Gears of War: ReloadedをPS5でプレイしたレビューになります。
本作は日本での発売がゴア描写の関係で見送られ、北米版のみでしか手に入りませんが、ローカライズは最低限されており、日本のPS5で北米版も遊べます。
過去にレビューした、カリストプロトコルやデッドスペースリメイクみたいな感じですね。
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Gears of War: Reloaded TPSを家庭用ゲームで遊びやすくした金字塔的な作品
初代ギアーズリローデッドの経緯はやや複雑で、1作目がXBOX360で2006年に発売され、2015年に「Gears of War: Ultimate Edition」としてリマスター化。
そして再度今回は4K映像に対応したり、フレームレートが向上しています。

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ムービーシーンと炎のテクスチャなど、現代基準で見てもアンリアルエンジン5の作品に比べると見劣りするものの、鑑賞には耐えうるレベルです。ただ、フルプライス作品なんですよね…
初代の完成版ではあるものの、リメイクではないのでPS5の最新ゲームと比べると若干見劣りはします。でも十分綺麗なゲームだなと感じるでしょう。
ゲーム性に関して言えば、当時の「バイオハザード4」を参考に、カバーシューティングをプラスした作品で、マイクロソフトの「HALO」シリーズが、家庭用に特化させたFPSであるならば、ギアーズは家庭用に特化させたTPSといえるでしょう。

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強ポジ的な、カバーしていれば全く当たらず、一方的に敵を攻撃できるような場所もあれば、カバーする遮蔽物が低いと、チクチクとダメージを受けます。
ワンボタンでカバー、ダッシュ、ローリングが可能であり、アサルトライフでも照準の範囲がひろいため当たりやすく、腰ダメであってもある程度戦えます。むしろ腰ダメを使わないとちょっと厳しいってところもあったりします。

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(カバーしながら射撃も重要なテクニック)
難易度はノーマルでプレイしましたが、一部ステージを除けばそこまでストレスなくサクサクと進みました。
キャンペーンモードは、ストーリーもしっかりあり、ただ撃ちまくるだけでなく、時に通常の銃器がきかない敵に対して、隠れながら戦ったり、暗がりにとどまると大量のコウモリ型のモンスターにあっという間に倒されたりと、ステージごとにバリエーションが豊富です。

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(屋内でステルスした後に、屋外にでて使用できる衛星武器?のドーンハンマーで返り討ちにする)

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ボス戦はちゃんと弱点となる部位に攻撃する必要があり、的確に攻撃をかわしながら、短い時間で狙う、まるでスタイリッシュアクションを遊んでいるような陶酔感を味わえます。
また、ギアーズ独自のシステムとして「タクティカルリロード」が存在します。
これはリロードボタンをおして、バーを特定のタイミングでとめると素早くリロードを完了でき、ジャストタイミングだと攻撃力も上がります。音ゲーみたいな要素です。逆に失敗したら、リロード時間がかなりかかるので、リスクリターンのあるシステムです。
成功すると主人公のマーカスが「ナーーーイス」と叫んで、軽快に動いて攻撃するので、なかなか爽快感ありますね。
クリア時間は7時間と隙間時間で遊ぶことができて、アーケードゲームのように短い時間でも大きな刺激が得られるような楽しさがあります。
体力は最近のFPSと同様に自動回復制になっており、上限をアップすることなどはできません。
裏を返せば、探索は弾を回収するぐらいで、慣れればステージを直進し続けて楽しむ、リニアなゲーム性がそのままスピーディーなゲーム性に変わります。
慣れてきたら、ローカストの出現ポイントも把握するので、そこをねらって爆弾を設置しておいたり、近くのカバーポイントに照準をあわせて、先打ちするなどできます。
Gears of War: Reloadedの欠点 システムは当時から完成されているが、細かい点は2006年のゲーム
ある意味、原始的なTPSなのですが、さすがに2025年基準で遊ぶと古臭い、まだ改善の余地がある要素があります。もう5作品も出ている作品なので、最新作を遊んでみたいですけどね。
欠点を上げていくと
背景が常に薄暗く、目的地が表示されないのでどのドアが通れるかわかりづらい。
1作目なので武器の選択肢があまり豊富ではない。基本メイン武器を2つ使って、アサルトライフルと遠距離系を装備しておけば問題ない作り
本作の代名詞であるランサーアサルトライフルから繰り出されるチェーンソー攻撃ですが、攻撃中は完全に無防備で他の敵にやられたり。やられたら爆発する敵も中盤以降でてきますが、巻き添えをくらって死にます。
代名詞であるこの近接攻撃が死に技になりつつあって、それなら至近距離からアサルトライフルくらわせたほうが効率が良くなります。
元のゲームをそのまま移植したのか、敵と味方のAIが一部ポンコツです。無意味なカバーを繰り返したり、壁にひっかかってピクピク動くなど見られます。
特にバディであるドムはほっておくと猪突猛進して、勝手に死にます。本当に困りましたね。

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(味方AIは適切に指示を出さないと勝手に死にます。ただこれぐらいの方がゲームとしてやりごたえはあるのかも。最高難易度で遊んでいないので、本当の苦しみは不明)
敵の物理エンジンもややおかしく、アサルトラフルをぶっぱなしたのに、なぜか前方に吹っ飛びます。こういうやられたときのリアクションによって、プレイヤーは爽快であるかどうか感じるので、ちょっと残念です。
ゲーム全体の流れも、戦闘→通信→ムービー→戦闘を繰り返すような形で、7時間のプレイ時間でしたが、マンネリしてしまいました…
また少し古さを感じさせるのが、チェックポイントの長さです。一部「ちょっとチェックポイント長いな」って感じるポイントがあります。
またバグなのか、長時間プレイするとPS5のマイクのノイズがひどくなります。
しかし、PSコントローラーとSTGの相性は抜群で、臨場感は良かったです。
1人用のカバーアクションSTG自体が、いまジャンルとしてあまりでなくなっていますが、後発で出た、プラチナゲームズの「ヴァンキッシュ」が個人的に時間停止のシステムがかなりよくできていて、面白いです。
Gears of War: Reloadedはなぜ日本で発売禁止になってしまったのか?
なぜ、今回のギアーズリマスターが日本のPS5で発売されなかったというと、おそらくゴア描写によるものと思われます。
これはカリストプロトコル、デッドスペースでも同じことが言えるのですが、クリーチャーやモンスターの切断や爆発に関しては、まだ肝要ですが人間の場合はかなり厳しくなる傾向にあります。
本作の主人公マーカスも簡単に粉々にくだげてしまいますし、道中では敵のローカストによって犠牲になった人々の非常に凄惨な姿を目の当たりにします。
リアリティや世界観を説明するために、必要な描写ではあるものの、人が簡単に死んでいき、ひどい姿が無数にさらさえるというのは、日本での発売が難しいのでしょう。
そして、残念ながら本作はローカライズが中途半端です。ムービーは日本語音声だけど、ゲームプレイ中は英語音声です。
おそらくゲームプレイ中にいくつかの追加要素があったから中途半端にいれるぐらいなら、ムービーとゲームプレイで分けようとしたのかも?でもできるだけ日本語音声を入れてほしかったですね。
ということで、以上が現代によみがえったギアーズオブウォーのプレイ感想でした。
当時、大学生のころに友人が遊んでいたのを知っていつかプレイしたいと思っていたら、もう15年ぐらいたちました(笑)。
今遊んでも全く色あせない部分もあるし、逆に現代のゲームはさらに遊びやすく進化したんだなって唸ることもできます。
やって損はないですが、XBOXだとゲームパスで遊ぶことができて、PS5打と北米版の高価な価格で遊ぶことを考えるとちょっと悩ましいですね。
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Dead Space デッドスペース リメイク クリア後ネタバレ レビュー・感想 デッドスペースでしか遊べないTPS 恐怖と快感のバランス

