楽天回線2年以上使用者が語る 楽天最強プランが最低になってしまう可能性?

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6月1日から導入が開始される楽天の最強プラン。いきなり最強ってなんだ?となったわけですが、大きな追加、変更点があるというわけではなく、価格は据え置きで利便性が増すという考え方でいいのでしょう。

 

今回は楽天回線を2年以上しようしているユーザー目線として、本当に楽天のプランは最強なのか?

 

他の回線を使っている人におすすめなのかをまとめてみましたので、よろしくお願いします。

 

 

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楽天最強プランってどういう点が最強なの?

簡単にいえば、この楽天最強プランは、楽天基地局だけではつながりにくい、不便であるというデメリットを改善するものです。

 

楽天回線導入時にauから回線を借りて、楽天回線がつながらないエリアは、auローミングということで、対策していました。

 

実際に、楽天回線エリアは使い放題(厳密には容量制限はある)だけど、auローミングエリアは使用限度があったのですが、それを撤廃。

 

基本的に、auローミングエリアをユーザーが利用すればするほど、楽天はauに費用を払うという契約になるはずなので、制限することが当たり前だし、将来を考えると楽天回線で固めるのが普通。

 

しかし、現状は楽天回線でのカバー率が高いわけではなく、プラチナバンドもまだ実装まで時間がかかる。ユーザーの満足度を維持するための苦肉の策になります。

 

懸念点として、楽天がKDDIに支払う金額が青天井になるということで、そちらも危惧されています。

 

実際に、このニュースが報道されてからKDDIの株価が200円ほどあがりましたからね。それだけKDDIに利益があると見込んでる人が多いわけです。

 

そして、楽天の負担が大きくなれば、そのしわ寄せは楽天経済圏や、楽天回線の価格上昇につながりかねないということです。

 

実際に、私はここ半年はずっと20G超えて、2980円以上払っていますからね。

 

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楽天モバイルのau回線ローミング 最強プランの落とし穴について

しかし、ぬか喜びできないのも事実であり、au回線ローミングに対しては、継続している地域の期間を延長することと、東京23区、大阪、名古屋を含む都市圏の一部の繁華街が対象になります。

 

私は政令指定都市の中心街でよく利用するのですが、地下鉄だけでなく地上でも、コンビニや本屋の奥だったり、トイレの中でも圏外になることが多いです。

 

余談ですが、タワーマンションの上層にいる人たちもつながりにくいみたいです。楽天としては、そういった富裕層もしっかりカバーしたいところ。

 

一番困るのは、近年飲食店が地下に新店ができることが増え、店にはいると同時に圏外になってしまうパターンです。

 

食に集中できますが、スマホなしで待ち時間を過ごすのが耐えられない体に・・・

 

また、楽天回線からau回線にスムーズな移行がされるかどうかもまだ、未知なところです。

 

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楽天最強プランは一般層、3大キャリアユーザーを引き込むことが難しい理由

今回の楽天最強プランは、新規を呼び込むというよりは、既存のユーザーをより定着させるための苦肉の策というのが、私の考えです。

 

もし、私が、新幹線などの移動が多いビジネスマンだったら、楽天回線を切っている可能性があります。

 

そもそも今回のニュースが流れて、「お、楽天頑張ってるな」って思っている視聴者がどれだけいるかという点です。

 

3大キャリアをつかって、店舗で説明を受け続けるだけの人が、MVNOやローミングに対して最低限の知識を持っていないと思います。

 

また、楽天回線は使い倒せばお得になりますが、あまり電話もしない、スマホで動画をみないという人にとっては、無用の長物で、よりやすい競合他社はあるわけです。

 

良くも悪くも最初に利用料金を1年間無料というあまりにも太っ腹なサービスをやったことで、楽天は自分で自分の首をしめてしまったといえます。

 

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楽天回線最強プランが、最低プランになりかねない最悪のシナリオ

恐怖をあおるわけでもないし、無制限プランを突き進む楽天を私は応援しています。

 

しかし、総括してみるとKDDIへのローミング料金がかさみすぎて、根本のサービスの質が落ちるのではないかという懸念は捨てきれません。

 

価格が上昇するのか、ギガ数に制限がかかるのか。

 

しかも、自分が使用しているエリアはローミングが使えないという不公平感も生まれかねませんね。

 

そうなれば、楽天最強プランが、最低プランになってしまう恐れがあります。

 

一方で、スマホで動画をみたり、ゲームをダウンロードしている人にとっては、現時点でまだ楽天回線がベターな選択肢であることは変わらないと思います。