たぶん、幼少期はみんな買っていたとおもう「トミカ」
年末に頭文字D30周年のプレミアムトミカが発売され、公式サイトでは藤原拓海モデルの86が売れていたけど、アマゾンでは残っていたので購入。
4500円ぐらいだったけど、現在は6600円ぐらいの価格になっている。
トミカ、原作のコマのプレート、そしてなんと紙コップまで付属したダッシュボードが再現されている。
(こちらは過去に発売されたもの)
正直、高橋啓介のFDも欲しかったけど、部屋を圧迫するかなと思って、こちらはスルー。公式サイトでも86のほうが品切れがはやかった。
ということで、頭文字Dモデルが届く前に、トミカの現在地を知りたいなと思って、普通の500円ぐらいのトミカと1000円ぐらいするトミカプレミアムを両方、ドン・キホーテで購入した。
トミカとトミカプレミアムの違い 2倍の価格差はどこにあるのか?
購入したのが
トミカ118 ランボルギーニ ヴェネーノ
トミカプレミアム38 ラフェラーリ

(手に持った感じはそこまで変わらないように見えるが、接近してみると細かいディティールは段違いだった)

(トミカプレミアムのパッケージは黒が基調となっており、高級感もしっかり感じられる)

(フェラーリ公認のシールが貼られており、所有欲を満たしてくれる)
ランボルギーニヴェネーノは3~4億、ラフェラーリは限定でプレミアが現在ついていて、5億ぐらいの価値があるといわれている。

(カラーリングが多い車ならもうもう少し違ったかもしれない。細部の造形などで高級感が思い切り変わる)
おそらく、筆者がどれだけ頑張っても到達できないだけの金額であるが、トミカであれば買える(笑)
さて、この2台を並べてみて、写真で実車を確認したが、トミカプレミアムが2倍の価格だけあって、塗装、彩色、さらには内装までこだわりがすごく、満足度が高い。
造形としてだけではなく、玩具としてもホイールがこだわって作られているトミカプレミアムのほうが、動かしたときの見栄えが非常に美しい。
一方、トミカはおよそワンコインで買えて親しみやすいが、現代のクオリティアップしたガシャポンのミニカーと同じぐらいのクオリティで所有欲があまりわかない。
レースゲームに例えると、通常のトミカがPS3ぐらいの解像度にくらべて、トミカプレミアムはPS5ぐらいのレベルの違いがある。
トミカプレミアムは専用の金型を使用しているらしく、持ったときの重量感はさほど変わらないが、フォルムの美しさは段違いだ。
高級車特有のエッジのきいた流麗なフォルムを見事に再現している。
褒めちぎりすぎているので、欠点も上げると、ドアミラーがない点と、一昔前のトミカプレミアムには開閉ギミックは存在したが、今回のラフェラーリも含め最近は開閉ギミックがオミットされているものもある。
私が幼少期に買ったミニカーには、開閉ギミックがあったと思うので、材料費だったり安全面を考えたら、一定の大きさでないと開閉ギミックはつけづらいかもしれないが、頑張ってほしい。
ということで、片っ端からトミカをいまから集めるというのも大変だし、プレミアになっている車種もかなり多いので、基本的にトミカプレミアムを主軸に集めていきたい。
個人的に欲しいなと思ったのが、学生時代にとてもお世話になった京都市営バス。これが、90周年記念で1000円だったのだが、現在フリマを見ると5,6000円と実に5,6倍になっている…100周年にもう1回発売できないかな…
トミカプレミアム38 ラフェラーリの感想
ラフェラーリのクオリティは本当に素晴らしく、いまなおトミカ愛好家が多いことが納得する出来だった。

内装のバケットシートがしっかりと模型として作られており、62分の1スケールで、フェラーリのあの有名なロゴも随所に細かくしっかり描かれている。

(ロゴの細かさがすさまじく、こうやって接写にも耐えうる造形となっている)
フロント部分が細かいのはわかりやすいが、感心したのが、マフラー周辺もしっかり成型されており、後ろ半分からもフェラーリのオーラを感じ取ることができる。

(塗装は細かくされていないが、エンジンルームもしっかり描かれている。エンジンが外から見えるギミックがにくらしい)
フェラーリといえば、真紅のベースカラーだが、実車に比べると、ややメタリックは強めでかっこいいものの、おもちゃ感はどうしても否めない。
最大の問題点は、ラフェラーリを取り扱った玩具が非常に多い、つまりライバルが多いということだろう。
トミカが販売をしているものでも、トミカプレミアムのさらに上位版のトミカプレミアムRSシリーズというものがあり、こちらは40分の1ぐらいで、フロント、エンジン、ドアがすべて開閉することができる。
さらに、定価13000円(ネットなどでは6000円ぐらいで現在購入できる)程度で、18分の1、本場イタリアのミニカーメーカーのブラーゴという会社から、ダイキャストを使って、開閉ギミックももちろん搭載して、さらに精密なラフェラーリも存在する。
片手におさまるサイズという点で、満足感を見出したいところだ。さらに1000円なので、2台3台と購入して、遊びまわせるのもいいと思う。
これが43分の1とかになるともう2,3000円ぐらいする。気楽に買えないわけではないが、少し気になる。
私はフェラーリに特別詳しいわけではないが、ラフェラーリは限定車であり、フェラーリの中でもさらに貴重なフェラーリだ。
そして、真紅のカラーと、エッジの効いたフォルムは、我々がフェラーリに抱くイメージをしっかりと反映している。
この品質が、様々な量販店で1000円で購入できるという事実がすごい。
男性として、生まれてスポーツカーのフォルムや高級感というのは、何年経過しても惹かれるものがある。
経済についてのコラム トミカを支えるベトナム工場
これだけ、細部にこだわりがつめこまれた素晴らしい商品が、なぜ1000円以内で成立するのか?
その答えは、タカラトミーが2008年から進めている、ベトナム工場での製造にある。ベトナム3番目の都市で作られているそうだ。
ベトナムといえば、日本国内へも出稼ぎの実習生がよく来ている。
過去にカーグラフィックTVでも特集されたようで、私もラフェラーリですごいと思ったのがミリ単位のロゴの刻印。すべて機械で行われているのだが、一昔前なら、ミリ単位のシールがついてきて、購入者がピンセットで汗だくになりながら、ずれながらつけるという光景が当たり前だった。
そして1台ずつ手作業で開閉ギミックと、走行テストが行われている。
オートメーションの恩恵と、ベトナムの人件費によって、高品質ながら低価格で成立している。
ベトナムの賃金を軽く調べたら、もちろん業種、都市部か田舎で差があるものの、150円~270円ぐらいが時給となっている。
他のニュース記事では2026年に最低賃金が挙げられる予定で、トミカもベトナムの最低賃金にあわせて、価格が上昇している。
いくら単純作業をやっているとはいえ、物価が違うとはいえ、トミカに携わっているベトナムの方がよい暮らしができるようになってほしいし、そのベトナム工場を支えるためにこれからもトミカの価格が上がるならば、それは当たり前のことだと思う。

