【2026年アニメ化決定】ライアーゲーム徹底考察|甲斐谷忍原作の心理戦と名勝負を解説 PART1

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今回は2026年にアニメ化が決定している原作、甲斐谷忍先生の超人気頭脳戦ゲーム漫画「ライアーゲーム」についてまとめてみた。

製作はマッドハウス、カイジ、アカギ、そしてワンナウツのスタッフが再び集結して、ライアーゲームを本格的に取り上げている。

(ワンナウツも個人的に好きな漫画。アニメ化されていない後半の展開も近々まとめるつもり)

本当に、原作は難解なゲーム性と二転三転の心理戦が素晴らしいので、購入して1週間足らずで読み切ってしまった。

今回は備忘録も兼ねて、原作に登場したゲームをまとめた。

展開、面白さ、考察。そして総合評価SからBまでつけている。

 

 

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ライアーゲームとは?|基本ルールと作品概要 なぜアニメ化もドラマ化もされるほどヒットした?

名前の通り、「相手をだますゲーム」であり、詐欺罪などには当たらない。ただし暴力行為は、ペナルティとして1億円請求される場合がある

契約書や小切手を使って、互いの約束を守らせる、強制させることは可能。ただし契約書の名前が違うなどの工作によって回避することは可能。

代理参加することは可能。代理参加したものの負債、獲得した賞金はあくまで代理人の者。

敗退して負った負債はいかなる手段を用いてでも、運営が回収する

 

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第1回戦 マネー争奪戦 考察・評価

ライアーゲーム1巻 人数2人 賞金2億 評価B

マネー争奪戦 ルール概要

互いに渡された1億円を奪い合う。30日後に1円でも多く奪ったほうが勝利。
負けたものは、負債を運営に返す義務がある。

勝利した場合も、賞金の半分を運営に返さなければ、ドロップアウトできず、2回戦の会場に来なければ、棄権とみなされ、全額回収される

マネー争奪戦 勝敗の結末

勝者 カンザキナオ

神崎直が運営の導きによってであった、秋山深一と協力して、神崎の元恩師の藤沢を追い詰めて、最後は虚偽の手紙+変装によって見事に1億円を奪う。

 

 

マネー争奪戦 感想と考察

記念すべき最初のゲームであり、まだまだお手並み拝見といった内容。振り返ってみると、最初にしてかなりライアーゲームらしい内容で、終始余裕の勝ち誇った秋山と、最後の最後にちゃんと秋山の想定通りにゲームが動くという流れだった。

 

 

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第2回戦 ライアーゲーム 少数決

2巻 人数22人 賞金22億 評価S

少数結 ルールと概要

イエスかノーでこたえられる単純な質問に対して、票を入れる。イエスかノー少なかった方が生き残り、最後の1人まで行う

生き残った1人は賞金を総取りできる。各人のマネーは胸のネームプレートのダイヤになる。

少数結 勝敗の結末

勝者 アキヤマシンイチ

秋山による作戦で、8人のチームをつくって、チームで票を決めることで最終的に残った人間がチームと利益を割ることで4000万得られる方法を思いつく。

 

しかし、秋山たちが取り込んだ人間の中に、ゲーム前に他プレイヤーから金を奪ったX、フクナガユウジがまぎれており、フクナガは少数決で与えられた時間を使って、8人のチームを3つ作る。

秋山は1億の負債がかかるゲームなのに、脱落者に落胆や狂気が見えないことを不可思議に感じ、フクナガの策を見破る。

 

最終投票で、Xとして疑われていた男性と結託し、秋山は胸のネームプレートの1億を担保として差し出す(プレートと交換しないと賞金が受け取れないため)ことで結託する。

 

少数結 感想と考察

まさにライアーゲームの代名詞となっているゲーム。「このゲームには必勝法がある」は本作で一番有名なセリフといってもいい。

秋山がゲームの攻略法を思いつく→ライバルが、対抗して上回る→秋山がさらに秘策を打って上回って勝利する

 

という流れを見せてくれた。あと他のゲームは、一読しても理解の難しいポイント、数学の頭脳さえも必要なところがある一方で、少数決はそんなに高度な知識を要求されず「面白い、すごい」と思えるゲームなのも評価が高い。

いわゆるカイジでいう「限定じゃんけん」

 

また、社会現象にもなった実写版のライアーゲームでも、フクナガユウジを演じた、鈴木浩介氏もブレイクした。

余談だが、アキヤマシンイチが完全勝利したゲームは意外と少ない。

 

 

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第2回戦敗者復活戦 リストラゲーム

第3巻 参加者9人 賞金1250万+α 評価A

リストラゲーム ルールと概要

参加者にはLチケットとMチケットと1億円が渡される。

Mチケットをつかって参加者同士で、物でも指示でもいいので売買ができる。Lチケットは10枚配布され、1回につき5人まで名前を書ける。一番名前を書かれなかった1人が敗者で1億円の負債を抱え、勝者の8人は1250万円を抱えて次へ進む。

 

リストラゲーム 勝敗と結末

敗者 ミウラタカヨシ

敗者復活戦ということで、2回戦と同じ面々が継続。序盤は裏切ろうとしたフクナガが圧倒的に不利だったが、カンザキも金を持って敗者復活戦に参加したことを知った他7人は、2人のどちらかを落とすために共闘。

それを見抜いたフクナガが、カンザキを裏切ることをMチケットで7人に売却させる。1回目で全く投票されなければ圧倒的に不利という状況で、カンザキはずっと0票でまさに絶体絶命。

そこにアキヤマが駆けつける。まずは、フクナガからのインチキカードゲームに負けたカンザキに対して、イカサマでやり返して、一矢報いる。75%はフクナガが勝つというイカサマだったが、逆にカンザキがイカサマをしてもわからないという仕組みを利用した。

結局、Mチケットは票を買うというのが最終的な目標。しかし手持ちは7000万しかない。そこでアキヤマは、カンザキの人の良さを活用して、7人全員に同じ話をして、ゲーム終了時にカンザキが7000万払うことを条件に、9回目の投票で10票渡すことを契約した。

実際に、カンザキの票は80票となり、一気に首位に躍りでる。他の者は安全圏の50票を切ったことで、カンザキの余剰となった30票をめぐって、オークションが始まった。

巧妙なのが、カンザキの票を安い金額で買った場合、カンザキは負債が膨らみ、結局最初の7000万の支払いが不可能なため、最低でも7000万カンザキの票を買ったほうが得になってしまうということ。

最後に、カンザキはフクヤマと共闘しながらも、自分を気遣ってくれたミウラをあえて落とすことによって、Mチケットで獲得した金額をミウラと他プレイヤーの救済に使用した。

 

リストラゲーム 感想と考察

敗者復活なので、あまり派手さもなく、フクナガVSアキヤマという構図で、後のゲームに比べるとフクナガは力不足だった。

ダイナミックな面白さはない一方で、後のゲーム展開の、「負け抜けが重要」「どう勝利するかではなく、どうやって利益を確保するのか?」というライアーゲームの本質を描いたゲームにも感じられる。

前述しているが、アキヤマの心理戦で、7000万払ったほうが、1000万より得という状況を作り出している点は、非常にすごいといわざるを得なかった。

 

 

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第3回戦 密輸ゲーム

第4巻~第6巻  参加者18人(9人VS9人) 賞金基本4億 評価S

密輸ゲーム ルールと概要

南の国、北の国に参加者は分かれ、50ターンそれぞれが相手の国においている資産を移動させる。

プレイヤーは相手の国に3億、中立である第三国に1億、合計4億円所持してスタートする。

片方が密輸人、片方が検査官となり、相手の国においてる3億円から、マックス1億円までトランクに入れて、1ターンに密輸できる。検査官を出し抜いて、密輸する。

検査官は「パス」か「ダウト」を宣告できる。

パスは相手が密輸をしていない時に有効。密輸をしていたら、そのまま密輸した金額が成功になる。

トランクに何も入っていないのに、検査官がダウトを宣言した場合、慰謝料として、ダウトした半額を密輸人に払う。検査官は、ダウトする場合、ダウトの半額を第三国にある自分の資産から用意する。

検査官がダウトした金額と同額以下だった場合、密輸失敗で、密輸しようとした金額はすべて検査官の口座に流れる。

検査官がダウトした金額より多い金額を密輸した場合、密輸成功で密輸額を受け取れるだけでなく、検査官のダウト宣言した半額の慰謝料までも受け取れる。

基本的にプレイヤーは相手国から自分の金3億を密輸するのだが、検査官として徴収した金額も上乗せされる。

さらに、ゲーム終了後に置き去り、密輸できずに残された金額はその国のメンバーに平等に分けられる。

ゲームの勝敗は相手の国からどれだけの金額を第三国へ移したかで決まる。

 

密輸ゲーム 勝敗の結末

 

この密輸ゲーム、社会現象となったドラマライアーゲームのシーズン1でもラストゲームにあたり、ここでもアキヤマのライバルであるヨコヤが登場。しかし見た目や人物設定はだいぶ異なる。

原作では、一代で金融業界のトップとなった父の息子として、帝王学を学び、「人を支配する」ということを徹底され、実際に人を支配していくかなりサディスティックな性格。

 

ドラマでは、アキヤマの母親が自殺するきっかけとなった詐欺集団のトップであり、アキヤマにとってのヨコヤは母の仇で、ヨコヤにとってのアキヤマは自分がライアーゲームに挑むまで落とされた宿敵でもある。

この密輸ゲームのすさまじいポイントは、「ゲームに勝利することが勝利ではない」という点だ。

 

スコアはあくまで第三国口座で決まるが、重要なのはゲーム終了後に自分の国に残されたもともと相手の国の金の分配金になる。

ライアーゲームは勝者は勝利した金額の半額を運営に返すのがルールだが、敗者は、基本的に最初に与えられた負債分だけ返せばいい。

密輸ゲームは検査官で多く徴収するよりも、密輸人としてしっかり相手の国から密輸を成功させないと、終了時の分配金が大きく変わる。

 

つまり、密輸ゲームの理想は「がっつり負けて、勝負に負ける」。いわゆる負け抜けだ。

この後からライアーゲームは、単純な勝負の勝ち負けではないところを探すことも謎になっていく。

またドラマ版では、クライマックスで、アキヤマはヨコヤの交渉に飲み込まれ、プレイヤーのカードを差し出すのだが、カードを傷つけて再発行することで、傷つけたカードをヨコヤに渡して乗り切る。

 

おそらく、ドラマが先行して明かしたトリックを原作ではあえて先に再発行のルールをつぶした。

代わりに、他人をカードでも金を下ろせることにアキヤマは気づく。そのためチームの代表者が、チーム全員のカードをつかってATMからおろせば全額現金を引き出せるのだ。

そして、アキヤマは「密輸ゲーム」では「本当の密輸」を行うことで局面を打開する。

 

相手の国から協力者を募り、相手の国にある自分たちの国の口座から丸ごと、金を移してもらうというものだ。検査室を通さずに金を移す。

しかし、ヨコヤは先手を打ち、アキヤマチームの中でとろい人間を揺さぶって、自分たちの国のATMに全額移すことに成功する。

さて、細かい攻防はすこぶる面白いのだが、すべて書くと文量が異常になるため、漫画やアニメで楽しむ余白とする。

 

結果的に、ヨコヤがあと一歩のところでアキヤマを追い詰め、常にリードしているかのようにみえたが、ヨコヤの国にいた男3人が強い結託の上に、アキヤマの国に寝返ることで、チーム戦はヨコヤが勝つが、相手の国の口座をまるごと移し替えることに成功。

アキヤマはヨコヤの支配を逆に利用した。

自分の国の人間のカードをすべて持っているヨコヤに対して、カードをある方法で使用不能状態にして、ヨコヤに返す。

 

ヨコヤが密告用のために全員にもたせた、ICプレイヤーを裏切り者たちの連絡アイテムとした。

しかしヨコヤは負けていたわけではなかった。最後の一手として、自分のカードに入金させて密輸させることで、個人成績は全員の中で圧勝という形になった。

アキヤマとカンザキは、他プレイヤーを救済しつつ、自分たちは3回戦の敗者復活戦に望む。

 

密輸ゲーム 感想と考察

ドラマでもなかなか白熱したゲームだったが、原作では複雑さと最後のドンデン返し含めて、ゲームの密度は完全にドラマを上回ったといえる。

特に、ゲームを超えて、本当の密輸合戦が行われる点は素晴らしかった。

またこうした推理漫画、バトル漫画でありがちな、ライバルは優秀だが、主人公と戦うと負け続けて、威厳がなくなる・・・という展開が全くなかった。

ヨコヤはしっかりと、アキヤマに対して一矢報いる。

試合に負けて、勝負に勝つみたいな展開が、ライアーゲームには非常に多く、この後のバトルでもよく見られる。

間違いなく面白いゲームではあるが、常に勝負中に計算が求められることと、複雑でありながら3巻という長丁場であるため、繰り返し読むとより楽しめるが、かなり体力を必要とする点がある。

しかし、展開やゲーム性はライアーゲームのなかではおそらくトップクラスのゲームのため、ドラマしか見ていない人は、漫画、そして2026年のアニメで完全再現されるだろうから、それを楽しんでほしい。

 

書いてみたら、もう3分の1のゲームだけで、5000字ぐらい消費していたので、別の記事にまた続きを書くことにします。

 

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