コンプリートセレクションモディフィケーションのデルタギアが届いたので、レビューします。
CSMは、予約受注制ですが、配送後もハードオフなどで購入できるため、購入を考えている人や、同じようにデルタギアを購入したけど、他人のレビューが知りたいという人に向けて、記事を書きます。
僕は、20代前半に仕事の給与をほぼ変身ベルトにつぎ込んでいた、変身ベルト野郎です。その経験から、デルタギアの長所や、改善点を提言していこうと思います。
価格は27000円・・・・高いよね(笑)
運良く、予約開始日に予約でいて、一次発送で受け取ることができました。
CSMのファイズギアが2016年だったことを考えると、足掛け3年で555の変身アイテムのCSMもコンプリートされましたね。
2号ライダーのCSMはよく発売されていますが、3号は今回が初めてです。
3号ライダー初のCSM商品
ちなみに僕は、555という作品の中で、キャラは草加が断トツで好きですが、ライダーとしてはデルタが好きですね。
ファイズ、カイザ、デルタはオルフェノクの王を守るために作られており、オルフェノクの巣窟であるスマートブレイン性ですが、結局、人間を守るためにオルフェノクに敵対する存在になったというのが、なかなか熱い。
そして、初期のカイザ→ファイズ→デルタと力は抑えられていきますが、その分変身のリスクも抑えられて行って、デルタに至っては、普通の人間でも変身はできます。
劇中では、おそらくファイズのほうが変身者が多いですが、デルタはラッキークローバーの北崎から始まり、乾、草加、三原という主要三人に変身されたり、ラッキークローバー社長も変身してましたね。
メインキャラの変身者が多く、変身者によって戦闘力はかなり変わってきます。戦いなれている北崎、乾、草加だと圧倒的な性能ですが、三原だとそこまで強くない・・・という塩梅も面白かったですね。
早速、開封
実際に遊んでみた デルタギアレビュー 音声認識の精度はいかに?
デルタドライバーといえば、この左側のシマウマ状になっている白黒のラインがはいったベルト部分が印象的ですね。ファイズとカイザは、携帯電話がベルトの一部になっているという発想ありきですが、デルタは純粋にベルトのデザインだけで勝負という感じです。
ただデカイだけではなく、銃を収納するホルスターをがっちりと止めるという機能的な役割も担っています。
ミッションメモリーが挿入されることで、正面のデザインが一気に繊細なものに変わっていくのもいいですね。もちろん今回もダイキャスト仕様です。
そして、これまでの555CSM同様に赤外線ギミックを搭載しており、デルタフォンのアクションによって、連動してサイドランプが発光します。自分はそこまでこだわりないのですが、これのためだけに単4を使用して、ギミック再現させたのは、すごいよな・・・と感心。
デルタフォンは、原作でも表現されていない着信音が搭載されています。一応これでも電話扱いなんですね。
そして腰に装着しているデルタムーバー。携帯電話はほぼスマホに変遷していますが、デジタルカメラの機能もスマホが一任してしまってますよね。特に最近発売されたiPhone11とかね。
開けば、ダミーボタンがしっかりあります。親父が運動会でも必死にデジカメ片手にとってくれたのは、今思えばありがたい。
デルタギアによって、銃ライダー玩具や、音声認識の新しい道が開いた
携帯とデジカメの当時のハイテク技術が連動して、変身完成と銃になる。本当にこういう閃きというのは、時代を超えても色あせないものです。
デルタは正確には銃ライダーではないのですが、新作のゼロワンもそうですが、銃がそのまま変身アイテムになる仮面ライダーが増えた気がします。
子どもからしたら、変身してそのまま武器になって遊べるのは、価値がありますよね。
今回最大のギミックとしてICチップによる音声認識があります。
YOUTUBERも指摘されていますが、この認識が本当に難しいです。特にジェットストライカー関連はほんとうに20回やって1回ぐらいの認識レベルでした・・・これは俺が悪いのか・・・
一応適当にしゃべるだけで変身してくれたり、セリフボタンおしながら変身すればこちらが何もする必要ないですけどね。
ちなみに三原、北崎がかわって変身することで、変身ボイスを入れる意義というのが、一番感じられる玩具になりました。
(スマホタイプの変身アイテムってあまり出てなくて、今の戦隊もライダーもがちゃがちゃとアナログで動かして、ガジェット感を出している方が受けがいいみたいです)
夜中に「変身!!」と叫びまくるアラサーの姿は、なかなか悲しい。
ただ、その変身のしずらさが返って、「スタンディンバイ!!」と認識したときの喜びにつながるんですよね。おそらく現実なら、オルフェノクにやられています(笑)
変身後も銃をうつためにいちいち「ファイア」と叫んだりする必要があります。この手間が大切なんですよね。なりきり感がアップします。
ミッションメモリーを挿入すると、ガシャンと銃口が突き出されます。これだけでも十分かっこいいです。銃の造形そのものが変わっていくので、違う武器アイテムを触っているような感触。
ちなみに、この状態でポンプアクションをすると何度も「レディ」が聞けます。
他にもオルフェノクの変身音が入っています。またBGMもいろいろ収録。特にEGOはうれしいですね。平成ライダーのEDの中で、剣の「覚醒」と555の「EGO」が一番好きです。EGOは1番と2番の歌詞がそれぞれ草加と乾(または木場)の心情を示しているというのが熱いですね。
ちなみにデルタギア収録のEGOもフルではなく、イントロのあとにいきなりサビというED仕様になっています。両方収録してほしかったというのが本心ですが、片方だけならこちらで正解ですね。
また、三人同時変身の時にながれた特別仕様のOPも流れますね。
最近のCSMはファンアイテムによりすぎて、再現度もそうですが音声ギミックを増やしまくったり、ボリュームを重視しまくったりしています。一度きりの企画でリッチなものをつくるのはいいですが、久しぶりに2019年の技術を感じられる機能が導入されて、遊びながらワクワクすることができました。