たぶん5年ぶりぐらいにカプリチョーザに知人と寄りました。
イタリアレストランとしては、サイゼリヤの次に有名…だと思うカプリチョーザの主要メニューをあらかた食べて、2026年のカプリチョーザの現在について考察していく記事になります。
トマトとニンニクのスパゲティ 最大のライバルはうまトマハンバーグだった…

1280円
カプリチョーザで真っ先に思い浮かぶメニューといえばこれ。
5年前もこれとライスコロッケを食べましたが、いまいち感動がないです…
そうか、松屋で「うまトマハンバーグ」が定番になってしまって、トマト×ニンニクの感動が他で安価で味わえるようになったからですね。
とはいえ、インパクトは十分だし、腹いっぱい濃い味のスパゲティ食べたいぜってなったら、マストになると思います。
カプリチョーザはスパゲティに個性的なメニューが多く、定番でそろえているサイゼリヤとは明確に違う点です。
知人と分けて食べたので、がっつりニンニク臭がしたわけではないですが、食べ終わった後のニンニクの風味がなんども襲ってきて、「また食べたいな」という中毒性がある商品です。
とはいえ、1280円で普通サイズ。手のひらサイズの器に乗っているということを考えると、アラフォーになっても、これ一皿で満足できるのかちょっと不安…
渡り蟹のトマトクリーム 濃厚なのにあっさりしたシーフード麺

1480円…うーん物価高であってもラーメンライスが食べられる価格。
しかし、これは今回食べた中で一番おいしかったです。ネットでも絶賛の声が多く、それが納得できるぐらいにおいしかったです。
たぶん、めっちゃ日本人好みな味なんじゃないかなと思います。
蟹の身が多少入っていますが、やはりメインは濃厚なクリームです。トマトクリームと書かれていますが、蟹の濃厚すぎる出汁がしっかりととれており、それが細麺に細部にわたって絡まっています。
ものすごい上等なシーフードラーメンを食べているような多幸感です。
あっさりとした中にコクがあり、コクがあるのに後味がしつこくないので、どんどんと食べられるスパゲティです。
味については、トマトとニンニク~より圧倒的に好きなものの、また食べたくなる強烈な個性は、なんとトマトとニンニク~のほうがあったな~という印象。
シチリア風ライスコロッケ 定番だけど、すべてバラバラな印象

(真っ二つに切りましたが、相変わらず不器用すぎて泣ける)
960円
このサイズで、1000円以内におさまっていると考えるとリーズナブルなのか。1人だったら、1つでお腹いっぱいになりそう。
過去にアラサーで食べて、ライスコロッケとスパゲティを1人で食べて、全く動けなかったことを思い出します。
それで久しぶりに食べた感想ですが、正直あまりいい印象はありませんでした。
トマトソース、衣、中のライス、チーズすべてが分離していて、口の中でちぐはぐとした状況で、調和があまり感じられませんでした。
衣とトマトソースの味わいがものすごく勝ってしまって、チーズの濃厚さだったり、ライスの繊細な味わいというものが感じられず、正直、安かったとしてもまた食べたいなとは思いませんでした。
温野菜のバター風味 著名人絶賛、素材の味わいで正面から勝負

1100円
サラダなのに1000円を超える強気な価格。セットサラダに含まれておらず、これを単品で頼むしかない。
しかし、メニュー表ではかなり大きめに記載されており、自信のある一品であることがうかがえます。
ネットでも絶賛の嵐で、正直こんかいはこれを食べるために無理やり行ったといっても過言ではありません。
まず、ものすごいシンプルな料理です。カリフラワーやニンジン、そして揚げたポテトの素材の1つ1つがものすごく大きく切られていて、満足感のあるメニュー。
バターソースがそえられていますが、ものすごく濃厚なバターというわけではなく、素材の味を活かすぐらい。たとえていうなら塩みたいな役割です。
カリフラワーがここまで甘く、噛み応えがある味わいだとは思いませんでした。たぶんカリフラワーに目覚めそうな一品…
絶賛する人が多いのも納得なのですが、1100円でサラダを食べると考えると、素材の良さというのは、動機になるもののもう1つ、決定的な何か感動的な要素
「こんな野菜食べたことがない」「こんな味わい食べたことがない」
それこそ、割り下と絡み合う三嶋亭の野菜などは、そういった感動がありました。
あと、筆者はじゃがいもがこの世の中で一番好きな食べ物なので、じゃがいもだけのバター風味をひたすら食べたいな…っておもいました(笑)
カボチャのタルト 濃厚なパンプキンムースに酔いしれる

660円
デザートの中ではカプリチョーザでおそらく一番高い(定番メニューの中で)が、こちらも定番の商品。
ちなみに、写真の生クリームは無数の星みたいに細かくデコレーションされていましたが、実際は、大きな波が3つみたいな形に。
インパクトのあるホイップクリームなのですが、正直、生クリームでごまかさず、カボチャのムースとパイ生地だけで勝負してほしい。ある意味もったいなさを感じる一品。
パイの絶妙なしっとりした柔らかさと、カボチャのムースの濃厚な甘みは絶妙で、生クリームのくどさが正直残念。
それよりうれしかったのが、サービスでいただいたハーブティーで、これがとってもおいしかった。

アップル風味の上品な味わいで、それまで食べたニンニクの臭みを緩和してくれるように感じたし、カボチャのタルトの甘さを引き立たせてくれる味わいでした。
カプリチョーザの総括 サイゼリヤとの違いと差別化

サイゼリヤは、メニューを少し変えたりしながら、物価高になっているにも関わらず、価格をキープしている。それで利益を上げているのだから、奇跡の外食チェーン店ともいわれています。
一方で、カプリチョーザは段階的に値上げしているらしく、1000円未満で食べられるものが結構少ないなという印象でした。
しかし、創業祭だったり、福袋などで安くしている場合もあり、セット商品などもあります。
決定的な違いとしては、店内のスペースがサイゼリヤよりも狭めになっており、客単価を上げることによって、客数を減らしはしますが、顧客満足度を高めるような工夫がされています。
最初から取り皿が置かれていたり、店員さんが店内をこまかくまわって、声掛けされたり、水をくばられたり。
空になった容器もてきぱきと回収されますし、食後に設定したかぼちゃのタルトもすぐに聞かれ、オペレーションの迅速さはさすがだなと思いました。
一方で、サイゼリヤは、薄利多売なので客数を増やさざるを得ず、インバウンドも増えており、店員の労力もなかなか大変そう。
セルフレジなどオートメーションに尽力はしているようですが、接客に力をいれることが、なかなか難しい構造になっています(しかし現場の店員さんはものすごく尽力されていることは伝わります)
お互い、イタリア食のチェーンレストランとして長年活躍し、日本人の胃袋をみたしつづけていたわけですから、これからの活躍も期待しています。
カプリチョーザはまた近いうちに今度はピザを食べに行きたいです。
