以前、ブログで「私はオンラインオリパはやりません」といっておきながら
魔が差しまくって、ポイントサイトにも乗せられていたので、ついつい5000円ほどクレジットで払って、やってしまった…
やってしまった…と書いているということは、私の貴重な樋口一葉さんは1人この世を旅立たれたということになります…
実際に、オンラインオリパをまわしてみて、思ったことを述べてみる。
オンラインオリパのお金の減りは、パチンコ、スロットと比べ物にならない
オンラインオリパの危険性についてまず
- クレジットカードが使用できる
- 24時間オンラインオリパにかかわることができる
- ほぼ青天井で遊んでしまうことができる(油断したら5~10万は軽く飛ぶ危険性がある)
- スロットと似たような、もしかしたら次があるかもとのめりこむ中毒性が仕込まれている
危険なのは1回あたり、5000~1万円でニブイチチャレンジなど、かなりハイリスクハイリターンなオリパを回してしまうことだろう。
もちろん、支払った金額以上の対価を得られる可能性はあるのだが、失ったときのリスクと、失ったしまったときの「やばい取り返さないと」と思ってしまう焦燥感がやばい。
クレジットカードが使用でき、事実上24時間オンラインオリパがひらかれていればプレイすることができる。
いま、一種のブームとなっており、火付け役のクローブ以外にも数多のオンラインオリパが乱立しており、次々にオンラインオリパ先がある。
ギャンブル中毒者にとっては、あまりにも危険すぎるのだ…
オンラインオリパに仕組まれたスロットと同じ仕組み
私がプレイしたオリパは、1回あたり50円ぐらいとかなりリーズナブルなオリパなのだが、やってみると、ものの10分ほどで5000円がなくなった…
実際にオンラインオリパをやってみると、私が昔実践していたスロットと似ている仕組みだった。
オンラインオリパは全体的にハイリターンなものが多い。1等はばらつきがあるが、ポケカもワンピも遊戯王も売却すれば10~30万はくだらない商品ばかり。
これはスロットの最高到達点の万枚と同額ぐらいとされれている。当たる確率もかける金額によるが低額であれば1%をきる。
1連、10連、100連、あとはキリ番(残り○○番にひくと特別なカードがもらえる)まで引くなどがある。
引くと、画面が動画に変わり、演出が発生する。赤、金、レインボーへとステップアップすると高額カードに期待大と、まんまパチンコの演出が採用されている。
外れカードもポイントに還元して、また引き直しに使えるのだが、外れにもポイント差がある
引いた金額の半額ぐらいが戻ってきた(金額を投入するほど引ける回数が増えるし、チャンスはアップする)
引いた金額と同じぐらい、少し多く戻ってきた(スロットで言う、共通ベル、リプレイ。また引けるチャンスが生まれる)
何回も引けるチャンスが訪れることにより、「もう少しひいたら何かが起こるかもしれない」「ここまで引いたからあとにはひけない」という感情を揺さぶられる。
5000円が10分でなくなるということは何がやばいのか?
5000円が10分でなくなるというのはかなりのパワーワードです。
もちろん競馬なら1回にまとめて5000円賭ければ、すぐに結果がわかりますが
スロットなら、過去に5号機のミリオンゴッドというかなり射幸性の高い機種が、20分で1万円なくなりました。オンラインオリパも低額でさえそれぐらいの速さで吸い込まれていくのです。
オンラインオリパの危険なところは、要約すれば
- 24時間プレイできる
- 複数業者ある
- レートは業者が自由に設定できる
例えば、スロットもパチンコも5円スロット、1円パチンコだけだったら多くの中毒者を生まないと思われます。20円スロット、4円パチンコの射幸性が危険なのです。
将来的にできるといわれるIR事業のカジノもさらにハイレートなスロットが用意されるらしいです。
一方でオンラインオリパは1回、5000円、1万円がざらにあります。
さらに店舗型と違い、ほぼ無限にオンラインオリパの企画はされます。24時間スマホさえあればプレイできるのです。
この手軽さと危険性は、競馬、競輪、競艇と肩を並べるレベルではないかと危惧しています。
自制心がない、1度でも高額オリパでいい思いをしてしまったら、オリパの射幸性、沼から抜け出すことは非常に難しいのではないかと思われます。
個人的にオンラインオリパは規制したほうがいいと思う
当たらなかったやっかみだろ?といわれたらそれまでなのですが
実際に、過去にいろいろギャンブルをしてきて、オンラインオリパを少しさわったのですが、これは将来的にかなり危険ではないかと危惧しております。
オンラインオリパをするために多額の借金を抱えたり、頭の中がオンラインオリパでいっぱいになってしまう人もいそうです。
身近な人にオンラインオリパ中毒な人がいたとしても、スマホやパソコンをすべて取り上げるというのは、かなり難しい話です。これがパチンコ、スロットなら店舗にいかせないようにするとか営業時間だけは我慢させるとかできますが…
これは危険だなと感じたのは、オンラインオリパサイト側から、ガチャにどれだけお金を使ったかをランキング形式で発表したり、回せば回すほど特別なポイントがもらえて有利になったりと、お金を使うようなシステムを作ってしまっている点です。
複数店舗運営されているので、1回あたりの金額を縛るとしても複数使われたら意味がないのですが、店舗側からあおるような形でやってしまう点は、後々問題になるのではないでしょうか?
また、このオンラインオリパ現象を、スマホのガチャと同列に語る人もいるかもしれませんが、リアルな景品、それも換金したらかなりの額になるため、スマホゲーでも破産したり、身をほろぼしたりする人はいると思われますが、危険性はそれ以上です。
個人的に解決策としては、1回あたりの回す金額の上限と、あたりカードの上限に規制をかけることしかないと考えられます。
ただし難しい点として、現在レートの激しいポケカなどでは1か月前に5万で売られたものが2万にさがったり、その逆も発生しています。
そもそもおおもとのTCGメーカーが、TCGバブルにのっかって、数カートンに1枚のレアカードをバンバンだしているという状況自体が、不健全だなと思うのですが。
上限を決定するというのも、なかなかに難しそうですね・・・・
というわけで、かねてから危険視していたオンラインオリパですが、実際に自分でやってみるとさらに闇が深い、危険であると感じました。