しばらくブロックチェーンゲームの記事は書いていなかった。
書いたところで面白い記事がかけないし、断定できないけど「これってひどいムーブだな」ってのがたくさんある。
結局、良質な据え置きゲームを遊んで、長い時間費やして、その間に株で稼いでもらう方が一番効率がいいんじゃないかとすら思えてきた。
そんな中、アクティビスト投資家の田端信太郎氏が、國光宏尚氏にかみついている。
本ブログは、両者の意見を事実ベースで語り、筆者の感想・憶測も含まれます。両者を誹謗中傷する意思はございません。
※2026年2月4日修正
まさかすぐにXの田端信太郎氏の公式アカウントにフォローされ、リツイートされ、さらには返信もされたのですが、思いのまま記事を書いた結果、説明不足な点もあり誤解を招く表現が考えられるため修正しました。
具体的な追記点としては、キャプテン翼RIVALSのWEB版に関しては、実際にバイトの日給レベルの利益をあげたというプレイヤー報告があり、その情報も含め、BCGで生活できるんじゃないかという希望を持たせた
となります。
しかし、WEB版サービスが終了したことや、現在のLINE版に対しての運営の対応に対しての不満はオープンチャットで意見が出ている点は事実となります。
30秒でわかる トリコ(イーサリアムトレジャリー戦略)に関しての田端氏VS國光氏
どんな話をしているかを細かく突き詰めるときりがないので30秒でわかるようにします。
國光氏「電子書籍販売しているトリコって会社がETH(イーサリアム)トレジャリー戦略をとるので、アドバイザーします。ETHはこれから未来があり、トリコは第2のメタプラネットになる可能性があります」
田端氏「個人投資家がわざわざトリコの株を買ってイーサリアムを買うリターンってどこにあるの?40億増資で希薄化しているし」
國光氏が希薄化の恐れがない理由をしゃべったり、法人だから税金が安いとか、ステーキング3%もあって、さらにイーサリアムはものすごい成長性がありますとかなり強気。
これに対して、田端氏は質問の本質、資本コスト(銀行からの借り入れの利息など)が何%であるかの質問に答えていないとのこと。
仮想通貨トレジャリー企業の信頼感がない最大の理由 配当が全くない、金鉱株や資源株のようなレバレッジとは全く違う
メタプラネット、コンヴァノ、リミックスポイント、トリコなどトレジャリー戦略を掲げていた企業はあります。
田端氏を呼んで、プロモーション兼対談したコンヴァノ側の意見によると、現金で保有しつづけるよりも、ビットコインにかえたほうが事業への投資金を貯めることができる。
これに対して田端氏は、事業に自信があるのであれば、すぐにでもビットコインを売却して、すべて事業に投資しますといえば株価が上がるのでは?
または、利益があるのであれば自社株買いや配当で還元すべきではないかとと反論。
ビットコインやイーサリアムが暴騰したとしても、それを利確して事業にいかせるというビジョンが見えないと、上場企業としての信頼性は不透明になります。
メタプラネットがもてはやされた時期というのは、国内で暗号通貨ETFの承認がかなり先になるだろうという点で、ビットコインの売却益を特定口座の20%やNISAの成長枠で運用できるという、目先の利益を目的とした投資家によって狙われました。
その期待感が爆発し、ビットコインの値動きに対して、先行してあがったことから、トレジャリー企業は、ビットコインのレバレッジ投資だというもてはやされかたもしました。
しかし、蓋を開けてみればトレジャリー企業への魅力は数か月で冷め、ビットコインが上昇してもレンジが続き、ビットコインが下落すればレバレッジをかけているようなものなので、それ以上に下落する。そこからビットコインが反発しても、投資家は警戒して、トレジャリー企業は買われないという悪循環が生まれました。
彼らは暗号通貨を保有していますが、暗号通貨は金ほど各国で争奪戦が繰り広げられている希少性があるわけではなく、将来的に半減期を繰り返して、ビットコインは希少になるというあくまで展望です。
さらにレバレッジといえば、金でいうと金鉱株があげられますが、金鉱会社のような資源を持っているわけではありません。膨大な電力とマイニングの機材、技術があるなら別ですが
そしてREITやBDC(事業開発会社)のように、景気には敏感だが、得た利息や利益の大部分を配当として還元することで法人税の免税を受けたりできる制度を使って、キャピタルはそこまでないが、インカムゲインが高く設定されるという投資家目線の企業もある。
もし國光氏が、法人税によってイーサリアムの税制コストを軽減できるのであれば、その分を投資家に配当などで還元すべきだと思う。
だが、トレジャリー企業の情報をざっとみて、誤解はあるかもしれないがちゃんとした配当をだしている企業は見当たらなかった。
であれば、成長性のあるマグニフィセント7で、日本の成長性もそこそこあって、配当も2~3%出してくれる大企業に対しての優位性があまりにもなさすぎる。
コモディティであれば、レアアースのように最近話題になった資源を保有している会社の株を買ったほうが、将来性と配当も出している企業がある。
もし配当を出さないのであれば、グロースとしての覚悟や、将来性をしっかり見せる必要があるのだが、残念ながら多くのトレジャリー企業にはそれが見えない。
最も腹立たしいのは、「この企業はトレジャリーもやっているが本業も順調で底堅い」という評価だ。
どう考えても、仮想通貨トレジャリーが絡まらなければ注目されなかったのに、後付けでホールドする理由としてそういうことをあげるのはどうなの?って思う。
私がリアルバリューマフィアであれば、國光を現状FAKE評価せざるを得ない理由
2月5日現在、田端氏も國光氏へのある種挑発にたいして、かなり煽りが強くなっているので、早く対談してほしい。
ブロックチェーンゲーム界隈からすると、國光氏はミントタウンという会社の代表取締役CEOである。つまり最高責任者。
そこでキャプテン翼RIVALSをリリースした。WEB版は当時はかなり旋風を巻き起こし、「ひょっとしたらBCGだけで生活できるんじゃいないか?」という希望を持たせた。
事実、WEB版のキャプテン翼RIVALSは30~70日ぐらいで原資回収して、日給換算で1万ほど出たという報告をしたプレイヤーもいた。
日給:10,000円(リフレ代別)
初期投資:22万円
稼いだ金額:25万円
原資回収:36日歩かないSTEPN、ついに原資回収!
稼いだトークンは全部ミントして売ってMATICにしてたので、爆上げで予定より早く回収できた🔥
PvPもあるしこれから楽しみ⚽ pic.twitter.com/EhWzivxToz— かそつーくん👼 kasotukun (@kasotu2525) February 16, 2023
運営側が、通貨を購入することで買い支えるような仕組みも作った。
ステップンブームなども重なり、今思えば、BCGが最も盛り上がった時期だったといえる。
そして、待望のLINEやテレグラムでもリリースされたのだが、リリース中にWEB版のサービスが終了、1度目のエアドロップは延期を繰り返し、その間公式からのアナウンスがほぼなかったのが、信頼失墜を呼び起こす。
実際にエアドロップは行われたが、乱高下が激しく、現在は対応するトークンのJOHNの価格は急落中。
運営時は、何度も繰り返しツイッターで運営側がのAMA(広報のようなもの)があり、國光氏は、「ゲームをすることでお金を得られる時代が来た」ということを連呼していたが
そのようなブロックチェーンへの期待はもうここ5年ずっと繰り返されているわけで、キャプテン翼を遊ぼうとする人はそのあたりを理解しているはず。
なぜ、ブロックチェーンゲームが今の時代に受け入れられる可能性があるのか、そしてどのように一般層に普及していくのか、LINE版は後発だから進化しているのか?
そのあたりの説明があまりなく、ビジョンやスタートを切ることへの行動力は素晴らしいが、内容が本当に伴っているかは疑問が残る。
そして、國光氏はフィナンシェ、GUMI、ミントタウンと様々な事業を立ち上げて、リアルバリューのマフィアとして活動。
しかし、どの事業も圧倒的な知名度、覇権、トップをとっているわけではない。話題をあつめているし、どう考えても成功者の部類にはいるのだが、本当にWEB3やVRの未来にかけて、國光氏という存在を使い切っているのだろうか?というのは疑問。
そして、SNSでもつぶやいた、「第2のメタプラネット」という発言が、非常に残念だった。
なぜなら投資家の間で、メタプラネットは全くポジティブな意味合いで使われていないからであり、トレジャリー企業の先駆けであると同時に、トレジャリー企業失墜のシンボルでもあった。
國光氏は企業や労働によってかなりの収益を得ているだろうから、個人投資家の心理に対しては疎いのかもしれないが
そうであっても、イーサリアムのトレジャリーという、二番煎じのイメージと「第2のメタプラネット」がトリコに投資を考える人にとってどれだけネガティブなイメージを与えるかを熟慮すべきだったと思う。
