普段あまりサッカーをみないエアプなので、基本的にニュースを中心にまとめる感じになるんですが
一時期、カルチョポリでセリエBへ降格、多くの主力選手が抜ける中で、復活し、そこから怒涛の9連覇というセリエAで一強といわれる強さを持ち、さらにチャンピオンズリーグも2度の決勝進出
名実ともにセリエAの盟主といわれたのですが、最近ではアッレグリ最終年のコッパイタリアは獲得したものの、スクデット(セリエAのリーグ優勝)からは遠ざかっています。
ここ2試合 強豪から古豪に堕ちたユヴェントス
直近の2試合、アタランタに0-4、フィオレンティーナに0-3というユヴェントスとは思えない悲惨な負け方をしています。
ホームでアタランタに完敗した際に、スタジアムからは解任されたアッレグリコールが巻き起こったといわれています。
アタランタは、昨年のELで無敗だったレバークーゼンに完勝し、ガスペリーニが築いてきたオールコートマンツーマンが機能。
フィオレンティーナは、過去にベルナルデスキ、キエーザ、ヴラホヴィッチという主力を数々とユヴェントスは獲得したにもかかわらず、ユヴェントスからフィオレンティーナに流れた選手に決められるという最低に情けない展開。
戦術うんぬんかんぬんよりも、若い選手が多いにもかかわらず、闘争心が全く見られず、もはやユヴェントスは、強豪ではなく、古豪に落ちてしまったなと思います。
チアゴ・モッタは解任させるべきなのか?
この2試合を受け、さらにCLもコッパも敗退しており、来季のCL権も厳しいチアゴ・モッタに対して、「解任させるべきか?」という論調がファンやOBからも起こっている状態です。
後任候補としては、インテル、イタリア代表を率いたマンチーニ、サッスオーロ、ブライトを率いたデゼルビ、そしてナポリと3年契約を結んでいるアントニオ・コンテ
アッレグリは、フロントと仲たがいして、ひどい辞めさせ方されたんでもう戻らないでしょう。
上の3名+チアゴ・モッタだとしたら、モッタに高額な解任料を払うぐらいなら、継続でいいんじゃないかなって思います。
まずマンチーニはないです。マンチーニは完成されたチームを指揮して優勝に導くってタイプで、再建期間のユヴェントスとはあわないでしょう。最近のイタリア代表のWC予選敗退でイメージも悪いです。
デゼルビは、良い監督ですが、いまのユヴェントスの選手に良質なビルドアップを仕込もうとおもったら、チアゴ・モッタ同様に長い時間を任せる忍耐力が必要で、モッタの解任料+デゼルビの契約料って考えると厳しいです。
コンテは、ユヴェントスのOBであり、まさにチームに闘争心を植え付けることができ、あまり有名な選手がそろっていない状況でも、堅守で勝たせるチームに昇華することができる。
いまの古豪になってしまったユヴェントスを1日でも早く復帰させるならコンテになります。
ガスペリーニにしたいって意見もありますけど、ガスペリーニの戦術とその戦術を遂行できる選手をそろえようと思ったら、最低でも3年はかかるのではないでしょうか。
それに、1試合だけ世界を驚愕、魅力的なサッカーを求めるのであれば、マンツーマンディフェンスはいいですが、リーグ戦で優勝を目指すのであれば、継続はとんでもなく困難です。
一方で、堅守でCFは長身ハイタワーで押し込むようなサッカーはセリエで通用したとしても、CLなどでは勝ち切ることが難しいことになり、今のユヴェントスでスクデットを奪還できれば、英雄視はされますが、結局以前のように「やっぱCL欲しいよね」ってなってしまうと思います。
また、プレミアや常勝軍団として舞い戻ったインテルを経験したコンテが、自分の望む選手をリクエストしてそれをフロントがこたえられるほど、いまのユヴェントスの資金は潤沢なのか?それが疑問です。
以上の点から、早期に解決すべきは、モチベーションと選手の質になるので、監督を変えて、戦術を変えて簡単に勝てるようなことにはならないだろって意見です。
ただ、優勝などの明確な実績がないモッタに3年任せて、マンチェスターユナイテッドのようにより修復が厳しい状況になる恐れもあります。
財政面考えれば、モッタ継続がいいんですけど、モチベーションを考えるなら、セリエBにおちたときにディディエ・デシャンに頼んだように、チームOBに監督を頼むってのも手ですけどね。
でもファン・ニステルローイがユナイテッドで継続して指揮を執っても勝ててなかったでしょうね。難しいです。
現状のユヴェントスについて
今のユヴェントスは、プレミアの中堅チームと同等ぐらいの資金力ということなので、ドルトムントや、ブライトンにように若い選手、契約料フリーの選手をとったりして、磨いてプレミアに売るみたいなチームになっていると思います。
決して、以前のようにCL制覇を目指すぞ、スクデットはノルマみたいなチームではなくなっています。
面白い、光る原石のような若手は出てくるものの、選手の知名度は決して高いものではありません。
イタリア代表もカンビアーゾ、ロカテッリ、グレゴリオ、ロカテッリは抜けましたか、後ろの選手が中心で正直、華が見えづらい。
BBC+ブッフォンが抜けて以降の守備が指摘されていますが、彼らのような守備組織を作るというのは、一朝一夕では不可能。
ロナウド、デ・リフト、ディ・マリアが抜けたあたりから、代表選手はもちろんいますが、世界的なマーケットで知名度があり、見たくなるような選手というのはほぼいなくなったと思います。
チームが勝つことよりも、育成、資金繰りを重視しているにもかかわらず、ファンであったり、周囲はユヴェントスという伝統があり、強いチームに対しての復活を待ち望むのは当然で、勝つために無理やりな補強をして失敗するという傾向を繰り返しているような気がします。
ユヴェントスらしいサッカーとはどういうサッカーなのか?
チームそのもののサッカーというのはバルセロナ以外は求められていないような気がしますし、バルセロナでさえ、フリックのハイプレスサッカーや、シャビの守備サッカーを行うようになりました。
ユヴェントスらしいサッカーをあえて定義するなら
バックはイタリア代表の選手が連携をとって守り、中盤はフランス代表の選手が攻守にわたって活躍し、前線は世界的に有名なストライカーが決めきる。
強い、圧倒するようなサッカーであり、戦術はこうであるべきはそこまで要求されていないと思います。
どちらかというと、1年だけのサッリのようなコンビネーションサッカーのように、第1政権のアッレグリの時のように、世界的に有名な選手をそろえながらも、その選手たちを共存させて活躍させるサッカー
それが、ユヴェントスらしいサッカーかもしれないです。
しかしながら、今はプレミアが世界的に力を握り、資金を握ってます。
ミランのように、古くはイタリアの中心選手で固めたい、でも今はプレミアで活躍できなかったが、優秀な能力を持っている選手を集めています。
そう考えると、ユヴェントスだけが「俺たちの強いサッカーをやりたいんだ」とこだわり続けて、時代に取り残されているのでは?と危惧してしまいます。
これからのユヴェントスはどうすればいいのか?
正直、シーズン最初から就任して、チームのビルドアップを落とし込めていないモッタを継続させることはクエスチョンが残ります。
今重要なのは監督の戦術ではなく、選手の質。
ということで、コンテレベルの監督でなければ、オファーする必要はないと思います。そんな時間を割くなら、良い選手を獲得できるように補強を頑張るべきです。
仮に、CL権を逃してしまった場合は、来季はコッパイタリア、スクデットが欲しいところですが、セリエAも群雄割拠になって、どのチームも戦力や戦術が拮抗しているので、まだまだ待ち続ける必要がありそうです。
ユヴェントスにとって追い風なのは、9連覇で圧倒的に強かった時代があるため、バルセロナやレアル・マドリードのように「このチームでプレイしたいんだ」って期待の若手が存在することですね。
最終的に給与も大切なのですが、そのチームでプレイしたいと思える環境を作ることが大切ですから。
個人的には1日も早く、古豪から強豪に戻ってほしいという今日この頃でした。

