GTAトリロジー完全版 炎上騒動、低評価レビュー、メーカーの品質問題に対する謝罪について  原因と背景をシリーズファンが考える

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私が今プレイしているGTAトリロジー完全版が、海外にて返金騒動が起こり、ロックスター側も謝罪に発展しているほど問題になっているということで、炎上騒動とその背景について、ゲーマーとして考えてみた記事になります。

 

GTAトリロジーがほかのコレクション作品に比べてひどいのかどうか?

このブログは、ゲームに関する時事問題、有名作品レビューを行っています。よろしければほかの記事もお読みください。

 

※このブログは2024年2月23日に加筆修正しております。




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GTAトリロジー完全版 返金要求を複数受け、異例の公式の謝罪

(私が遭遇したバグとして、バイスシティ主人公トミーのアロハシャツのテクスチャが不十分な状態になったままです。セーブポイントからやりなおしても解決されず、一度ゲームを終わることで元に戻りました)

GTAトリロジー完全版は、GTA3、バイスシティ、サンアンドレアスの3作品をリマスターして、GTAVのシステムなどを導入した作品になっています。

 

 

操作性やシステムが変更されているので、リメイクといえなくもないですが、当時のゲーム性や内容がほぼ引き継がれているので、リマスターという見方の方が強いです。

RockStar Games、「GTA:トリロジー」の品質問題を謝罪。近日中に修正アップデートを約束

引用サイトによると、発売直後から、海外ユーザーを中心に、ツイッターのサポートに返金要求が多数寄せられたとのこと。




一番の理由はバグの多さとパフォーマンスの悪さにあります。元の作品がPS2にもかかわらず、PS5であってもフレームルートが安定しないなど、技術的な問題が散見されています。

一方で、ゲームエンジンが異なることで、移植に無理が生じているという擁護も見られます。

 

返金要求を受け、ロックスターは、アップデートによる各種バグの修正と、旧作のPC版を復活させ、予約購入していたユーザーには、追加料金なしでもらえるとのことです。

 

メタスコアなどのレビューサイトでは酷評されており、特にユーザーレビューは荒れに荒れています。その理由をいくつか考えてみます。

 

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GTA6が発売されないフラストレーション

ロックスターは、PS2時代にGTA3を皮切りに数々のオープンワールドゲームを世に出しました。PS3になっても、GTA4、レッドデッドリデンプションという2つの大作を発売したのち、GTAVというGTAの決定版といえる作品で締めくくりました。

 

PS4時代になってからは、完全新作オープンワールドゲームは、レッドデッドリデンプション2にとどまりました。ファンから熱望されるGTA6について、2021年時点では未定です。

 

GTA6の舞台や開発進捗は諸説ありますが、有力な人材、中心人物が抜けているという噂もあります。

新作が発売されていないわけですが、GTAVのオンラインによる収益を継続かつ莫大な利益としてあげているので、GTA6の着手を渋っている側面があると推測されます。




このGTAトリロジーは、過去作のリマスターながら、レッドデッドリデンプション2以来のロックスターの新作として、とらえ、歓迎しているファンも少なからずいたと思われます。

 

開発は、グローブストリートスタジオという委託の形になっているようですが、ふたを開けてみると、バグや不安定な品質問題があったということで、ロックスターに対する不信感や開発力への疑問というものが、沸き起こったのです。

 

また、グラフィックに関しても世界一有名なゲームの1つであるGTAは、新しいハードが出るたびに、過去作のリメイクが期待される作品でもありました。

(場所は異なりますが、上は昼、下は夜の画像です。光源処理が進化している影響で、夜の街並みやライトに照らされた時の描写は非常に美しいですが、昼間のグラフィックはPS2をくっきりと描写しただけのように見えてしまいます)

 

ファンメイドのmodなどで過去作を再現する動画が無数にアップされ、本家のリマスターに対して、並々ならぬ期待をもっていたユーザーも多いですが、ユーザーの想像を超える感動を、ロックスターは与えられませんでした。

 

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7700円は安いのか?高いのか? アプリ作品とライバル作品との比較

GTAトリロジーは、パッケージ版も発売されますが、先行してダウンロード版として販売。日本での価格は税込みで7700円です。決して安い金額ではありません。

 

3作品がリマスターとテコ入れされて収録されての価格。3作品を普通にクリアするだけでも4~50時間ほど要することを考えると、新作分の値段でも文句はないよう思われます。

 

一方で、GTA3やサンアンドレアスは、iosやandroidのスマホアプリとして、1000円未満で購入できるという現実があります。

(北米と日本で表現規制の差はないという動画がありましたが、具体的にバイスシティのあるシーンでは、音声と映像の一部が諸事情により丸ごとカットされています)

もちろん、トリロジー完全版のようなブラッシュアップはされていませんが、当時の雰囲気で安く遊べるならいいと考えるユーザーは多いです。




ライバルは、自社のアプリだけではなく、オープンワールドゲームはGTA3が世に出て、無数に登場しており、新作であってもディスカウントにより2000円未満で買える優秀な作品が多いです。

 

 

あえて、GTAトリロジー完全版をプレイするユーザーは、ノスタルジーでプレイすることや、ゲームの歴史としてプレイするという好事家的な要素は否めません。

 

純粋にオープンワールドクライムアクションを楽しむなら、結局はGTAV一択という流れになってしまいます。

 

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GTAトリロジーの炎上騒動をうけて、ロックスターは今後どうなるのか?

まず、ロックスターは、失った信頼を取り戻すべく、全力でバグフィックスと安定化のためにアップデートに取り組むでしょう。

ただし、サイバーパンク2077の事例が示したように、たとえのちに素晴らしいアップデートが果たされたとしても、発売直後のニュースやレビューは一番目立ち、ネット上に残り続けます。

 

 

リアルタイムに遊んだプレイヤーにとって、発売後の問題や炎上騒動というのは、なかなか忘れがたいものになります。

そして2022年3月発売予定のPS5版GTAVを完璧なものとして提供するように努力されるでしょう。

 

また、GTAトリロジーが成功すれば、GTA4のリマスターなども検討されていた?それともすでに着手されている?という噂もあります。

できることなら、リバティシティーストーリーズ、バイスシティストーリーズも検討してほしいですね。

最新作への着手は、現状行われているか未知数ながらも、ロックスターには解決しなければならない問題が、山積みであるということがわかります。




 

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