遊戯王アーリーデイズコレクション発売決定 リアルタイムで遊んだGB遊戯王を遊ぶ 面白かったのか?各作品のシステムについて解説

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先日、東京ドームで行われた遊戯王のイベントは大盛況だったようで、参加者に配布されたカード、販売されたプレミアムパックなどは、すでにメルカリをはじめ高額で転売されています。

そこでの告知として、「遊戯王アーリーデイズコレクション」という遊戯王のゲームボーイからGBAにかけての作品たちが、収録されたコレクションがコナミから発売されることが告知。

現時点では、switch、スチームでのリリースが決定されており、ゲームボーイカラーの4作目と、GBAの6作目が収録決定となっています。

小学生から遊戯王漬けだった筆者が、当時の思い出を振り返ります。

 

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1作目 ゲームボーイ 遊戯王デュエルモンスターズ

1作目は98年に発売。

当時、OCGもまだスタートされておらず、やっていたのはカードダスのバンダイのカードのみ。

そのため特典でカードはついてきたものの、本作オリジナルのカードになっています。記憶が正しければ、光の護封剣だったと思います。あれ昔は強かったな…

生贄召喚などのエキスパートルールは全くなく、いきなりブルーアイズが出せるというそういうカオスな環境でした。

また初代GBだったため、処理性能も遅く、バトルフェイズはかなり長めでしたが、それは次作で改善されます。

ゲームシステムはこのころからすでに完成されており、1ステージ4人に5勝ずつすると、先のステージに進み、ボスのペガサス撃破を目指します。

特定のキャラクターに10勝ずつすると、そのキャラ特有の強いカードがもらえます。そして100勝すれば海馬ならブルーアイズなどがもらえ、当時何戦もやっていましたね。

そして、GB版の初代を語るうえで、欠かせないのは、大会の優勝賞品のステンレス製、カオスソルジャー。このカオスソルジャーは世界に1枚であり、現在も消息は不明。

販売されたら億はくだらないといわれています。幻のカードというこの言葉だけで、デュエリストは心躍りますね。

一作目であり、OCGもなかったことから、かなり粗の目立つ作品でしたが、記念すべき一作目でした。

 

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遊☆戯☆王デュエルモンスターズII 闇界決闘記

ハードはゲームボーイカラーに進化し、BGMも非常に明るく、進化しております。

最大の進化は、バトルフェイズが高速化し、順当に進化しております。

しかしながら、まだエキスパートルールは採用されておらず、どれだけパワーカードをいれるかが勝負の決め手に。

本作から導入されたのが、「デュエリストレベル」と「デッキキャパシティ」。

個々のカードには数値が設定されており、その数値以上のデュエリストレベルでないと扱うことができず、40枚のカードの総数値がデッキキャパシティを超えると、デュエルできないようになっています。

そのため、繰り返しデュエルしないとデッキを強くすることはできなくなります。

一見、インフレ防止の良いシステムなのですが、後の作品になると、ゲームバランスの悪化の要因になり、プレイヤーはエースカードを3~4枚しかデッキキャパシティの関係上いれられないのに、敵は40枚すべてがパワーカードという事態も

召喚魔族というゲームオリジナルシステムも追加され、これは召喚魔族の相性で勝てば、どれだけ攻撃差があっても倒せるというシステム。

 

あとは、罠カードが設置できるようになりました。

2作目といえば、東京ドームでの混雑を極めた大会だったり、あとは封入カードがOCGカードになりました。

 

ホーリーナイトドラゴンや、完全究極体グレートモスは、封入率が低いといわれ、現在でもかなり高いレートで取引されています。

一方で外れカードは特定の属性しか強化できないというとことん外れっぷりを極め(速攻魔法の速攻のほうが使いやすいから)ました。

現在でも2作目の未開封品がオークションなどに高額で出品されているのですが、中身が違う、いわゆる詐欺商品も多いです。

 

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遊☆戯☆王デュエルモンスターズIII 三聖戦神降臨

個人的に遊戯王初期のGB作品の中で一番やりこんだし、面白かったのがこの3作目。

とうとうリリース召喚のエキスパートルールが採用され、ゲームバランスは格段に良くなりました。

さらに、本作独自の要素として、コントラクションという上下のパーツを組み合わせ、独自のカードを作るというもの。

パーツがそろえば、低レベルで攻撃力2000のレベル4という当時としては、夢のようなモンスターを作ることが可能です。

CPUもかなり強くなり、裏ボスも登場。裏ボスは禁止カードを3枚盛り込むというカオスぶりでした。

ゲームバランスの変化、BGMの強化、よりOCGに近づいた内容として、当時としては大げさかもしれませんが、OCGシュミレーターに最も近かった作品。タッグフォースが出るまで、個人的に最高傑作でした。

 

 

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遊☆戯☆王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記 遊戯デッキ/城之内デッキ/海馬デッキ

歴代でも屈伸売り上げを誇り、ジャンプでも遊戯王が最も盛り上がったバトルシティ編を題材とした4作目。

ポケモンのように3作品にわけて、それぞれ使えるカード、入っている特典も異なりました。

私はラーが欲しかったので、城之内デッキを購入しましたが、これが実は最強デッキでしたね。

まずカードゲームでありながら、3作品それぞれに使えるカード、使えないカードがあるというのは、選択の自由度が減り、やりこみ要素がなくなります。

3作目よりも膨大なカードプールがあって、3等分ならわかりますが、たんに3作目からボリュームダウンしているのです。

さらにルールもOCGと乖離し、生贄に基準となる下級カードは攻撃力1350以下という決まりになりました。

当時レベル5で1350という「このカードどうやってつかうの?」とおもっていた、レオ・ウィザードというカードが、一気に4作目ではトップメタになったのです。

倒されにくい、黒魔族のレオ・ウィザードに対して、1200の幻想魔族をぶつけるというのが、ありましたね。

そして、本作はゲームバランスも悪く、後半の敵は当たり前のように1350のモンスターをそろえているのですが、こちらは、1350のモンスターをいれるといっきにキャパシティを圧迫するということで、全く勝てず、CPUは過去で一番つまらない印象を受けました。

ゲームの構成、BGM、対戦相手はほぼ3の流用であり、いかに3が優れていたかの証明であるとともに、4作目でありながら、ルールを縛るだけで出したということで、ファンからの評判も芳しくありません。

 

ここから遊戯王はGBAとなり、また様々な作品をだし、評価が二転三転します。

そして、ファンに絶賛されたタッグフォースの発売も控えることになります。

個人的に今回のアーリーデイズコレクション、一番期待するのはPSの真デュエルモンスターズ封印されし記憶が入るのかどうかですね。

続報を待ちます。