超RAIZN3 結果速報と感想 PPVで初めて観戦した感想

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アベマのPPVで平本蓮応援パック(シール付き)を購入して、後半だけみていたので、試合の結果と感想をまとめてみた。

個人的に後半の4試合はどれも見どころがあって、面白かったし、判定にもつれ込んでもあっという間の15分だった

 

 

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平本蓮VS朝倉未来 1ラウンド平本蓮KO勝利

1R5分間の5ラウンドマッチで、1ラウンドごとに判定されるという超特別ルール。試合巧者の朝倉のほうが有利なルールじゃないかといわれており

 

下馬評でも、今回は格闘に完全専念している朝倉が有利だろうといわれていた。

それがなんと1ラウンドであっという間にKO勝利。

しかも、朝倉が得意なカウンターでクレバーにKO。相手の右ストレートをさそって、そこをかぶせるように左フックで見事にヒット

 

クリーンヒットしながらも、さすがの朝倉もふらつくことなく対応、平本無理にラッシュはせず、やり直しさらに再びカウンターをあびせて、ここでラッシュをかけてKO

非常にドラマティックなバトルだった。

平本は勝利者マイクで「引退しないでください」と朝倉に感謝を述べる。

1ラウンドでの終了のためダメージもそこまでたまっていないため、もう1,2試合できるのではと思いたいが、問題なのはメンタル状態だ

 

個人的に朝倉未来がいたからこそ、ここまでライジン、総合格闘技がプライド以降もう一度盛り上がったわけだし、最大の功労者の一人であることは誰もが認めること。

そして、若年層にも多大な影響をあたえているブレイキングダウン。

もちろん、朝倉の才能は格闘技にとどまらないわけだが、もう少し現役をみたいという層もいる。今後の動向に注目だ

 

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安保瑠輝也VSマニー・パッキャオ エキシビジョン3Rドロー

生きる伝説マニー・パッキャオ

当初は鈴木 千裕が予定されていたが、怪我により、代打で出場した安保瑠輝也が善戦した。

身長差とリーチ差が大きいとはいえ、百戦錬磨のパッキャオに太刀打ちできないだろうと思われていたが、パッキャオの年齢によるスタミナの衰えなどもあるのか、後半は、打ち合いになっても安保が終始試合をリードしていたように見える。

 

ただし、1ラウンド、2ラウンドまでは空を切ったパッキャオのフックコンビネーションがすさまじい早さであり、あれをしっかりかわしきってスタミナを消耗させた安保サイドの作戦勝ちだったかもしれない。

 

KO宣言したパッキャオと、良い試合をしようとした安保との差もあり、できれば5ラウンドぐらいのファイトが見たかった。

 

 

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斎藤裕VS久保優太 2ラウンド久保KO勝ち

方や当時勢いのあった全盛期の朝倉に勝利して、総合格闘技ドリームをつかんだ斎藤と、方や大晦日でシバターの策略にはまってしまい、格闘技人生での汚点をつくってしまった久保

 

さらにライジンのチャンピオン経験者と、K1チャンピオン経験者の異種格闘技戦の側面もあり、個人的に一番見ごたえのあった試合だった。

 

久保はシバターに負け、世間から八百長だったのではないか?というバッシングも受けながら、現在のような総合格闘家としてのフィールドを与えてくれた榊原会長に感謝し、研鑽をつみ4連勝して、斎藤と戦うことになった。

周囲ではまだ早いといわれていたが、結果的にかなり久保が試合をコントロールしていた。

 

下馬評では打撃の久保と、組技の斎藤といわれていたが、斎藤も朝倉とフルファイトできるほどの打撃力とタフさを持っている。

一方で、久保も総合格闘技の試合を重ね、タックルされない間合い、つかまれたときのはがしかたなど、かなり研究、努力しており、お互いが短所を短所と思わせない戦い方をしていた。

 

序盤は久保がけん制の蹴りを何発もいれるかと思ったが、意外にも冷静に距離をあけて、斎藤の攻撃をさそいながら、的確にカウンターをあてたり、距離をあけることで、斎藤の有利なタックルを食らわないような判断力もあった。

一方で斎藤は打撃だけでは判定にもちまれると分が悪いので、2Rからは無理な態勢から距離を詰めざるを得なかったが、そこも久保にかわされ、冷静さともうすぐ2Rが終わり3Rを考えているところで、みぞおちに強烈な蹴りを食らっていた。

 

あのみぞおちへの蹴りがすべてで、まさに令和のミルコ・クロコップ。数秒で試合の展開をすべて変えるような武器を久保は持っていた。

打撃に定評のある鈴木との試合をぜひとも見たいなと思える一戦だった。

 

この試合で、久保への評価はまた一気にポジティブなものになっただろう。

 

 

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扇久保博正VS神龍誠 扇久保判定勝ち

師弟対決。13歳の年齢差があるが、両者には因縁があり、扇久保の指導方法が全くあわなかった神龍が離反し、その後、神龍が怒涛の連勝を重ねて実現したマッチ。

 

37歳という総合格闘家のなかでもかなりのベテランの扇久保とまだこれからピークになるだろう神龍の戦い。

勝利したのは扇久保だが、試合後も判定後も互いに抱き合うことも握手すらなく、この因縁はまだ続きそうな気がする。

 

試合展開は、神龍が2回ほど上にまたがり優位な態勢となったが、その後のパンチなどの打撃は扇久保が冷静に対応して、痛打を浴びせていた。

また、頭がバッティングして大きく切ってしまったことも影響して、神龍側が立ち状態でもやや消極的に見えてしまったことは否めない。

 

因縁のある一戦だが、互いに殴り合うのではなく、あくまで総合格闘技の技術でねじ伏せていくという覚悟がみえた試合だった。

 

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PPVについて

僕が学生時代のころは、ボクシング、総合格闘技、K1などは地上波が放映していて、ゴールデンタイムにみて、翌日学校で結果などを語り合うという文化があった。

アベマのキャッシュバックも利用しているが、基本的に視聴するのに一撃で7000円ぐらい払うというのは、学生のみならず、社会人でも格闘技がものすごく好きだという層しか刺さらない。

刺さらないけど、実際にそれで安定した収益を得られているという側面がある。

 

 

これからの時代、もちろん朝倉未来の影響を受けて総合格闘技プロになりましたという人も出てくると思うけど、フルファイトをリアルタイムで見るためには、PPVが必要というのはなんだか悲しい。

ボクシングは、まだアマゾンプライムと月額料金は安いけれど、学生が自分で契約してみるというのはちょっとハードルが高いなと思う。

 

一方でPPVがはじまったことによって、ライジンであっと驚くエキシビジョンマッチや、ビックマッチを見ることができるようになったのは嬉しい。

賛否はあるが、メイウェザーやパッキャオのエキシビジョンは間違いなく、格闘技をみる起爆剤にはなっているはずだから。

 

それでも、繰り返すけどやっぱりビックマッチであればあるほど、地上波で無料でリアルタイムで見られるようにしてほしいなと思う。

勝手な言い分だけど、youtubeでビックマッチのエキシビジョンへの試合結果とかレビュー動画関連の収益の一部が、興行団体にもはいる仕組みができるとかそういうのがあればなと思う。

 

正直、間口を広くするよりも、サブスクやPPVのような形で、お金を出したい人から出してもらって、運営したほうが継続性はあるんだろうなと思った。