Googlepixel(ピクセル)7aは7万近くになっても買うべきなのか? 2つのメリットと1つの明確なデメリットについて詳しく解説、まとめ

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長年使用していたiPhoneがいろいろ故障したため、新しいスマートフォンを購入することになった。

Googlepixel7a。

 

Googleのブランドであるpixelシリーズの廉価版といえるaシリーズの2023年11月時点の最新作。毎年5月にpixelaシリーズは最新作が出るが、現状で7aはネットでもおおむね高評価である。

 

しかし、メインスマホとして使用した場合、手放しで絶賛できないポイントもいくつかあるため、今回はpixel7aを一週間ほど使用して気づいたことと、メインスマホとして運用したリアルについて語っていくことにする。

 

 

 

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Googlepixel7a 外観と液晶などの基本情報

6.1インチの成人男性の片手にぎりぎりおさまる大きさ。

200グラム近い重さがあるといわれているが、重厚感や高級感はiPhoneのほうがあり、よく言えば手になじみやすい。

裸で触った時のスマホの質感が良すぎると、ケースを買う気にならないので、少し安っぽい方が逆にありがたく感じる。

 

音質はステレオスピーカー。ミドルハイのスマホの中にはモノラルのものもある

画面は有機ELを採用しており、漫画や動画をいくつかみたが、非常に美しく、実用性が高い

外観に関して、全pixel7aユーザーが知っておくべき情報がある。

 

液晶ガラスは、ゴリラガラス3が採用されているという点だ。これは7やproに比べて、だいぶ型式が落ちる。

基準として、1mの高さから落とした場合、80%の確率で損傷しないとされているが、スマホを道端で落とす場合は、ほぼ1m以上から落とすので、少し気になる。

ガラスフィルムをつけると、画面保護シートのタッチ感度をよくしても、指紋認証に影響が出るので、なるべく裸で使いたいのだが、ゴリラガラス3であると考えると、ガラスフィルム、またはスマホリングが必要だと思われます。

 

以下、筆者が購入した周辺機器を紹介しておく。

信頼と実績のあるアンカーによるマグネット式スマホリング。マグネット式である必要はないが、着脱も楽

pixelはカメラがでっぱりのように出ているので、守るケースがあればいいが、カメラ部分にもフィルムのついた商品を買うことをお勧めしたい

pixel7aをマグセーフに対応し、iPhone12以降の使い心地にするケース。マグネット充電や、マグネットスマホリングとpixel7aの可能性を広げてくれる。

 

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Googlepixel7a ハイスペック同様の処理性能テンサーのすばらしさについて語る

pixel8の発売によって、すでに一時代遅れとなってしまったものの、antutuベンチマークでは70万点超えと、ハイスペックスマホに引けを取らないチップを保有しているpixel7a。

 

外装の性能を抑えることで、10万円台のスマホにも搭載されるハイスペックチップを積むことに成功している。

pixelシリーズのチップは、6シリーズから導入されたTensor(テンサー)シリーズ。7シリーズは、TensorG2となっている。

 

Googleによる独自チップ

処理速度の速さが、以前使用したiPhone11の時点で50万点を超えていたので、実生活の利用で不便なことはなかった。

しかし、経年劣化などで少しブラウジングの際に書くつくようになってしまったのも事実。

pixel7aはページ切り替えの際のアニメーションも設定で消したこともあるが、本当に文字通りサクサクと動き、ブラウジングは体感でもわかるぐらいに早くなった。

iPhone11に比べて、ブラウジング速度は1ページあたり1秒も差はないのだが、この細かい差が積み重なることで、有意義な時間が生まれる。

 

処理速度が速いだけではなく、カメラの画像処理機能によって、ブレを抑えたり、音声認識と同時通訳などの翻訳機能が強化されている。

消しゴムマジックや、自動書き起こしがその最たる例で、ありブログ活動を助力してくると感じて購入したが、いまのところ使用機会がない。

 

音声認識に関しては、かなり優れており、誤差も少なく、Xの投稿はマイクに言葉を吹き込んで、連投するようにしている。

 

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Googlepixel7a 誰もが絶賛するカメラ性能

pixel7aについて評価している人も、批判している人も口をそろえて言うのが、カメラのクオリティだ。

カメラのクオリティについては、フラッグシップの7やProに引けを取らない性能をしている。

メインカメラは6400万画素であり、高角、超広角に対応している。望遠がつらいという声もあるが、実生活で望遠を使う機会は、ほぼ皆無だといっていい。旅行など頻繁に行かれる人は気にする程度か。

 

私は写真家でもないし、盛りを気にする人間でもないので、iPhone11の1200万画素のメインカメラでも特に不自由することなかった。

 

室内のオブジェクトなどは、大きな違いは感じられなかったが、街中で撮ってみると、その輪郭、風景の明瞭さは、pixel7aが圧倒しており、これだけ高品質なカメラを携帯できるというだけで、7万円の価値があるのでは?と錯覚するほどだ。

 

本来はおなじ風景で比較対象すべきなのだが、京都と東京全く異なるロケーションで申し訳ないが、並列しておく、上がiPhone11で撮った渋谷で、下がpixel7aでとった京都だ。

(数世代前のスマホとはいえ、iPhoneでも情報を伝えるだけでも十分すぎる画がとれる)

上2枚が、pixel7aで撮影した写真。建物の輪郭がしっかりしており、写真の立体感と迫力が増している。

 

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Googlepixel7a 明確なデメリットと問題点 発熱とバッテリー持ちと充電速度

pixel7aのバッテリー容量は、4385mAh。

これはiPhone14proMaxと同等のバッテリー容量であり、1日の使用であれば容易に耐える数値といわれている…

しかし、実際に使用してみると、バッテリーセーバー機能を使って仕事のある日に利用すると

  • youtubeをそれなりに見た→帰宅時残りバッテリー30%
  • youtubeはあまり観ず、Xをよくした→残りバッテリー50%

私は通勤時間が短いからこれでもまだマシなほう。繰り返すが、バッテリーセーバー機能をつかって、この数値なので通常利用であるとおそらくもたない。

スマホのバッテリーは、入れているアプリによって左右される。

 

ポイ活サイトとして有名な、トリマなどの歩数でポイントがもらえるアプリや、楽天ポイントスクリーンなどバックグラウンドでいろいろ動くアプリは、バッテリーの消耗を特に激しくする。

さらに、発熱と充電速度の遅さもかなり致命的だ。

 

このあたりは、テンサーという高性能なチップを6.1インチという比較的小さなボディにつめこんだ弊害といえ、発熱すると処理性能にも影響が出る。

 

発熱に関しては、無線充電や、通常時でもyoutubeをそれなりにみるとかなり早い段階で発熱してしまう。

マグセーフ充電をしたときは、かなり発熱して、触るのもはばかられる。

 

充電速度は、設定で「アダプティブ充電」(過充電を防いでゆっくり充電)」を外しても、かなり遅い。

Google純正の充電器ではないとはいえ、20WのUSBタイプCでもかなり遅く感じられた。

 

充電の遅さの原因としては、充電中に動画を見るなどの作業をすることで、充電速度が急激に遅くなるという点にある。

そのため、pixel7aをながら充電するのはあまりお勧めできないが、ながら充電を気軽にできないスマホという点で、スマホへの評価はかなり下がってしまう。

 

発熱の速さ、充電の遅さ、バッテリー消耗の激しさ

これは、将来的にOSアップデートで改善される可能性があるものの、逆にAI機能を強化することで、悪化する懸念もある。

ここはスマートフォンという手軽に持ち出すという性質のあるデバイスにおいては、かなりのデメリットであり、これから購入される方は、これらの問題点を念頭に入れていただきたい。

 

 

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結論 Googlepixel7aは7万円の価値があり、サブスマホとして持つと幸せ、メインとしてだとまだ改善点がある

有名な、ガジェットインフルエンサーのガジェマガトーマス氏が、pixel7aに対して、99%の人が満足するスマホと評価されていた。

私も過度に「原神」などの重たいゲームをスマホでやるわけではないので、満足はしている。

 

しかし、バッテリーの持ちの悪さ、発熱、充電の遅さは看過できない問題点で、ネットでも実際の購入者が悩みとしている点を、Googleにはフィードバックして改善していただきたい。

つい最近、円安の影響を受けてか、63000円ぐらいだったのが69000円ぐらいに実質7万円近くに値上がりした。それでもハイスペックチップ搭載でこの価格は異常

 

さらに、youtubeプレミアム3か月の特典が付くので実質5000円程度のディス官途になる。(1年無料のコーラル色は売り切れだった)

また、Googlestoreは頻繁にブラックフライデーや年末年始セールをやっているし、スマホの下取りもやっている。

 

もっと安く手に入れたいなら、フリマアプリや、キャリア乗換レンタルセールなどを活用すればいいだろう。

 

少なくともpixel6a、7aと2年続けて、ハイコスパスマホを世に送り出し、国内のアップルの牙城を少しずつ崩そうというGoogleの気概が見える。

 

youtubeの著名なガジェットインフルエンサーは、7aをかなり評価しているのだが、一方でガジェットインフルエンサーは、スマホを複数台所有しており、pixel7aだけを利用しているわけではないので、メイン活用している私のような末端ブロガーのほうが、生の声に近いと思う。

 

サブスマホとして考えれば、最高峰の選択肢だと思う。

 

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予想 2024年5月に発売予定のpixel8aを待つべき、7aを買うべき?

最近、pixel8が発売されて、早くもpixel8aに対して期待している声もあるみたいだ。

音声消しゴムマジックなどいろいろ追加されている。

 

AIの核心的な機能よりは、液晶ガラスの強さ、無線急速充電対応、バッテリー容量などが私にとっては重要なので、8シリーズよりも少し値下がりしている7proなどのほうが、少し魅力に映る。

さて、8aが出たとして、間違いなくテンサーG3は搭載されると思うが、チップが向上したからといって手放しで喜べるわけではない。

 

現代のチップの性能はすでに頭打ちといわれ、ブラウジングの速さにも限界がある。

逆にチップが高性能すぎることによって、バッテリー消耗が激しくなるという副産物も指摘されている。

 

しかし、aシリーズは、Googleがappleから新規に乗り換えさせるためのキラーコンテンツのため、予想以上の内容にしていくはずだ。

懸念すべきは値段。

6aから7aも実は1万以上値上がりしている。7万~8万程度におさめないと、廉価版の意味をなさなくなってしまう。

 

私はiPhoneが不調になって、やむなくpixel7aを早急に購入したのだが、余裕のある人は8aまで待ってそこから価格が納得できれば買えばいいし、納得できなければ7aかセールで値崩れになっているであろう8を検索してみるのもいいだろう。