ゲームレビュー

WCCF FOOTISTA(フッティスタ) 2022年4月にサービス終了を受けて なぜ失敗したのか? 復活する方法はあるのか?考える

2022年4月に、WCCFの続編と言えるフッティスタのサービスが終了してしまいました。今後、また別の作品が登場するかわかりません。
私は、サービス開始時にフッティスタを遊んでおり、過去にブログにも書いていますが、途中でプレイを離れてしまいました。
今回は、フッティスタへの思いを語りながら、なぜフッティスタはサービス終了してしまったのか?結果的に失敗したのか?復活するにはどうすればよかったのか?
上記について考えていきたいと思います。

 

このブログでは、サッカーゲームについて、過去に評価やレビューをしています。よろしければほかの記事もご覧ください。

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フッティスタ ゲーム性はWCCFより明らかに進化したとはいえなかった いまだ残っていた非現実的なゴリブルについて

フッティスタはWCCFよりも、プレイヤーが操作する要素が多く、どのようにビルドアップして、ゴールへ導くか、サイド攻撃か、中央突破かという選択肢があります。

また、ディフェンス側は、相手の連携の要をマンマークして、阻止することで、試合を優位に運ぶことができます。

これだけ聞けば、WCCFよりも戦略性があり、かなり長く遊べそうに聞こえます。

2021年時点のフッティスタはわかりませんが、私が遊んでいたサービス開始から半年間ほどは、WCCFと同じく、ゴリブル(ドリブルで強引におしていける選手)が強い傾向にありました。

どれだけ、陣形を頑張ってみても、ロナウド(怪物)の突撃を止めるすべが見当たりませんでした・・・

また、現在のように繊細なポゼッションサッカーもなければ、インテンシティの高いゲーゲンプレスといったダイナミックな展開も見られません。

WCCFから新しくなったと思いきや、やっていることはWCCFでした。

 

フッティスタはなぜ失敗した? お金があまりにもかかりすぎる

(ユベントスユニフォームのロナウドももはや、懐かしく感じる)

他方でいわれることですが、フッティスタはお金がかかります。

私がサービス開始直後に熱中していたこともありますが、1プレイあたり3000~5000円は軽く使っていたと思います。休日も、平日もかまわずラウンド1に入り浸ってました。

印刷代などがかかるため、WCCFのように1プレイでカードがもらえるというシステムではありません。

一応、アイミーと紐づけた使用権をサイトなどで、解除すればカードの譲渡や売買はできます。

WCCFのMVPやかなり強いレジェンド級のカードに比べると、そこまで高くなかったのですが、それでも1枚当たり5000円を超えてくるカードもあります。

また、艦これアーケードのように、カードの育成要素もあります。

進化するために膨大なプレイが必要・・・というわけではありませんが、対人がメインなのに、あえて弱いカードを使い続けなければならないのは、矛盾でした。

リアルカードが出てくる、収集できるという楽しみは、WCCFから継承されたものの、やっていることは、基本プレイ無料のスマホゲームと代わり映えのしないシステムです。

 

フッティスタはなぜ失敗した? マンチェスターユナイテッド、チェルシーが使えないままだった

また、フッティスタは海外の欧州リーグの主要クラブが使えるというのが、強みでした。

私の認識では「チャンピオンズリーグ出場チームは使える」という感覚でした。

しかしながら、WCCF後期からフッティスタに至るまで、プレミアリーグのマンチェスターユナイテッドと、チェルシーが使えなくなっています。

ライセンスの問題なのかは不明ですが、レジェンド、現役も含めこの2チームは、名選手を多く輩出しています。

チェルシーに至っては、直近の2021チャンピオンズリーグの優勝クラブです。

フッティスタは、WCCFから引き続き、プレイしているファンが多く、社会人プレイヤーも多いです。2000年代に輝きを放った、ユナイテッドとチェルシーに思い入れの強いファンも多く、この2クラブが使えない時点で、プレイしていない人も多いのではないでしょうか。

あと、ノーマルカードに多くのJリーグカードがあったのも、個人的にマイナスでした。

Jリーグを貶めるつもりはないんですが、欧州サッカー好きな人とJリーグが好きな人って、結構分かれていることも多いんですよね。

もちろん、フッティスタを通して知ることになる魅力的な選手とか、低コストで使いやすい選手を見つけるTCG的な面白さはあるんですけど。

 

劣化していると評価せざるを得ない 近年のアーケードゲームの現状について

そもそも、フッティスタに限らず、近年のアーケードゲームは、基本プレイ無料のスマホゲームのシステムを踏襲したものだったり、そのままスマホ作品をアーケード向けに逆輸入したような、作品ばかりです。

2022年現在は、ゲームセンターのゲームは、家庭用ゲームに並ばれたという認識は古く、家庭用ゲーム機よりグラフィックの劣る作品が多くみられます。

例えば、フッティスタのグラフィックは、PS3程度のもので、最新のFIFAやイーフットボールのグラフィックよりは、大きく劣ってしまいます。

ストリートファイターVに至っては、アーケードはネット対戦などの遅延が致命的で、プロゲーマーはPC版に戦場を映しています。

今回は、サービス終了して、失敗の形となったフッティスタを取り上げていますが、これはフッティスタだけの問題ではなく、アーケードゲームが共通で抱える問題です。

それは、コロナだけに責任を押し付けられるものではありません。明らかにアーケードゲームの体力、クオリティが低下していると、感じています。

 

フッティスタ 対戦重視にしてしまったことの失敗について

フッティスタは、初期においてほぼ対戦するという目的の作品でした。

WCCFでは、クラブを運営していって、チーム内の連携を高めて育成していくという目的があります。

この1人用の育成モードのボリュームがかなりあり、対戦するまでのハードルが高かったことも事実です。

フッティスタは、乱暴な言い方をすれば、カードをそろえれば、対戦はできます。WCCFのように特定のスキルを磨いたり、連携を考えたりする必要はありません。

運営側は、新しいシステムによって、対戦面が劇的に面白くなったと考えていたと思いますが、私はWCCFとの明確な違いを感じることができなかった人間でした。

1人用のCPUを自分のチームで、ただ倒すというモードの需要。対戦が大嫌いな人もいるという現実。これと向き合わなかったことが痛かったのです。

 

WCCFは復活できるのか?

フッティスタがサービス終了したことによって、WCCFという文化そのものが、なくなる恐れがあります。

フッティスタとあわせて2001年~2022年なので、相当な長さなんですけど。

近年では、ライバルとなるサッカー運営、シュミレーション、チーム作成の作品が急激に増えています。主にスマホアプリで。

さらに、FIFAもウイイレも、ガチャをひいて、自分で好きなチームを作るという遊びが定着しています。

WCCFが登場したときに、最も魅力的だった「自分が思い描くドリームチームをつくって、戦う」というコンセプトは、すでにありふれたもので、武器ではなくなりました。

WCCFがゲームとして生き残るためには、アーケード筐体ではなく、スマホアプリとして生まれ変わるぐらいしか、私は思いつきません。

できることなら、過去のカードをスキャンすることで、使えるようなシステムがあれば面白いですけど。

スマホアプリであれば、多少グラフィックが劣っても不満はないですし、タッチしながら、カードを動かして操作できるので、WCCFっぽい遊びはできると思います。

WCCFからフッティスタの思い出

私がWCCFを遊んだのは、2015‐2016なので、結構後発でした。

WCCFの魅力は、なんといっても膨大なカードプールにあって、同じクラブであっても、現役選手で固めるか、レジェンド選手との夢の競演を果たすかという選択肢がありました。

youtubeでもクラブや選手の解説動画は、面白くて、膨大にあるんですけど、WCCFのカードプールを調べていけば、どのような選手が評価されてきたかが、わかりますね。

私は、当時セリエAを何連覇もしていたユベントスが好きで、使っていましたね。

WCCF創世記から、ユベントスのカードは活躍していたので、選択肢が多くて面白かったですね。

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