ちゃんごくし 2026年1月サービス終了 なぜ失敗したか?の考察 クレジットカードの円決済だけでNFTの売買ができる点は評価

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岡本吉起氏がゲームプロデューサーとなって話題を集めたBCG企画の「ちゃんごくし」が2026年1月にサービス終了になった

筆者はサービス開始当初からゲームを遊び、課金もしていて、NFTも購入しており、おそらくプロジェクトにNFTとゲーム内課金をあわせて3~4万円ぐらい投じたと思う。

 

この結果は残念に思うが、NFTに対しては元販売価格での払い戻しがあるらしく、そこは誠実な対応だと思う。

 

多少遊んだユーザーとして、負けに不思議な負けなしということで、失敗した理由について深堀していく。

 

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ちゃんごくしシリーズ失敗の要因 可処分時間とゲームのクオリティ

NFTゲームという存在が発生したとき、NFTを買えば、他のゲームでも使いまわすことができるぞ!!って宣伝文句があった。

それを実際に有効活用できた例はまれで、ちゃんごくしは、NFT武将を獲得すれば、5つのゲームで使用することができる。

 

例えば、曹操をNFT武将でもっていれば、5つの異なるゲームで最初から曹操を獲得して遊ぶことができる。

NFT武将を持っていなければ、ガチャなどで獲得するしかないのだが、5つのゲーム全てのガチャで当てることは難しいし、課金ガチャもあたるかどうかは結構渋いらしい。

 

ゲーマーからしたら楽しそう、可能性を感じそうと思うが

「そもそも現代人に複数のアプリゲームを遊ぶ余裕はない」

ちゃんごくしプロジェクトを遊ぶだけでも大変なのに、これは皮肉なことにユーザーの中には、岡本氏が立ち上げにかかわった「モンスト」を遊びながらちゃんごくしを遊ばれている人もいただろう。

複数のアプリゲーを遊んでいると1つのゲームのログインボーナスを得ようとするだけで、結構面倒でしんどいのだ。

各社はいかにアプリを立ち上げるストレスを下げ、動機を高めるかに腐心している。

 

あと元も子もないが、ゲームクオリティは標準以上だったとおもうが、ダントツに素晴らしいものではなかった。

この意見には個人差があるので、特に言及しないが、ジャンルもありきたりであり、2,3個をさらに煮詰めて作りこむほうが勝機はあったかもしれない。

 

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ちゃんごくしシリーズ失敗の要因 美少女ゲームの飽和

アプリゲーについて、モンストやパズドラという古参の覇権を除くと、FGOやウマ娘など、美少女が活躍するゲームはもう飽和しているといっていいと思う。

ちゃんごくしは、三國志の英雄を美少女、美女にしたものだが基本的にゆらゆら動く2D絵だけであって、所有欲を満たすものがない。

 

所有欲で言えば「原神」が頭一つ抜けていて、3Dモデルのキャラクターで、有名声優のボイスが大量に入っていて、アクションやボイスをいろいろ楽しむことができる。

近年のアプリゲームは、ポケモン路線か美少女路線かの2択になっているものが多く。

 

たまーにえげつないオープンワールドゲームがでるなぐらいだが、ユーザーの関心は飽和しており、活路を見出すのが難しい状態になっている。

 

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ちゃんごくし失敗の要因 岡本吉起氏の宣伝力の弱さ

これはあくまで、数多の失敗要因の1つに過ぎないのだが

元カプコンの重役で、モンストの生みの親である岡本吉起氏が、ゲームに関係する最後の仕事、プロジェクトとしてちゃんごくしに関わっていたのだが

 

本人のチャンネルは、ちゃんごくしリリース後でも、投資の話(サブチャンネル)だったり、モンスターハンターNOWの話だったり、もっと本腰をいれて自分のチャンネルで宣伝してほしかった…というのがユーザーとしての本音。

一方で、岡本吉起氏が宣伝してもヒカルやホリエモンレベルの宣伝力ではないし、自分がかかわっているゲームを宣伝しても宣伝力は弱いのはわかる

 

モンストだって、ゲーム業界を多少みている筆者ですら、だいぶ後年になって、岡本氏がかかわっていたことを知ったぐらいだ。

だから、ゲームの普及力の本質は宣伝力ではなく、ゲームの面白さ、ユーザー同士の口コミが本質なのは間違いない。

そうであっても、もう少し本人が本腰をいれている姿勢が見たかった。

 

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ちゃんごくしシリーズの考察 仮想通貨を排除したのは正しかったのか?

ちゃんごくしシリーズの一番の特色として、「円決済だけで完結する」という点だ。

BCGというのは、基本的に独自の仮想通貨やトークンでやりとりされる。

BCGメーカーはゲームを盛り上げ、プロジェクトを注目させ、投資を募ったりして、独自の仮想通貨、トークンを発行して、その利益で大きく稼ぐ。

しかし、安定かつ長期的に成功しているBCGはほぼないといっていい。

 

その利益をある意味、ちゃんごくしは捨てて、NFTの売買でユーザーがBCGを体験できるように設計している。

BCG初心者が思い描く、ゲーム内でレアリティの高いアイテムを売買できたらなという欲望をかなえるものになっている。

 

しかし、その代償として運営は利益をあげなければならないため

NFTの売買にかかわる手数料であったり、ゲーム内の課金、広告によって収益化を図っている。

課金そのものは、トークンを発行するBCGでも煽っていることなので珍しくないのだが

 

  • ちゃんごくしユーザー→NFT武将を長く保有して、ゲーム人口が増えて上昇して利確したい、または遊びたい
  • トークンありきのBCG→ゲームをプレイして順位を上げたり、良い成績をおさめればエアドロップが多くもらえるから、そのためにゲーム内課金する

 

ちゃんごくしでもゲームをやりこむことでもらえるNFT武器などがあるが、完全な先行者利益になっており、10円ぐらいでも売れなかった。

そして、BCG運営が最大の武器としている「エアドロップ」をちゃんごくしは使えないから、ゲーム内課金をあおることが非常に難しかったと推測される。

 

裏を返せば、エアドロップしておいて、なかなか上場しない「詐欺」といっても差し支えないプロジェクトもあるわけだから、ちゃんごくしは値動きは少ないが、良心的なプロジェクトだったかもしれない。

開発者は、ゲームが充実し、NFT武将の価値が1年に2割ずつあがってほしいようなことを話していたが、現実はそこまで甘くなかった。

 

 

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ちゃんごくしの今後について、BCGに求められること

今年、それなりにBCGゲームを遊んできた自負はあるが

正直、面倒くさいものが多い。

海外の仮想通貨取引所つくって、国内でもつくったりして、メタマスクつくって、手数料のためにイーサリアムいれたりして、アドレス貼り間違えないかGOXになっていないかドキドキして送金して…

まぁうんざりする。正直言って。もっと簡略化できないのかと。

そして、行きすぎたら、オンラインカジノのように急速で取り締まられる危険性もある。

同じ1万円、さらにいえば10万円使うんだったら、株を買ったほうが時間もかからないし、将来性もはるかに高い。

断言しよう。現在のBCGで投資をする価値はほぼ0だ。いやむしろマイナスといっていい。

そんな中で、クレカの日本円だけでNFTかえて、ゲームで使えて、不要になったら売れる

という、限りなく令和のBCGのハードルを下げた…しかし結局稼げた人は、販売抽選に買って、高く売り抜けた人だけという転売的な終わり方をしてしまったのは、残念でならない。

ちゃんごくしのプロジェクトはいったん終了したとしても、これを別の大型メガコンテンツが行えば可能性はあると思う。

「そう信じたい」

まだこの段階だ。

 

 

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