそらく、この回は岩井主宰が一番キレた、叱った回ではないでしょうかね。
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オンラインスクール まなれぼの役割について
志願者の真鍋さんは、小学校で3年間、常勤講師をつとめ、NPOの自立支援ホームで働いたのち、オンラインフリースクールのまなれぼを立ち上げています。
明確には語られていませんが、融資の250万円を用いて、まなれぼの宣伝にあてるようです。
まなれぼは、ズームなどで話したり、学校の教育のみならず、お金、SNS,自己分析などの将来に役立つ自立するうえでのスキルを学べることが特徴になります。
いじめなど、トラウマを抱えて外に出るだけでも怖いという子供たちに対しても、オンラインフリースクールの役割があると考えています。
価格は月額で25000円。学校側にも協議して、出席扱いできるかどうかの話し合いもされています。
オンラインフリースクールに対する虎たちの反論について なぜオンラインである必要がある?
虎たちの疑問として、まず「オフラインスクールに比べてオンラインスクールが極端に少ないのか?」という点。
自立支援施設や、オフラインスクールが数多くあり、子供や親としては社会になじませるために、オンラインだけでなく、オフラインの出会いが必要になってくるという需要を満たすためであると考えられています。
志願者は、オンラインスクールでもズームでの対談や、同じ子供たちでディスカッションの場をもうけると答えられました。
私も不登校の子供たちが集まる施設に参加した経験がありますが、オンラインで実際に一緒に行動して、ご飯を食べたり、庭をつくったり、ゲームをするというのは、重要だなと感じます。
また、外出が難しい場合でも、大学生や大人が自宅に訪問することで、子供たちでは知ることのない外の世界を伝えることもできますし、逆に子供たちが知っている情報を教えてもらうこともできます。
オンラインスクールは入り口にはなりますが、すべてを包括することは難しく感じました。
岩井社長がなぜオンラインフリースクールの志願者にキレたのか?
岩井社長は、教育現場で30年以上携わった大ベテランです。今回はどっちつかずの志願者に対して、背中をたたいて、「バカ」をののしるような言葉を使ってしまい、熱意の裏返しであることはわかりますが、ちょっとひどいなと思いました。
岩井社長が、志願者に対して怒りを抱いたのは、方向性のブレ、自分の立場がどうあるべきかどうかは、社長の言葉ですぐに変わってしまう点です。
オンラインフリースクールは、とにかく学校にいけない子供たちを集める場所なのか?将来社会で働けるように、手厚くバックアップしてくれる場所なのか?
ターゲットも絞れず、理念がなく、ただ箱にあつめるということで、月謝をもらうというところに、信念を感じていないようです。
最後の審判では
- オンラインがオフラインに比べて、出会えない、社会性が身に付きづらいという課題をどう補うのか?
- シュミレーションで学校に行かない子供の意志を尊重しているが、まなれぼから、学校に戻す努力などの働きかけもないのか?
この2点を問うています。これが最終的に、まなれぼを卒業した子供たちがどういう人生をたどるのか?という問いかけになっているわけです。
志願者は、オフラインの校舎もつくる、子供と親の意志が変われば、学校に戻すプランも考えるという岩井社長の提案に合わせた形となっていました。
1に関しては、オンラインですべてやりきる、手厚いサポートをするという覚悟や方法がなければ、オフラインではなく、オンラインを選ぶ理由にはなりません。親からすれば、思春期の子供を預けるわけなので、慎重になります。
2に関しても、学校に戻すための社会訓練を身に着けるのか、それともまなれぼだけで、社交性を身につけるだけのトレーニングが得られるのか?という問いかけです。
オンラインフリースクールがこの社会に絶対なければならないという必要性と、その必要性を証明するだけの、内容・・・これが伴わないと難しいわけです。
結果的に、岩井社長は北川社長に判断をゆだね、北川社長が志願者とともに方向性を今一度、考えていこうということで、融資が決定しました。
オンラインフリースクール 「まなれぼ」は必要なのか?
コメントでも意見が分かれており、「ちゃんとしたビジョンもないのにはじめるのは危険だ」という岩井社長にそった意見もあれば、「とりあえず不登校生にとっての逃げ道があるだけでも救われる」という志願者を擁護する意見もあります。
実際にいろんな不登校生を見てきた私が、オンラインスクールが必要であるかどうかを考えてみました。
まず、田舎や郊外など、オフラインの施設にいくことが困難であったり、自治体によって支援策に格差があるため、充実した教育や支援が得られない人々の救いにはなるでしょう。
ただし、親がオンラインフリースクールを熱心に探し、月謝も決して安くない25000円を払えるかどうか…という別の問題も生じます。
内容に関しては、タイガーファンディングだけで把握するのが難しいのですが、SNS運用や、お金の勉強というのは、今の時代youtubeで検索すれば得られることで、それをメインコンテンツとして推していくのは難しいなと思います。
志願者の方は、SNSでお金を稼ぐことを教えたいといわれていましたが、では志願者はSNSやブログなどで、お金を安定して稼いでいるのか?
あと、SNSやブログでマネタイズしている人というのは、社会経験や社会生活のノウハウなどが、王道であるため、手法だけを教えて、明日から稼げますというほど甘くないのです。
この、付加価値が、社長たちにとってノイズになってしまったと思います。
ストレートに、不登校で勉強が満足にできない子供たちを一時的にサポートするという形でもよかったのでは?と思います・・・ただそれだとオンラインの塾などと役割がかぶりますね。
今回の志願者は、ビジョンや内容が整理されていないのは明白ながら、27歳で2度にわたって、虎に立ち向かって、自分のプランを伝えた覚悟は感じ取れました。
ただ、救いたい、幸せにしたいという大きなビジョンをかかげると、それを遂行する責任が伴うわけですから、その点を虎たちに指摘されたのは致し方ないと思います。
今回の100分にわたるタイガーファンディングは、非常に内容が濃く、もしかしたらまた時間をおいて、再視聴するかもしれません。
私がブログで書いたことは、動画の10%も魅力が伝わっていないかもしれないので、みなさんもよろしければご覧ください。
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