衝撃の結果速報 WBCバンタム級王座決定戦 井上拓真VS那須川天心の感想と結果 ネタバレ 細かいがしかし確実に広がっている差はなんだったのか?

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井上拓真VS那須川天心、WBCバンタム級井上拓真VS那須川天心は世紀の一戦といわれた。

今回はあまり戦前の予想動画を見なかったし、そもそも井上拓真の試合はフルで見たことはなかった。

 

試合は那須川天心が人生で初めての公式戦初黒星。

井上拓真は敗北し、王座陥落を経て、不屈の精神で蘇り、多くのボクシングファンを感動させた。

 

しかし、那須川天心に対する評価もキックボクシング無敗で鳴り物入りで入ったが、評判通りの強さを見せ、彼も真のボクサー、ボクシングファンを唸らせるボクサーとして評価されるべき選手にまで成長した。




今回の勝敗を分けたのは、12R戦った経験値と、ボクサーとしての引き出しの多さだったように見える。

井上拓真はキャリアで21の勝利の中でKOは5回であり、ハードパンチャーというより、無尽蔵のスタミナで的確にポイントを取っていく相手だった。

 

それが那須川にとっては災いして、同じタイプで、上位のレベルが相手だったという結末になった。

序盤は那須川は縦に細かく動く井上に対して、那須川は弧を描くようにすり足気味に動きながら、人並外れた動体視力をいかんなく発揮して、井上のパンチをかわしながら的確にストレートをあてていった。

 

リーチをいかし、反射神経をいかして的確にストレート、ワンツーをあてる技術は、井上よりも那須川の方が優れていたが、それ以外のフック、アッパーなどの複合コンビネーションについてはすべて井上が上回っていた。

特に中盤以降はアッパーを3連×2というなかなか見られないコンビネーションを見せることで、那須川のガードを揺さぶり、試合の主導権をとっていった。

 

井上の反射神経やフットワークも、那須川が対峙したことない高次元であり、那須川の一辺倒なワンツーも、見切られ、そこからカウンターを那須川がもらうという場面が多々見られた。

しかし最も驚異的だったのは、判定で勝ち続けてきた井上の驚異的なディフェンス力であり、ディフェンス力で言えば、兄の井上尚弥と同等か凌ぐかもしれない。




那須川のジャブでさえも中盤以降は的確にガードし、ロープ際に追い詰められても冷静にガード、そこからパンチをかいくぐってのクリンチ。クリンチ技術は随一といわれているが、どのクリンチもパンチの速い那須川が相手なのに全く危なげなく成功させた。

ガードの態勢も素晴らしく、完全に動かず、ダメージを受けていないことがアピールされているので、那須川にポイントを付けることが非常に難しい。

 

逆に井上のパンチは那須川のガードやスウェイを微妙にかすめて顔面にヒット。那須川も超人的な反射神経で後ろにそらしてダメージを逃がすのだが、完全にガードして動かない井上にくらべて、ジャッジの印象は悪い。

この微妙な差が、確実に試合が進むにつれて広がり、終わってみれば圧倒的な差を生んでしまった。

 

那須川は足で攪乱するという得意のスタイルを見せようとしたが、その時にまるで兄の井上尚弥が憑依したかのように腕を開いて、上半身の細かい動きだけでフェイントと避けを披露。

動いても井上、動かなくても井上、まさに手も足も出ず、メンタルさえも那須川は削られてしまったかもしれない。




しかし、素晴らしい試合だった。もちろん両者がダウンしあって死闘を制するみたいな試合も面白いと思うが、このようにいかに相手の得意なスタイルを封じて、精神を摘んでいくかという試合も面白い。

そう思うと、拓真も尚弥と同様に、圧倒的な努力と研究に裏打ちされた分析によて、相手の行動をすべて封じて、戦意を喪失させるという悪魔のようなボクシングを見せつけてくれた。しかも相手は那須川天心…

 

次はどうなるのだろうか…おそらく井上拓真は堤にリベンジしたいはずだ。堤はドネアの試合を控えているが、どうなるのか。

ますます目が離せない。

そして、井上拓真が堤の敗戦を乗り越えて、新しいストーリーが生まれ、新しいファンを獲得したように、那須川天心もこの敗北で新しいストーリーが生まれたかもしれない。

ダイレクトリマッチされる可能性だってある。

まずはこの年末にふさわしい素晴らしい試合を2選手ともありがとうございます。ゆっくり休んでください。

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