不謹慎かもしれないが、最近見たドキュメンタリーの中で一番見ごたえがあった・・・
僕も大学生時代は、ずっと「ヤルヲの燃えカス」を見て、時間を消耗していました(笑)
僕も1年前に仕事を変えて、同僚の中には理解してくれる人もいましたが、「聞きたくなかった」と落胆してくれる人もいました。(惜しんでくれることは申し訳ないとともにうれしくもあるのですが)
なぜヤルヲ氏はうちいくを脱退したのか?
ないおさんは、当初のコンセプトのまま、アンチタレントを掲げて、自然体の面白いヤルヲさんを見せ続けたいという思いがありつつも、組織の長として部下を食べさせないといけないし、仕事の幅も広げなければならないというジレンマがありました。
ただ、組織の長として稼ぐために手段を選ばないという選択肢も取れず、仲間内でやるとしても、今回のように多少給料が悪くても環境に居続けたいと思わせるだけの人望がなかったわけです。
経営をする以上は、このどちらかの一つに方向を定めなければ、人がついてこない・・・という現実を見せつけられました。
一方で、ヤルヲさんは純粋に、ウチイクで仕事し続けても金銭的にも自分の仕事の広がりとしても未来がないと思ったのでしょう。
- 金銭(ウチイクに所属してもあがる見込みがない。固定給で借金も背負い続けている)
- スキル(ボート動画も出しているが、引き出しが増えている感じがない)
- 人間関係(他媒体とのコラボがなかなかできない)
給料に関しては、言わずもがなですが、ライターへの規制が厳しくなっていますし、YOUTUBEやGoogleも突然ギャンブル動画に対する広告規制をやらないとも限らないわけです。
来店の報酬は経費として使用して、あくまでYOUTUBEの広告収入がメインであるという考えをもっているライターもいるみたいですが、それもYOUTUBEとGoogleがパチンコ・パチスロの動画を容認しているという前提があってということです。
先細りに可能性が高いので、短期間でがっつり稼ぐのが、パチスロタレントの現在
そのため、タレントのように短期間でがっつりと稼ぐ。プロ野球選手のような立ち回りが、とくに重要になってくるのでしょう。
このどれか一つでも成長できる可能性があるなら、会社なりボランティアなり帰属意識も芽生えるし、活動のモチベーションにもなります
ないおさんは、自然体ではなく、演者として台の知識を身につけたり、自分が思ってもいないことのリアクションを取らなければならないという点で、ヤルヲさんのスキルを疑問視していましたが、それを底上げするような機会を長年設置しなかったことに、ウチイクの問題があったということですね。
ヤルヲさんを「負けキャラ」という枠に閉じ込めたというのは、手法としては悪手ですよね。
本当なら年収1000万以上あってもおかしくない立ち回りをしているわけです。
動画でも触れられていますが、タレント契約として、演者の仕事に専念しながら稼げる方式にできたといっていますが、友人で立ち上げた仕事だから、いろんな責任や人の教育も含めて、シェアしてほしかったというのが、ないおさんの本音だったのでしょうか・・・
ナカキンさんの企画は、電波少年のように無茶ぶりロケが多い一方、ヤルヲの燃えカスは良くも悪くも旧態依然としてしまったのかも。
最近は、個人のパチンコパチスロ実践動画で名を挙げている人もいます。重厚な編集をしなくても、スマホで実践動画をとって、それを自宅で少し編集して数十万再生とか。
それを考えると、組織でYOUTUBE活動するって、費用対効果が難しいところがあるんでしょうね。
そもそも、現在の実践動画はやや飽和気味です。媒体ごとに違うのはタレントぐらいで、最後までツッパしたり、比較的新しい台や結局
絆、ゴッド、ハーデス、リゼロみたいな定番ばかりを打ち続けるってスパイラル
いつか、飽きられる日が明確に来るのかな・・・・と思ったり
僕もいろいろ考えて転職した人間なので、どちらかといえばヤルヲさんを応援する立場です。
あたらしい、所属先、個性を爆発させてください!!