2025年もあとわずか、今年も様々な株式ニュースでにぎわったが
今話題となっているのが、ウォール街出身でヘッジファンドも立ち上げたこともあり、パンデミック以降、日本に拠点を置いて投資インフルエンサーとして活動されている高橋ダン氏が、創業し、あまりにも早く上場を果たした
PostPrime(ポストプライム)
上場してからストップ高を連発して、一時期1400円以上になったが、その後急落に下がっていき、タカトレードの発表で800円ほどに持ち直したが、経営がうまくいっていないことや、高橋ダン氏が株を売っているという公開情報によって、現在100円台にまで下落している。
2025年12月8日に謎のストップ高になって、190円ぐらいになっているが、今後どうなるかも含めて、投資家として考える。
※この記事は、高橋ダン氏やポストプライムを誹謗中傷するものではなく、投資家として客観的な情報に基づいて考察する記事です。
またこの記事はあくまで個人の意見です。投資は自己責任で
そもそもポストプライムとは何か?
ポストプライムはSNSサービスであり、投資情報に特化したTwitterと考えてもらえればいい。
質の高い情報を投稿しつづけることで、ユーザーは利益を得られる仕組みになっているし、情報の受け手も有料会員になることで、質の高い有料情報を閲覧することが可能になっている。
筆者は使用したことがない、なぜならTwitterで十分だと考えてしまうからだ。
確かにTwitterは投資情報を1つ取っても、玉石混交であまりにも石が多い。しかしどの人間がそのツイートをおしているのか、また自分の判断によってある程度情報の質を見分けられるのであれば、圧倒的に人口の多いSNSを使うのは自明となる。
ポストプライムの現状と未来について考える 新規事業の評価 なぜ健康事業も頑張る?
高橋ダンは50万人以上のyoutuberになる。投資系youtuberというくくりで言えば、トップクラスといってもいいだろう。
一方で、ポストプライムも実は公式チャンネルがあるが、375人と、高橋氏の知名度に比べると遠く及んでいない。
ポストプライムの業績やなぜ暴落しているのか?については、高橋ダン氏と同じく投資系youtuberの「もふもふ不動産」がわかりやすいnote記事を書いているので、そちらもぜひ読んでいただきたい。
ダン高橋氏のポストプライム株が大暴落した本当の理由とは?何が起こったのかわかりやすく解説!
という1か月前の最新動画をみた。おそらくネットでポストプライムや高橋ダン氏をたたいている人もほとんどが、この動画を見ていないと思われる。
売り上げ1.6億だが、経常利益は-8700万。
現在、新規事業として
タカトレード(商品CFD取引プラットフォーム)
タカヘルス(高橋ダン氏が厳選したプロテイン、サプリメントなどを販売、またポイ活アプリなどもあるらしい)
現在ポストプライムの有料プラチナ会員のみに開かれているAIのIZANAVI (イザナビ)。あらゆるチャート、投資のパターンを学習して、買い、売りのシグナルなどを通知してくれるものらしい。
将来的に、ロボアドバイザーのように、イザナビに資産を預けたら、自動で取引してお金を生み続けるそんな機能をつけたいと高橋氏は話している。
これらについて個々に私の考えを述べると
タカトレード
FX,仮想通貨、株であれば既存のトレードサービスに勝てないから、CFDに特化は良いものの、結局他大手の取引会社にとって代われる可能性と、CFDをバリバリやるぞって人が、日本国内に需要としてどれだけあるかはかなり疑問。
タカヘルス
ネットでは、「ポストプライムがよくないのに、なに健康事業やってんだよ」と突っ込まれていたが、高橋ダン氏は、健康事業はまだまだ稼げる余地があるとみてアクセルを踏んでいる。
ブロガーアフィリエイトブームの時は、一般人のアフィリエイトでも健康食品はかなりの利率だったが、サプリ、プロテインこれもかなり大手や、すでにインフルエンサーをつかって、周知している企業が強め。
タカヘルスのサイトをみて、価格を見たが非常に高額だった。
初回20%オフとしているが、正直、ビーレジェンドみたいに安くてうまい、2~3000円台を最初に赤字覚悟でうって、そこから値上げして、顧客を逃がさないようにした方が良いのでは?と思う。
世の中には、毎日使うものだから高くて品質が良いものがいいという層がいるのも事実だが、その層に刺さるかどうかが重要。
イザナビ
全く分からない。個人で投資AIを仕込んでいる人もいるし、一般的なアドバイスなら、chatGPTやGeminiに聞いている人もいる。もちろん、より投資に特化したAIアドバイザーとして作られていると思うが。
資産をいれて勝手に取引してくれる未来は魅力的に感じられるが、当然、既存のロボアドバイザーの楽ラップや、ウェルスナビを超えるリターンだったり、手数料でも勝負していく必要がある。
おそらく、手数料は高めで、リターンもハイリターンを狙いますよって方向になると思う(選択制かも)、しかしそうなると投資は自己責任と言いながらもパフォーマンスがマイナスだった場合、ネットでネガティブな評判はすぐまわる。
現状は、ポストプライムのプラチナ会員のみのクローズなサービスになっている。
上記を考察して、私はプロテインもよく摂取した時期もあるし、FX、仮想通貨の取引経験もあるし、ロボアドバイザーも使用経験がある。
そのうえで、高橋ダン氏やポストプライムが提供するサービスを使用するかといわれたら「ノー」。このままではこの未来も使用する動機がない。
ポストプライム暴落による高橋ダン氏への批判と高橋ダン氏を改めて考える
ネットで、youtubeのコメントでは、ポストプライムは上場ゴールであり、創業者で、大量の株を高値の間に売却していた高橋ダン氏に痛烈な批判が寄せられている。
中には「投資詐欺」という声もあるが、これはポンジスキームなどのように最初から返すつもりもなく奪うことを目的としたものでは決してないから詐欺ではないし、そういうコメントは誹謗中傷、名誉棄損などで訴えられる可能性があるから、やめるべきだ。
もちろん、理想としてはポストプライムが右肩がありに成長して、新規事業がすべて成功して、株保有者もみんなWINWINになるのが理想だったことは間違いない。
また高橋ダン氏が株を売却したことで大量の利益を保有しているといわれているが、売却益をすべてポケットマネーにできるとは限らないだろう。
会社を運営する費用や、従業員の給料も含めて、高橋ダン氏が我々の思っているほど贅沢な暮らしができているかはわからない。
ポストプライムについて高橋ダン氏の言及があまりなく、平常通りyoutubeで市場の分析をして、コメントはかなりあれているが、いえないこと、いってはいけないことがおそらくいくつかあるのだろう。
私はパンデミックの時に投資系yotuuberをかなりの数見た。
一番見ていたのは、じっちゃまこと広瀬氏だが高橋ダン氏も見ていた。ここまで株を買うための指標を分析している人がいるんだと、感動した。
しかし、他の人と同様、アメリカで長きにわたり投資経験を積み、日本にルーツがあって日本に住んで、日本の投資家のレベルを上げたいという熱意と理念にものすごく感動してしまったところもある。
自分の儲けを二の次に心の底から、その理念を果たそうとしていた可能性はゼロではないが、日本人にくすぶるアメリカ人コンプレックス(英語をあやつって、競争主義でもまれている人は間違いなく優秀)が悪いところで出てしまった。
高橋ダン氏の短期的な考えは、外れることも多く、岐阜暴威氏同様に「逆神」ともいわれるが、投資のプロであっても短期投資を外すことは当たり前にある。
特にパンデミック以後は、個人投資家の影響力が強くなり、感情が相場を突き動かす場合もある。
しかし、高橋ダン氏が初期から言っていた、コア・サテライト戦略は非常に勉強になるし、彼がひたすら「金をポートフォリオに組み込むべきだ」という提言をしっかり守った人は、いい想いをしていると思う。
じっちゃま同様に、長く業界にいたため長期的な流れ、投資のイロハについては我々より熟知していると考えたほうがいい。
ここまで、高橋ダン氏に対してやや保守的な見方をしたのだが、個人的に懐疑的なのは、高橋ダン氏は、バークシャーやソフトバンクGのように投資会社を作って、上場させるみたいなことをしたいんじゃないかと私は勘違いしていた。
見方を変えれば、確かに今やっているポストプライムなどは、魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えるような方法なのかな?とも思わなくもない。
あと、いままでBTOBみたいなことをやってきたから、BTOC向けのサービスを本気でやりたいと思ったのかもしれない。
このような状態になったとき、高橋ダン氏が最も武器としているインフルエンス力は、諸刃の剣になってしまうということを今回知ることになっただろう。
いままでは、高橋氏のインフルエンス力が、かなりポジティブに動いたが、ここからが高橋ダン氏の本当の人間力、インフルエンス力が試されるといっていい。
結論 現在のポストプライムについて買うべき?売るべき?
現在のポストプライムは、仕手株のような動きを見せている。間違いなくネガティブな情報しかないから売りだろうとおもったら、ストップ高になっていたり、全く読めない。
それに売りにしたところで、190円ぐらいだから大きなうま味があるとは思えない。
では、高橋ダン氏が起死回生の一手を打って、急上昇するシナリオはあり得るのか?
多くの投資家たちは、創業者が売却し続けている現状を見て、沈没寸前の船であるという評価を下している。
また現在の新規事業はほぼ公開された状態であり、それらが現実となって、ブラッシュアップされて、利益が出たとしてもそれ以上の伸びしろを感じられないと判断されて、見限られる可能性も高い。
様々な事業を展開したとしても、世間的な評価はSNS運用の会社という見方がされている。
大手のTwitterでも株価は伸び悩んでいるし、マーク・ザッカーバーグのフェイスブックも、現在はメタとして、appleに対抗したウェブデバイスや、AI投資などにシフトしている。
ポストプライムの一番の難点は、有料利用客の増加のBTOCによりすぎていることであって、Googleやフェイスブックのように広告事業でブーストがかかるような未来が思い描ければ、株価は跳ね上がる余地はある。

