前回、NINJAGAIDEN: Ragebound(ニンジャガイデン レイジバウンド)をレビューしたいので、その流れで、忍ゲームの復活ということで、セガから出ている
SHINOBI 復讐の斬撃
こちらをレビューする。ベアナックル4の開発チームがメインで開発したらしいが、ベアナックル4はプレイしていない。ベルトスクロールアクションはそこまで好きでないが、機会があったらプレイしてみたい。
SHINOBI 復讐の斬撃
クリア時間は約9時間。ステージはミニゲーム的なステージや、ボスのみのステージもあるが14ステージほどあり。
ただクリアを目指しただけでなく、やりこみ要素もそれなりにやり、アンクーの試練はすべてクリアした。
基本的に30分~1時間ぐらいと各ステージそれなりにボリュームがある。
ステージはゴールだけ目指す横スクロールアクションではなく、ステージクリア型に、メトロイドヴァニアの探索要素が加わったものになる。
探索を頑張れば、体力の上限や、スキルなどを獲得することができる。
基本的な難易度はやや高め。
戦闘はもちろん、移動面でもジョー・ムサシを使いこなさないとクリアできないステージが多い。
特に終盤のステージは触れただけでチェックポイントに戻される炎、トゲが多く用意されており、チェックポイントの間隔も長めになっており、戻ったときの疲労感が強い。
SHINOBI 復讐の斬撃 実は探索要素が面白い チャレンジあふれる移動アクションと戦闘を堪能せよ
正直、途中までは「プリンスオブペルシャ 失われた王冠」のほうがアクションのクオリティ、操作の快感などは上だなと思っていた。
逆にプリンスオブペルシャを遊んだことがなくて、メトロイドヴァニアに抵抗のないプレイヤーなら、本作はかなり高い評価をつけるだろうと思っていた。
しかし、探索とテンポの良いチャレンジ要素が実は面白く、メトロイドや悪魔城に比べて、ステージ型だからこそ、気楽に「今日はここの宝箱回収しよう」とか「この戦闘頑張ろう」となる。
一度解放したチェックポイントはステージ上にいればいつでもワープすることが可能なので面倒なギミックなども一度クリアすればもうプレイする必要はない。
マップを見渡しても紫色に表示されている箇所が、新しいアクションなどを駆使しないといけない場所とわかりやすい。
最初はある程度クリア重視ですすめていって、詰まったら過去のステージに戻って探索すると楽しめる。
本作のやりこみ要素の1つである各ステージに設置された「アンクーの試練」
これは、ステージごとに、ジャンプアクション、フックアクション、戦闘などそれぞれにお題目があってそれをクリアしていく。
攻略までチェックポイントが用意されている試練もあれば、全くない試練もあり、難易度はバラバラながら基本的に、ジョー・ムサシを完璧に操ったり、何度も失敗することでようやくクリアする難易度。
「こんなのクリアできるわけないだろ」と思いつつ、やっていくうちにもしかしたら次へ行けるかもと頑張って、ようやくクリアしたときの達成感がすごい。
移動に関しては、基本ジョー・ムサシが地上に立っている、鍵爪で壁にひっついている状況で、ジャンプは2回、空中ダッシュは1回というルールが徹底されており、これがよくできている。
例えば、フックが途中にあったとして、その前にジャンプ2回、空中ダッシュしきってしまうと、もうジャンプや空中ダッシュはできないが、ジャンプを1回にとどめるともう1回だけジャンプできるなど、このルールを知っていないとアンクーの試練は攻略できない。
メトロイドヴァニア系のゲームで、移動の楽しさはトップレベルであることは間違いない。
SHINOBI 復讐の斬撃 戦闘 スタイリッシュを極める遊び方も、倒すことだけの効率を求めることもできる
戦闘については、ショップや道中で新しいスキルを獲得することで、コンボルートが増えたりする。
上手い人はデビルメイクライみたいに敵を空中に打ち上げて、派手にコンボを続けることができるし、私みたいに効率を求めるプレイヤーなら、敵のアーマーを削ったり、一撃で倒せるシノビエクセキューションのための処刑ゲージをためれれる技ばかり放つ。
シノビエクセキューションが本作のアイデンティティであるが、個人的に処刑可能になった敵だけにあたるのではなく、処刑可能の敵と他の敵が重なっていたら、その敵も巻き込めるって仕様になったほうが爽快感は増したと思う。
ボス戦に関しては、簡単ではないが、忍術が使える状態(基本的にダメージを受けていくと使える)であれば、大ダメージを与えたり、体力をかなり回復させる忍術が使えるので、ゴリ押しでもクリアできる。
また、スキルの中には敵の攻撃を受け止めてカウンターできるものがあって、ジャストタイミングで繰り出す必要がなくて、かなり強い。
ボス戦に関しては、ニンジャガイデンレイジバウンドのほうが、かなり難しかった。
忍のほうが、選択肢がかなり豊富でプレイヤー有利だと思う。
ただ、ラスボスはそれなりに強い。
SHINOBI 復讐の斬撃 2Dメトロイドヴァニア最高峰といわれても納得のいく作品
かなり好意的なレビューだったが、一撃でチェックポイントに戻される区間は結構苦痛で、レトロゲーム的なプレイフィールを目指した作品だったが、そこだけどうにかならないのかと思った。
例えば、10回連続でゲームオーバーになったら、その場復活できるようにするとか、次のチェックポイントへ強制的に移動できるようにしてほしかった。
いわゆる、ソウルライクが受けているのは、戦闘だけ頑張ればなんとかなるという信頼があったからだと思う。
現代人だと、謎解きも大変、戦闘も大変。移動アクションも大変、戦闘も大変となると離脱する人も出てくるんじゃないかなーと思ったりする。
個人的に移動も戦闘も好きだし、ロード時間も爆速だったから、本作への文句はあまりなかったけど。
久しぶりに、探索要素も含めて結構遊んだと思うし、かなり濃密な9時間だった。序盤はあまりハマらず遊ばなかった空白期間もあったが、終盤以降は結構本腰をいれて遊べた。
あと言及していなかったが、グラフィックが本当に素晴らしい。2Dだけの作品ながら、容量が10GB超えていることから、背景の書き込みも含めてかなり素晴らしかった。
足場が3Dで描かれている箇所もあり、背景の書き込みが、プレイの障害になっていない点も素晴らしい。
ゲームキッチンのゴシック調のグラフィックも味があるが、ハデスや復讐の斬撃のように、漫画のキャラがそのまま動くような躍動感のあるグラフィックも素晴らしく、今後このような作品がどんどん出ることを期待したい。
今後の忍シリーズについての要望 PS2のSHINOBIがやりたい…
SEGAの問い合わせでは、商品の案などを出すことは無理なので、個人的にこのブログを使って、要望を述べると
PS2のSHINOBIシリーズをリマスターかリメイクしてほしい・・・
忍といえば、メガドライブででた「ザ・スーパー忍」などのステージクリア型の2Dアクションが元祖になっているが
個人的に学生時代にSHINOBIを滅茶苦茶遊んだ。
このSHINOBIという作品は、精神的続編もあわせてPS2で2作品登場した。
ストーリーは割愛するが、素晴らしい。
最も素晴らしいのが根幹となる「殺陣(たて)システム」
主人公は悪食という妖刀を所持しており、何もしていないと時間経過で体力を消耗する。体力が消耗する前に次々と敵を切る必要がある。
そのリターンとして、敵を切っていくと刀が光っていき、攻撃力が倍増していく、エリアごとの敵を悪食の強化を保って倒しきると、専用の演出が出てこれがとてつもなくかっこいい。
さらに、ボス戦でも途中で出る雑魚的をすべて倒して、人型のボスであれば背後に回り込んで切ると一撃で倒せる。
2002年基準でも相当シンプルな作品だが、このシステムを徹底的に研ぎ澄まし、1つの作品として昇華させた作品だ。
今遊ぶとカメラが不親切で、落下するとチェックポイントもなく問答無用で最初からというかなりつらいしようだが、もしリメイクするならそこも改善してほしい…リメイクしてほしい(笑)
