ナニワ金融道 漫画全巻 全エピソードあらすじ解説 15巻~

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

スポンサーリンク

青木雄二先生による、金融、借金を題材とした漫画の金字塔「ナニワ金融道」をamazonアンリミテッドで全話読んだので、後世に残したいナニワ金融道全エピソードのあらすじと解説を行いたいと思います。
すべてのエピソードをまとめると、1つの記事におさまらないので、分割してお伝えしています。気になるエピソードがありましたら、下のリンクから飛んでください。

 

ナニワ金融道 エピソードまとめ 1巻~&キャラクター紹介

ナニワ金融道 エピソードまとめ 2巻~

ナニワ金融道 エピソードまとめ 4巻~

ナニワ金融道 エピソードまとめ 7巻~

ナニワ金融道 エピソードまとめ 11巻~

ナニワ金融道 エピソードまとめ 15巻~

ナニワ金融道 エピソードまとめ 17巻~

※ナニワ金融道は90年代前半の社会情勢と法律をもとに製作されています。物語の中には、犯罪、違法行為が描かれております。このブログはあらすじとしてまとめているだけで、劇中の行為を推奨するものではありません。

 

スポンサーリンク

15巻 灰原、生還す

  • 債務者 枷木
  • 借金額 4000万

あらすじ

なぜタイヤが安く買えるのか? そのからくりは?

灰原をマル暴に引き合わせた、浄化署の浴田は、恩着せがましく金を貸してくれと灰原に依頼する。

浴田は、警察にいながら副業で、ヒビワレックスというタイヤメーカーのマルチ会員を行っていた。

円高によりイギリスから安くタイヤを仕入れることができる。日本は土地代がたかいため、ヒビワレは無店舗販売の口コミを利用する。ヒビワレは一律定価から6割引きしている。

社友(年会費5000円)の制度を活用すれば、1本タイヤを売ると1500円のリベートが手に入る。

灰原はすり減った桑田のタイヤ4本を購入し、6000円リベートを手に入れる。

灰原はなぜ借金までして、浴田がタイヤの小売りをやっているのか気になる、タイヤ屋に事情を聴く。

タイヤ屋の店主は、会社をこかし、それをヒビワレに救済されるも、ヒビワレのタイヤを専属で取り付けることを条件としている。ヒビワレはタイヤ屋の10万でかった機材をかいとり、月5万で貸付するというぼったくりをしている。

タイヤは5割引きして利幅が大きい。しかし、実際に自動車のディーラーが車検のタイヤ交換で定価で販売している。

小売業者は大儲けらしいが、卸問屋はさらに大儲けしている。

ネズミ講のシステム 権利で儲ける

浴田は、灰原を会員にするため、ヒビワレの説明会へ連れ込む。説明会で灰原は浴田から枷木チーフを紹介される。枷木は、総代理店をつとめている。

売上トップとなった枷木は、壇上で灰原を指名する。灰原は「これはマルチ商法でじゃないか?」と主張。枷木は、「ねずみ講は日本で禁止されている。自分たちは無店舗販売をやっているだけ」と反論した。

枷木は、ヒビワレックスは、新会員を誘うだけで法外な手数料をもらえるのがマルチで、ヒビワレックスは無店舗販売で立派な営業をしているという。ただ、浴田が社友に勧誘した数に応じて、リベートをもらっている。

説明会後、枷木は問屋の素占と小売店の浴田と一緒に灰原の勧誘のためレストランへ連れ出す。灰原が小売店に名乗りを上げれば、浴田に莫大な紹介料が入る。

枷木はメーカーからタイヤの上代8割引きで仕入れ、それを小売店にまわして、小売店の売り上げの一部を得ている。小売店になるための初期費用は130万円かかる。

灰原は計算ができて、切れ者であることを感じた枷木は、灰原を部下にしたいと考える

「ワシらの商売ゆのはな究極のところ人間関係を現金化するシステムなんや」

自分の腹をある程度見せたうえで、灰原が小売店になったら、小売店になりたいために金を欲しがる人間に金を貸せるから、主業にもプラスになると誘う。

灰原はすぐにサインできないといって、店を後にしようとするが、浴田に強引にとめられる。枷木の静止によって、灰原は家に帰る。

浴田は灰原へ個人的に連絡をかけ、小売店契約を独り占めしようとするが、灰原に誘われた先が、帝国金融だった。

灰原は浴田が小売店の勧誘を失敗し続け、小売店になるために借りた借金に苦しんでいることを見抜いていた。

浴田は保証人がいないため、灰原保釈時に22万借りたと領収書を書く。これがばれると領収書は収賄の証拠になるため、浴田は返さなければならない。

灰原は枷木と再会し、枷木が独立する際に融資したいと申し出る。そのころ、浴田は、灰原の恋人である朱美に目を付け、小売店へ勧誘する。

朱美は、自分で小売店勧誘に成功し、枷木に呼ばれる。朱美はマルチ商法の違法性や、組織の問題点を指摘、枷木を驚かせる。

浴田は、子の勧誘を2人行って40万稼いだが、小売店になるための130万(タイヤを小売りできる権利)を考えると、大赤字になる。

 

結末 稼げずビラ配りでばれる浴田

灰原は浴田をたきつけて、タイヤのビラ配りを提案し、貸付を行う。

浴田はチラシを使って、手広く副業に手を染めたことがきっかけで、署長にばれてしまう。署長はヒビワレックスに関与している、警察官を一斉に検挙しようともくろむ。

枷木は、アメリカに乗り込み、マルチ向きの商品を探し、一本立ちすることを灰原に告げる。

灰原は枷木の能力にかけて、社長に直談判し、枷木のマルチ商法のために融資できないか相談する。

灰原は、街金としての帝国のやり方を焼き畑農業と批判し、金のないところから金をむしるだけでは、未来がないことを社長に訴える。そして灰原は「自分は入社以来1億の利益を帝国にもたらしている」と続けて、訴える。

社長は金利の話を持ち出し

「ワシらの法定金利40%で月々25万ずつ、25年で借りられるのはナンボや」灰原は「750万です」と答える。そのことで、灰原の価値は1億もないことを主張する。

ベンチャーキャピタルをやりたければ、勝手にやれ、そして仕事を辞めろ。それが社長の意見。社長は灰原の首を締めあげるように、ネクタイを強く引っ張りながら、論戦の主導権を握る。

灰原は社長に屈服する形になったが、朱美に対して、誰かを破滅させるための仕事じゃない仕事ができれば生きがいなんだ。と金貸し屋としての原点に戻る。

灰原は枷木のビジネスを手助けすることで、人を活かすための金貸しを行いたいと思うと同時に、独立して、金主の一人として枷木を見出していた。そのためどれだけ枷木が稼いでも、現状得られる金額は、帝国からの歩合給5000円だけなのだ。

枷木は、日焼けマシンをマルチ商品にできないかと灰原に提案する。灰原は生命保険に入ることを条件に、枷木と社長を会わせる。

社長は枷木への融資に納得するが、灰原に3000万の貸し付けをおこない、連帯保証になることを条件とさせる。

枷木は、フィットネスジムやプールに日焼け止めマシンを置いて、ワンコインで使えるようにしたら儲けられると、客を勧誘する。種銭のない客は、灰原と協力して、帝国金融経由で融資させる。

日焼け止めマシンの売り上げは、枷木の貸し付けと相殺する。

灰原は社長の誘いで、高級料亭へ行き、大阪府警の事実上のトップである刑事部長を紹介される。

大阪府警は浴田含め複数の警察関係者がマルチにかかわっていることをしっており、マルチを全力で叩き潰すという。このままだと灰原のプロジェクトは半ばで終了してしまう。

刑事部長は、上が決めた住専取り立て専門機関のために、取り立てのノウハウを帝国金融から教えてもらうと社長を呼び出したのだ。そのために国立出の都沢に教育指導するように、要求する。

社長は条件にマルチ撲滅を引き延ばしするように要求する。

社長はこれから付き合うべきはヤクザではなく、警察であるべきだと灰原に教える。

解説

30年ほど前から、マルチ商法を大々的に取り上げるという凄さと、警察組織の腐敗などを取り上げたエピソード。

このエピソードは、終盤になるまで金の動きが少なく、情報戦が中心となっています。

面白い点として、灰原がマルチについていち早く感づき、枷木を貸付相手としてカモにしようと考えた矢先、枷木の独立話を聞いて、自分の中にある独立心をくすぐられ、枷木のマルチに加担するという点です。

周囲にマルチの可能性を主張する灰原は、ある意味、洗脳されたといってもいいでしょう。

ちなみに、マルチ商法とねずみ講が一緒に論じられる風潮にありますが、このエピソードで語られるように、商品の販売が目的ではなく、紹介料などの金品の受け渡しが目的の場合がねずみ講になるとのことです。

「ねずみ講」や「マルチ商法」は法律違反?

最近ではネットワークを使ったマルチが急増しており、SNSやラインでの勧誘が増えています。

まず、しっかり商品を販売することが目的なのか?その時点で浴田のように自分に営業力がなければやるべきではありません。

また、勧誘された本人だけでなく、集団で勧誘された場合は怪しむべきでしょう。

話は変わりますが、おそらくFXがらみの投資の話をツイッター経由で持ち掛けられた経験があります。その時も、別の人間か紹介されるというパターンでした。

この手の勧誘の話の常套句として、まず自分がどれだけ豊かな生活とステータスを得ているかを雄弁に語ります。そして、「自分の現状に満足させますか?」と行動を促すために現状に疑問を投げかけます。

誰しも大なり小なり、仕事の人間関係に不満があったり、今の給与に不安を感じているはずです。

 

ナニワ金融道 エピソードまとめ 1巻~&キャラクター紹介

ナニワ金融道 エピソードまとめ 2巻~

ナニワ金融道 エピソードまとめ 4巻~

ナニワ金融道 エピソードまとめ 7巻~

ナニワ金融道 エピソードまとめ 11巻~

ナニワ金融道 エピソードまとめ 15巻~

ナニワ金融道 エピソードまとめ 17巻~