映画 仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐をいまさら感想とレビュー 

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仮面ライダーギーツの映画をレビュー

今回は、2年前になるがギーツの夏映画

「4人のエースと黒狐」を取り上げます。

ちなみに2024年11月時点、アマゾンプライムで鑑賞することが可能です。

 

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映画 仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐のあらすじ

本編のメインキャストはもちろん、物語登場からDGPに参加してリタイアした人々もあらためて登場するという、ある意味集大成のような作品。

脚本を手掛けるのは本編も手掛けた高橋 悠也氏。

 

メラとメロという男女カップルが敵として立ちはだかります。彼らは未来では指名手配の極悪人であり、現代を亡ぼした犯人といわれています。

現代はジャマトの暴走により植物化が進行して、人が住めなくなって、メタバース化して自由に肉体を入れ替えられるようになったのが、未来人といわれています。

 

仮面ライダービルドのエボルのような純粋悪で、破壊を楽しんでいます。

 

メラはあまりにも強力なギーツマークⅨの力を落とすために、主人公の英寿を4つの力に分散。

力、知力、運、そして心に分割された英寿は4つの別れた世界で仲間と共闘するも、力、知力、運はメラにとらえられてしまい、クロスギーツにメラは変身します。

 

映画の面白い点として、本編で圧倒的な力を持っておりファンからしても「どうやってギーツⅨを倒すんだよ」という問題提起に脚本家の高橋氏がかなり正面から向き合った作品になっています。

本編でもスエルは真正面からギーツⅨと戦うことを避けて、ツムリを利用して、変身のとけた英寿を撃ちます。なかなかショッキングでしたね。

 

というわけで、今回の敵であるメラは変身さえもさせないという方法に出たのです。

 

 

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映画 仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐 特撮評価

特撮的な面白さはやはり、中盤でメロが力を奪ってクロスギーツが登場してからになります。

映画の時間的な縛りがある中で、ボス敵が力を集めるために計画に動くというのは結構珍しく

 

多くの特撮映画のボスというのは急にあらわれて、圧倒的な力を見せて、主人公サイドが対処するということが多いからです。

変身してからのメラは圧倒的な力で、桜井や道長を蹴散らしていきます。

 

クロスギーツの戦闘スタイルは、非常に派手で、メラの性格を反映してややふざけながら戦う、しかし圧倒的に強いというなかなか魅力のある敵です。

個人的に良かったのは、ただクロスギーツが強いだけでなく、景和のタイクーンブジンソードがかなり善戦したことですね。

 

ブジンソードもツムリの神の力をうけて作られていますから、スペック上はギーツⅨから大きく劣っていないはずなので

あと、闇落ちしてから仲間に戻ると特撮もゲームもたいてい弱くなるんですが、ブジンソードはしっかり強く、2号ライダー最終フォームの中では、トップクラスに強いんじゃないかなと思っています。

 

プレバンからブジンソードバックルが届くのが楽しみです。

 

そして、待望のギーツワンネス。劇場版限定フォームで、急造フォームながら現在でもかなり人気のあるフォームであり

ガッチャードライバー早期購入特典だったにもかかわらず、プレバンでちゃんとpremiumDXが発売されるぐらいでした。

 

ギーツワンネスは、単一、唯一という意味で、心だけの状態になった英寿がみんなの力を集約させて変身したフォームになり、メラのクロスギーツを圧倒するほどの強さです。

 

赤と白の洗練されたデザインのギーツⅨと比べて、ワンネスは七色に発光しており、ストレートに派手な見た目をしています。

本編では、知力、武力が圧倒的でスタンドプレーで終始支配していた、俺様キャラな立ち位置だった英寿でしたが、映画では力を失いみんなの力を借りて戦うというかなり特撮的なカタルシスを味わえるようなキャラになりました。

 

だからこそ、今なお、ギーツワンネスって一定の人気があるんでしょうね。