ツイッターでは、登録販売者に合格した喜びのツイートと、祝福のリプライであふれている現状ですが、これから登録販売者を活用して、ドラッグストアや接客業で活躍される前に、脅しかもしれませんが、登録販売者として現場で働く上でのギャップについて、語ろうと思います。
もちろん、働くドラッグストアの環境や、職場の人間関係によって左右される要素も多々あります。
このブログは、登録販売者でドラッグストア店員の筆者が、ドラッグストアで購入できる商品を紹介、レビューするブログです。
ドラッグストアのクレーム 原因と対策 薬剤師案内の説明不足 登録販売者として心掛けるべきこと
「OTC医薬品の比較と使い分け」 感想・評価 医薬品の成分と分類をしっかり説明|登録販売者の仕事にやりがいを感じられるように
販売従事登録流れ 登録販売者合格後の申込書、診断書の書き方 安いとはいえない総額
Twitterでバズるドラッグストアのクレーム対応 現役ドラッグストア店員の現実|マナー違反 怒声 電話ラッシュ ため息 問題点
登録販売者のこれからについて 転職、就職の環境への予想
登録販売者になれば、ドラッグストアを中心に働きやすくなるといわれています。正社員登用だったり、フルタイムなどでも採用される見込みはあるかと。
ただ、コロナ前は電車の広告でも積極的に登録販売者採用がみられましたが、現在はあまり見られません。
コロナによって、インバウンド向けのドラッグストアは軒並み閉店したり、場所を移動しており、開店して1年もたっていないのに、閉店という店も見かけます。
しかしながら、インバウンドが減ったということは、国内のお客様、常連様と向き合って顧客を獲得していくチャンスという見方もでき、コミュニケーション力、営業力、接客力などが問われていきます。
登録販売者と給与の関係性 給与は高くなるのか?何がメリット?
給与に関して、登録販売者前と以降で変わったかといわれたら、明確には変わっていません。
私は登録販売者取得前から、現在のドラッグストアにつとめており、強制ではないものの、社員の8割ほどが登録販売者を取得しており、若手でも2~3年で取得する人が大半でした。
さらにいえば、20代終盤の転職だったので、是が非でも1年目で取得しなければ、立場がないと思い、勉強の時間にかなり割きました。
受験費や取得するための諸々の費用は、会社から負担してもらったものの、登録販売者となって特別な手当てがつくというわけではありませんでした。それは面接時にわかっていたことですし、他のドラッグストアより待遇がいいだろうな感じていたので、不服にも感じていません。
私が、登録販売者になってよかったと思うことと言ったら、周りと同じ登録販売者になってほっとしているという点になります。それだけか?と思われるかもしれませんが、周りと違うというプレッシャーやストレスは、大きく特に店舗内の狭い人間関係で働くとなれば、さらに深刻だからです。
今後、コロナが終息して、またインバウンドが回復すると、人員や店舗を減らしていたドラッグストアチェーンは火の車になることが予測されますので、登録販売者側が、就職先を選べるような環境になると予測できます。
そのため、登録販売者を取得したからと言って、早急に動く必要はないかな?と思ったりします。もちろん1日でも早く勉強したことを活かしたい、管理職になりたいという願望があれば別ですが
登録販売者になっても医薬品を紹介できないという悩みについて
ツイッターで、登録販売者の方の仕事の悩みとして
「レジばかりの担当となって、医薬品の紹介ができない」
このような登録販売者をせっかく取得したのに、活用できないというジレンマを抱えている人が複数いらっしゃいました。
これもドラッグストアの環境に大きく左右され、レジ周辺に医薬品が並んでいたりすれば、お客様は店員に質問しやすい環境でしょうし、レジ周辺が食品ばかりで、医薬品が遠ければ、お客様は自力で選ぶ環境になってしまいます。
客層や年齢も重要で、高齢者が多い商店街やデパート周辺であれば、医薬品のみなら日用品の質問も多岐にわたりますが、若年層がおおければ、食品が主で、医薬品がなかなか売れない場所もあります。
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登録販売者にって説明はやりがい? 説明がおおければ、責任に感じることも多くなる
一方で、医薬品の説明がおおければ、説明に対する責任やプレッシャーも高くなります。
現在もたまにありますが、登録販売者を取得したばかりのころ、紹介した医薬品が果たして適切だったのか、お客様への質問が甘くなかったのか?など帰り道に不安になることが多々ありました。
登録販売者、薬剤師の上司からは、励ましの言葉をかけていただくことも多く、現在は割り切りも含みつつ、責任感も勿論抱きながら接客しています。
専門の医者であっても、処方した薬の効き目がわるかったり、間違っている場合もありますし、例え、すすめた市販薬が適切だったとしても、100%の精度でお客様に満足していただくことは難しいです。
私の意見ですが、医薬品の紹介ができないのであれば、SNSやブログ、動画などで自分が知りえた情報や知識を発信していけば、やりがいなどを見いだせるのではないでしょうか。
逆に、レジばかりであればどのようにすれば、効率よくレジができるのか、気持ちよくレジをまわせるのか、ミスを減らせるのか、そしてクレームがあった場合、どのような原因があるのかなどなど
目的意識をもって仕事すれば、メリハリがつくと思います。
最近では、どうしようもないクレームに対して愚痴アカウントを作る接客業者が多いのですが、それについては、また今度言及します。
登録販売者の現実 接客、品出し、マルチタスクがベース
結論として、登録販売者の現実についてまとめていきます。
いわれてみれば、至極当然なのですが、登録販売者といってもはたから見れば、ドラッグストア店員であり、品出し、レジ打ち、接客が基本になります。
市販薬をどれだけしっかりと説明するか、お客様にあわせて適切に案内するかは大切なのですが、基本は品出ししていく肉体労働、複数のお客様を相手にすることもあるメンタルコントロール、それらを複数行う、マルチタスク能力になります。
いってしまえば、単純労働をどれだけ丁寧に、正確にこなせるか?が大切です。
それに、どれだけ知識を身に着けたとしても、第1類や要指導は薬剤師しか販売できないので、自分で販売できない限界だったり、無力感も多少感じます。
もちろん、しっかりお客様に説明できて、自分なりに確証をもって案内できた時や、後からお客様に「前にすすめてもらった薬がきいたよ」といわれたら、やりがいとうれしさを感じますが、それが日常ではありません。
この記事を読まれている方は、おそらくドラッグストアで働かれていたり、登録販売者の方が多いと思われますが、悩みや疑問があれば、できるだけ共有できたらと思います。
私もSNSで時折発信しているので、よかったらよろしくお願います。
つかまこ@投資家ドラッグストア店員のブログ&底辺YOUTUBER
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