人生30年生きて、いろんなものを食べてきた自負があるのですが…
さすがにピータンは食べたことがなく、成城石井のレジ前で待っているときに偶然見かけ、このタイミング逃したら、たぶん人生でピータン食べることないだろうなと頭の中をよぎって、買いました。
結論から言えば後悔していますが、いい人生経験ができました。
(ネットでも簡単に買えます)
ピータンってどんな料理?
ピータンは主にアヒルの卵で作られるのですが、他の卵でも作られることがあります。
卵を木炭や灰、塩などと一緒に粘土で包んで発酵させることにより、白身の部分が真っ黒、中の黄身がグレーに色づいたとてもインパクトのある見た目に仕上がるとのこと。
中国でつくられたピータンです。値段は160円です。卵を加工して作ったと考えれば、妥当な金額でしょうか。
中華街でとかでも売られているらしく、まとめて買ったら安く買えるみたいです。
ピータンを食べた感想 アンモニア臭と味はまずい?
外側はプルプルで、まるで黒糖ゼリーみたいな見た目。これだけ見たらおいしそう
なかは、そのままかぶりついてしまったので、汚くて写真にとりませんでした。
外側のプルプルな黒い部分はとくにこれといった味はなく
中の黄身の部分に濃縮されていました。確かにすべて真っ黒で固形にはなっているですが、こってり濃厚な舌触りをしており、まさに珍味と行った感想。
アンモニア臭がするとネットで書かれて、そんなにきつい匂いは感じられなかったものの、ネットの情報が頭に入りすぎて、脳内で「アンモニア臭がするぞ」って勝手に想像してしまったのが駄目でした(笑)
塩見は強いのですが、酸味も強く、のどにカーっと突き刺すような後味になっており、炭酸のお酒をそのあと流し込むように飲んだのですが、のどのひりひり感は数分続きました。
ちょっとのどが痛いとか不調の人は避けたほうがいいです。
おいしかったかどうかといわれると、普通のゆで卵の3~4倍ぐらい濃厚な風味で、かにみそみたいな味わいも乗っかってきて、一瞬「ものすごく贅沢なものを食べている」という幸福感はあるものの
アンモニア臭と、強い塩味、そして最後に酸味がやってきて、あまりよい体験にはなりませんでした。
まずいというよりも不快感が強い食べ物だなと感じました。確実に癖はあります。
これを飲み込めたら、ピータンにぞっこんになるかもしれませんね。
間違いなく酒のつまみとしては優秀な味です。
あのお酒の風味の強い瓶のウニが好きって人はピータン好きかもしれませんね。
ピータンに負けないぐらい個性の強い酒を用意しないと、厳しいかもしれません。