バンパイアキラー レビューと評価 なぜ30年たってもなお悪魔城ドラキュラ最高傑作の1つとして挙げられるのか?

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悪魔城ドラキュラ「ギャラリーオブラビリンス」を遊んでみて、久しぶりにVAMPIRE KILLER「バンパイアキラー」を遊びたくなったので、起動してみた。

 

悪魔城ドラキュラアニバーサリーコレクションに収録されており、switchで持っていたのだが、一括でPS5でプレイしたほうが楽だと思って、また買い直した。

 

 

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バンパイアキラーとはどのようなゲームなのか?

バンパイアキラーは悪魔城シリーズ11作目で、セガのメガドライブで1994年に発売された。

古き良きステージ攻略型の横スクロールアクションになっており、鞭を使用するジョニー・モリスと槍を使うエリック・リカードの2人から選択する。

ギャラリーオブラビリンスでは、主人公のジョナサン・モリスが、ジョニーの息子であり、エリックも重要な局面で登場する。

 

この時代はKONAMI全盛期であり、SFC、PCエンジン、そしてメガドライブでそれぞれ悪魔城作品を出していたが、どれもがシリーズ最高傑作といってもそん色のない作品ばかりだった。

このバンパイアキラーもその例にもれず、城ではなくヨーロッパ全土を舞台とした壮大なロケーションと、頭に強く残る珠玉のBGM、軽快かつ爽快感のあるアクションなど、悪魔城初心者でも遊びやすい傑作になっている。

 

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バンパイアキラー グラフィックの評価 メガドライブ最高峰で、ただきれいではなくギミックもある

バンパイアキラーのグラフィックだが、今見ても非常に緻密で美しいドット絵が広がっている。

ただ美しいだけでなく、攻撃をあてることで地形が崩れたりするなどのギミックも用意されており、背景になにかあるのでは?と常にドキドキとワクワクをもたせている

また上のように、ステージの足場が揺れ動いたりしており、メガドライブの機能を最大限に発揮している。

最終面に至っては、ガラスで反射するようなステージになっており、限られた情報を頼りに足場を探すという、現代でもなかなか見られないギミックが仕込まれている

 

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バンパイアキラー 戦闘とアクションの気持ちよさ レスポンスの良さと、サブウエポンの使いどころがはっきりしている

戦闘やアクションについては、SFCの悪魔城ドラキュラよりもさらに、ジャンプアクションが滑らかで軌道の修正がしやすくなっている。

逆にSFCのシモン・ベルモンドのように鞭をあらゆる方向に振り回すことはできず、ジョニー、エリックそれぞれ攻撃方向が差別化されている。

エリックは下方向にためることで上にジャンプしながら突き上げる攻撃ができ、移動だけでなく、攻撃としてもかなり強い。

エリックの方が使用感がいいし、恋人の敵というストーリーでもかなり応援したくなる立ち位置ではある。

サブウエポンはブーメラン、斧、聖水、武器最強状態がある。

 

数こそ少ないが、どれも使用目的がはっきりとしているし、ブーメランはシリーズ恒例のクロスに比べると速度が速くて使いやすい。斧もかなり早く投げられる。

ジュエル(従来のシリーズならハート)を一定数使用して、Xのアイテムクラッシュのようにサブウエポンの強化攻撃が繰り出せる。




武器最強状態は、ジュエルをかなり消費するが、画面全体に攻撃が及んだり、多段攻撃でボスをあっという間に倒せる。

そもそも、武器最強状態の通常攻撃もかなりのDPSが出せる。

(うまく潜り抜けたご褒美として、ボスすら無双できる力が手に入る)

武器最強状態は、他のサブウエポンを取得したり、ダメージを受けると解除されるが、そこはアニバーサリーエディションの途中セーブを活用して、俺TUEEEを維持して気持ちよくなりたいところだ。

 

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バンパイアキラー 総評 気になる点もあるが、ステージ攻略型悪魔城ドラキュラの最高傑作の1つであることは揺るがない

バンパイアキラーは、ステージクリア型ドラキュラの中でも屈指の名作であり、最高傑作に上げる人も多い。

通しでプレイした場合、個人的に気になる一撃死のギミックが見られたり、やや爽快感にかける要素もある。

ただ、全体的にアクションが気持ちよく、いかにプレイヤーキャラを強い状態に保つのかという古き良きアクションゲームらしい作品に仕上がっている。

ボスは見た目も攻撃方法もかなりユニークで、従来の悪魔城とは異なったアプローチで楽しめる。

しかも、ちゃんとグラフィックを堪能できるように攻撃はそこまで苛烈ではないという点も個人的に評価が高い。