私は昔羽ものをよく打っていました。
羽ものの説明を1からすると結構長くなるので、動画を見ていただければと
先日、日直島田さんが、負けが込んでいることとうちわネタとしての「パチンコは終わっている」という動画を出したことが、業界でも波紋をよんだみたいですね。
果たして、ファミスタのハネモノはパチンコ業界を救う一手になるのかどうかについて考察していきます。
10年前ぐらいはハネモノの島を導入していたホールがいくつもあった
私が打ち始めていたおよそ10年前は、頻繁ではないものの、ハネモノ機種はそれなりにリリースされていました。
アムテックスのトキオシリーズを筆頭に、自力完走型などのユニークなハネモノがそれなりに出ていました。
何より、ホールによっては10台以上のハネモノの島がつくられている光景もあり、あまり出玉に関して評判のよくないホールであっても、ハネモノの島を用意しているホールは大切に扱っていたように記憶しています。
しかし、ハネモノが衰退していき、ハネモノを島導入していたホールも、新作であっても1台しかいれず、その台には「止め打ち厳禁」という張り紙まで…ちょっと悲しくなりましたね。
ハネモノはなぜ衰退してしまったのか?
私は業界人ではないので、具体的な規制などで作りにくくなったという側面はあると思いますが、要因はいくつかあると思われます。
- ハネモノを打ちたいユーザーが減った
- ハネモノを調整できる職人が減った
- 一発台、デジパチの高射幸台のメンテナンスをしたほうが店にメリットがある
特に影響が大きかったのは、天下一閃などの一発台がyoutubeやユーザーでも評価を集め、V入賞させるハネモノ形式の台=ハイリスクハイリターンのような間違った認識をされてしまいました。
一発台を島導入するホールは増え、かなり粗利を取れたことや、一回のあたりで5000発以上のあたりが狙えることを夢見て、打つユーザーが増えてしまい、トキオシリーズですら、一発台になった時期もありました。
ハネモノは万発を狙えるようなスペックではなく、1日だらだらと打っていくものになるための今の時代にはそぐわないというのもわかります。
Pハネモノ ファミリースタジアム 1台でハネモノの復活を狙うのは難しい
私はまだハネモノファミスタを打っていませんが、動画を見る限りかなりこだわりのある機種で、昨年のバベルで失敗したユニバーサルから一転し素晴らしいハネモノだなと素直に思いました。
しかしながら、店の扱いはそれほど良くないみたいです。
10年以上前のまだハネモノが扱われた時代と比べて、機械代もあがっているでしょうし、薄利多売のハネモノで機械代を回収することが難しいからでしょう。
また毎日のように調整することは手間や人件費がかかるため、島で何十台も導入するのもリスクがあるのでしょう。
現在は、ラッキートリガーの影響で、見た目は甘デジだけど内容はミドルみたいな機種も増えてきたので、低投資でゆっくり遊べるようなハネモノの役割も大きくなったのではないでしょうか。