雨穴さんの最新ミステリーホラーをリアルタイムで見ることができた。その事実にいま興奮している。
公開されてからまだ日が浅いので、動画の内容などは極力ネタバレしないようにしたい。ただし、「こんな流れだった」「こんな展開だった」という雰囲気を0にして話すことは難しいので、その点はご容赦願いたい。
およそ90分にも及ぶ映像超大作の「あの日、彼らは何をした」についてレビューしていく。
公開から1日たっていないのに、すでに80万再生数という、いかに雨穴氏が注目されているのかがわかる数値だ。
あの日、彼らは何をした 今までの雨穴作品との違い
今までの雨穴作品の多くは、文章、絵、間取りといった無機質なもの、人が残したものが重要視されていた。
一方で、今回は役者?実際の人の写真が使われており、それが一種のトリックとして引用されている。まるで実写映画を見ているようなリアリティ。
ただ、雨穴ミステリーの真骨頂でもある、事実や情報が限定されいるからこそ生まれる突破口、怖さのような真髄は、今回の動画でも発揮されている。
どのタイミングで、あの日、彼らは何をしたを書いたかはわからないが、自分の作品が実写化されて、かなり知名度が上がったうえでの本作だったわけでなので、相当気合が入っていたと推測される。
また、本作は外出先でyoutubeがみれない、90分の尺ではおさまりきれなかった情報も含めて、原文をオモフロ経由で公開している。
特にラストの真相についての追記が含まれているので動画を見た人はあわせてチェックです。
あの日、彼らは何をしたのざっくりとした感想
というわけで、毎度のことながら面白く、雨穴ファンならすごく満足できる内容。なぜこれを収益化しないのかが、一番のミステリーといったところ…
マトリョーシカのように一つの謎が開いたら、また新しい謎が生まれていくというこの連鎖反応がたまりませんでした。
あと、恒例の雨穴さんと知人の栗原さんの掛け合いもあるのですが、今までは雨穴さんが我々と同じように、栗原さんの解説をただ聞き手というのが多かったのですが、今回は、雨穴さんならではの発想によって、内容を紐解いていく流れがみられ
まさに、雨穴さんと栗原さんのバディものという印象を受けました。
事実が起こる
雨穴調査&推理A
栗原推理B
雨穴推理C
栗原推理D
そして真相
というように、2人の角度の違う推理と、徐々に開示されていく恐ろしい事実というのが、長時間の動画を感じさせないほどスピーディーに描かれています。
また近いうちに書籍だったり、映像化される可能性は高いのですが、雨穴さんと栗原さんの掛け合いが濃厚になればなるほど、映画やドラマ映えしそうですね…とはいえ、雨穴さんの濃度100%を堪能するならやっぱり本人が出しているyoutubeを見るほうがいいんですけど。