少し前の話になるが、IGNJAPANというゲームレビューを生業とする会社のレビュワーがドラクエ1&2のリメイクについての感想動画をあげていて
その中で、メタルスライムが逃げないようなMODをいれて、経験値稼ぎしやすくした、時短したということで賛否両論沸き起こっている。
その後のIGNJAPANの動画もやや問題があるとされているが、ブログで好き勝手ゲームレビューしている、筆者の立場から思ったことを語る。
本文に入る前に
筆者は
ドラクエ4(DS)、ドラクエ5(PS2)、ドラクエ11S(switch)をクリア済み。
今回のドラクエ1&2は未プレイになる。
ドラゴンクエスト1&2におけるIGNJAPANの対応についておもったこと
【コラム】HD-2D版「ドラクエI&II」で感じた「メタル狩り」というゲームデザインの風化
渡邊卓也氏というレビュワーが、感想として、ドラクエのことを語り、メタルスライムが逃げないようなMODをsteamでプレイしていたので入れたということで、話題になった。
IGNの言い分としては、これはレビュー動画ではなく感想動画であり、個人がゲームを楽しむ、快適にするためにMODを入れたものだといっている。
否定的な意見が多かったが、軽い謝罪もなければ、「ストグラ」がMODだって知ってた?という「煽り」に近いようなタイトルをすぐに入れてしまったことは、問題があると思う。
また全世界に向けた記事や動画ではなく、JAPANと銘打っているのであれば、ドラクエというコンテンツがsteamよりもコンソール版も多いことを考慮しながら、発信していくべきだったと思う。
メディアとして、もう少し第三者にどうみられるかを考えるべきだったとは思う。
もちろん、自分たちが間違ったことをしていないと思うのであれば、過剰に謝罪する必要はない。
MOD使用について、MMORPGやPVEのFPSなどであればチート行為で大問題となる、場合によってはアカウント停止や出禁を食らう。
しかし、今回のドラクエは個人が楽しむ範囲であり問題ではないのでは?という意見もある。
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ドラゴンクエストの公式サイトなどでMODについての注意喚起は確認できなかったが、スクウェア・エニックスの公式サイトを見ると、MODの使用を認めていないようにとれる文面になっている。
仮にMODが許諾されていた場合、感想だったら正しいのか?
渡邊氏のレビューの本質は、ドラゴンクエスト1のゲームプレイが、現代の他のRPGと同じぐらい快適で楽しい難易度になっているかどうか?という問題提起だと思う。
上記のようにMODの使用が公式でアウトであれば、アウトなのだが、ゲーム会社によってはMODの使用を黙認していたり、正式に許可しているケースがあるようだ。
では仮定の話だが、渡邊氏の行為が問題なかったとして、レビュー動画として問題ないか?について語る。
私はメーカーが認可しているのであれば、レビュー動画としても問題はないと思う。
極端な話をいれば、飲食店で調味料の持ち込みがOKの場所でレビューして
「最初はそのままで食べてみたけど、どうしても薄味で自分の口にあわなかったから塩や油を足したんだよ」
と同等の内容のレビューになる。
そして、ネットで批判されているように「製作者にリスペクトがない」という意見が、そのまま出されたものを食べるべきだって意見で店も禁止しているなら、確かにリスペクトはないかもしれないが、許可されていているなら、自分で購入したものをどうレビューしても自由ということになる。
そのレビューが参考になったかどうか、レビュワーを支持できるかどうかは、視聴者だったり、受け手が決めることになる。
ゲームレビュワーという存在がなぜ必要なのか? メーカーと消費者のハブになっている
繰り返すが、今回のMODについて、MODを使ったことがないプレイヤーが多いことを踏まえると、MODをメーカーとして容認していたとしても、レビュワーの支持は得られんかったと思う。
1.世間のコメントなどを受けて、形だけでも謝罪したほうが賢明だったIGNJAPAN
2.レビュワーに関して、「ゲーム制作者がいないと君たちの仕事はないんだよ」とレビュワーが言い返せないようなマウントを取る第三者の意見
3.楽ちんモードは用意していたが、快適性についてもう少し検証の余地はあったと思うメーカーのゲーム作りの姿勢
レビュワー側が完全に問題というわけではなく、三者三様で今後のゲーム業界のために改善すべきポイントがあるのではないだろうか?と個人的に思った。
ゲーム新作が出るからこそ、我々ユーザーは楽しめるし、ゲームレビュワーという職業、産業が生まれる。
ゲームレビュワーがいるからこそ、消費者は無駄使いしないようにゲームにお金を振り分けることができる、クリアしたゲームに関して知識を深めたり、楽しめたりさらに時間をつぎ込める
ゲームレビュワーをとりあげる消費者がいるからこそ、メーカーが気づいて続編を作るためのフィードバックにもなる

