あなたがもし、結果的に無賃乗車をしてしまったときに行うこと

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過去に無賃乗車を二度ほどしてしまったことがあります。

今回は、その後の営業所への説明、対応、そして無賃乗車した場合の対処法を僕の主観の範囲ですが、お伝えしたいと思います。

ちなみに市バスへの連絡であり、民間のバス会社であればどうなるかは、不明なのでご了承願います。

もう10年以上前の話になりますが、僕が中学生のころ、帰りのバスで、お金も定期も忘れてしまったことが、二度ほどありました。




1度目は、下車駅の直前に気づき、中学1~2年ぐらいで、パニック状態になり、何を考えたのか、学生証を出して、そのままおりました・・・完全な無賃乗車でした。

それからほどなくして、また同じような事態になって、その時は運転手に正直に

「お金と定期を忘れました」と伝えました。

運転手は険しい顔をされていましたが、二度うなづいて、駅から降りました。

それから、10年以上が経過して、とあるネットのニュースを目にして、自分も過去にそうしたことをしてしまった・・・そして払っていなかった・・・という事実に気づき、いそいでスマホで、そのバスの担当営業所を調べました。

翌日、営業所に連絡して上記の過去を説明したうえで

「できることなら、直接赴いて、払っていなかった運賃を払いたいです」

最初は、女性の受付の方でしたが、上司にかわると言われました・・・

いや・・・その数十秒は、自分から連絡したとはいえ心臓がバクバクでした・・・

「分かりました。では、当時の運賃を支払いに来てください」

「あの・・・現在の運賃でも構いませんよ。それに1回目は明らかに無賃乗車ですから、3倍の金額をおさめますよ」

「いえ、構いませんよ。○○円でお願いします」

それから、どの交通手段で訪れるかを話したうえで20分ほどかけて営業所に直接行きました。

営業所の入り口が、明らかに一般人用には見えず、あたふたしましたが、入って、受付の人から、電話対応いただいた、上司の方がみずからいらっしゃいました。

「わざわざお越しいただき、ありがとうございます。わざわざ払いにいらっしゃるとは」

その上司の方の笑顔と一言にとても救われました。

最悪、ブラックリスト的なものに載るのかな・・・ぐらいの覚悟はしていました。10年以上の話をいまさら持ち出したわけなので。

当時の金額をおさめ、確認していただいたうえで、1分ほどでしたが

「いまは、カードをスマホにおさめているので、なくすことはありません」と付け加えたうえで、後にしました・・・

10年以上前の無賃乗車をいきなり話だす、僕に丁寧に対応していただき、非常に感謝していると同時に、日々命を懸けて、我々の安全を守っている運転手の方に報いることができればと感じました。

 

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もし、故意でなくてもあなたが無賃乗車をしてしまった場合

ネットを見ると、無賃乗車や不正乗車(キセルなど)の投稿が良く見られます

特にヤフー知恵袋では、その手の不安や対処方法ですね。

不正であることを理解して利用する、例えば期限切れの定期を使いまわすなどは、言語道断です。

 

それが、故意かつ長期的に続いているのであれば、現在は防犯カメラなどで記録されているので、現行犯で捕まり、学校や勤務先に伝わる可能性が高いです。

財布を忘れた、定期をなくした場合は、まず

運転手に正直に伝え、その後の対処について指導してもらう

 

これが一番です。僕の1度目の無賃のようになんとか切り抜けようと考えると、あとあと不安の種になってしまいます。

たとえ数年前であっても、手元に金額があって、返そうという意志があれば、誠実さをもって、担当の営業所に伝えるという方法もあります。




多くの場合、市バスは時間通りにバスを運行する必要があり、悪質でなければ僕のようにそのまま不問にされるか、「次の乗車の時に追加ではらってください」と言われます。

バスはこういう客との信頼関係のもとに成り立っている側面もあるんですね。

ただ、住所、名前、身分証を控えて、後日営業所で払うという厳正な処置をとる運転手もいらっしゃいます。こちらに悪意がない場合、しっかり払えば問題はないです。

 

2回目のように運転手に説明して、そのまま降ろしていただいたとしても、これがタクシーなどであれば、現金をおろしても払うのがマナーです。

運転手の忙しさを利用して、あえて「忘れました」を連用される方もいるらしいです・・・ひどい話です。

 

日本はサービス大国ゆえに、薄利多売でなりたっている商売が非常に多い国です。そのため、軽い気持ちで一人がズルをして、周りが行うと路頭に迷ってしまう人が増えることをもっと想像しなければなりません・・・僕が偉そうに言える立場ではないのですが。

ラッキーではなく、日を改めて払うという気持ちが大切だと思います。