ここ1週間で、3回も松屋に行ってしまった。行き過ぎである
目当ては冬の新商品や復活商品ということで、どどーんと3連発で松屋の素晴らしきにんにくの世界について紹介しましょう。
サムギョプサル風極厚豚バラ焼肉定食 1180円
長いので、以下サムギョプサル
(気分は韓国料理や焼肉店にいったようなもの)
この商品はぜひとも持ち帰りではなく、店内で食べてほしいです。
鉄板でやってきて、火がついております。
極厚と書かれているように、豚バラの厚みが素晴らしくジューシーで食べ応えがあります。1つ1つは小さいですが、食べ終わってみると満足感が高いです。
コチュジャンだれがついてきますが、日本風に甘めに作られているので、間違ってたっぷりつけてしまったとしても大丈夫。ご飯との相性は言わずもがな。
鉄板では肉と同時に、端にスライスニンニクと、キムチが焼かれております。キムチを焼くってなかなか発想としてはなかったですね。
これが、最初はただのおかずみたいな感じなんですが、鉄板で焼かれることでにんにくとキムチが溶けだして、サムギョプサルにすごくからんでいくのです。
最終的にコチュジャンだれをつけるより、サムギョプサル単体で食べたほうがあまりにもおいしすぎるようにできていると。
ごま油の香りもあってクオリティが高いです。
できれば、ベーコンでも牛肉でもいいから、スライスニンニクとキムチを炒めて一緒に提供するような料理が定番になってほしいな。
チーズ煮込みトマトチキン定食 1150円
サムギョプサルを食べているとき、となりのお兄さんがおいしそうにチーズをかけて食べていたので、たまらず2日後に購入。
見た目ではわかりませんが、にんにくがトマトソースに溶け出しており、にんにくとトマト、チーズの協奏曲が素晴らしすぎます。
チーズは複数種類のチーズが使われており、チーズ入りは少々高くなるものの、その価値はあります。
チーズもにんにくもこってりとした味わいになるのですが、それをトマトの酸味で丁度良い味わいになります。後味はすっきりなのですが、チーズとにんにくの濃厚な味わいもしっかり堪能できる欲張りなセット。
その夢のようなソースをチキンにからめると最高の気分です。
今回紹介した3商品の中では、ダントツでご飯との相性がよく、大盛で食べたいところですね。(大盛で追加料金がかからないのもいいですね)
またドフィノワーズというじゃがいものグラタンが入っていて、これがチーズやニンニクトマトにからんでまた美味。
シュクメルリ鍋 1000円
ジョージアの郷土料理を松屋がアレンジ。復刻ランキングでも堂々の1位に輝いたことのある料理。
さらには、冷凍食品としても独自に売られるなど、おそらく牛丼チェーン店で競争が起こっていても、「松屋のシュクメルリにならぶ商品を作るぞ」ってライバル企業が手を出していないから、オンリーワンな商品になっているのでしょう。
実は当ブログでも1年前にとりあげていました。その時は、食べたことのない味わいで、にんにく×ホワイトソースの未知との遭遇に驚嘆したものです。
今回は2回目ということで、1回目ほどの驚きはなかったものの、安定した味わいで楽しめました。
ただ、どうしてもホワイトソースとご飯の相性がもう1つだったり、提供された時点で、チキンにホワイトソースが完全にかかり切っていないように感じたり、チーズに物足りなさを感じたり。
1200円ぐらいになってもいいから、もっとチーズやホワイトソースの量に対してリッチな気分になれるような多さがよかったと思います。
一通り食べ終えて、最後のにんにくがふんだんにつかわれたホワイトソースをスプーンですくって食べる瞬間が至福です。
デザートとはかけ離れた味ですが、デザートを食べているような至福の瞬間です。
総轄 松屋とにんにく戦略について思うこと
牛丼、定食チェーンでにんにく料理を使うというのは、ある意味リスキーなのです。
オフィス街とか女性の多いエリアだと売れ行きが鈍るからです。接客や事務職など人と対応したり、密集する人はなかなかにんにくを選びづらいです。
かくいう私も、味噌汁をあえて、にんにくをかき消すために最後に飲むのですが、あまり効果を感じられません。
そのため、シュクメルリ鍋は休日に食べました…
あとスタミナはつきますが、どうしても胃腸に影響が出て、お腹が痛くなるので、にんにく料理はものすごく好きなんですが、平日は避けてしまいます。
それでも…それでもなお…ここまでにんにく料理を推す松屋
松屋の上層部、商品開発部には相当なにんにく好きがいるんでしょう。
松屋のにんにく路線、個人的には強く支持しておりますし、また斬新なメニューがあれば、ブログで取り上げます。