久しぶりに友達と食事に行き、京都でも名店だったのでブログで紹介します。
店名は「鳥さき」という店で、焼き鳥を中心にコース料理で提供していただける飲食店になります。
おそらく人生で一番高級な焼き鳥店でした。いままであまり焼き鳥にお金をかけてこなかったのですが、そんな人生を後悔させるぐらい素晴らしい焼き鳥体験だったので、写真とともに情報発信していきます。
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鳥さきの簡単な特徴 アクセス、値段、予約について
鳥さきは、京都市営地下鉄「烏丸御池」駅から下車し、烏丸通を上がって(マンガミュージアムの方面)、すき家のある通りを左に曲がっていくと、町屋が見えます。
徒歩5分ぐらいなので、アクセス性は高いです。
京都でもにぎわっている河原町からも徒歩でいけないことはない距離にあります。
一見すると普通の一軒家にみえますが、こちらが鳥さきです。
第1回目の17時に入ると、料理人のかたが温かく迎えてくださいました。
料理人の方は4名ほどいらっしゃったと記憶しています。
店内はほぼカウンター席で、落ち着いた空間ながら、びっしりと私たち同様に予約された、他のお客様がくつろいでいました。
注意点として、20人近く客がいたのですが、トイレは男女共同で1つとなっています。
予算に関しては、メインのおまかせコースが、税込で13000円になりますが、お酒なども頼むことを考えると、15000円以上は見積もったほうが良いと思います。
カード払いも可能ですが、電子マネーやQRコードは非対応。カード払いはサインが必要です。
食べログを見る限り、アメックスやダイナーズも対応可とのことです。
予約に関しては、専用の予約サイトがあり、友人は4月1日に予約をして、2か月後に予約が取れたと言ってくれました。
予約当時は争奪戦になるため、休みを確保するか、回線の安定したパソコンなどで予約するのが、望ましいです。
実は、予約がとれた友達は、SNSで別の人から「どうやってとったんですか?」と質問されたみたいです。それほどまでに人気なんですね。
食べログ 人気店 焼き鳥 鳥さきのコース料理の感想と味について
まず、お酒は英勲という日本酒をチョイスしました。純米大吟醸です。口当たりがよく何杯でも飲めそうです。一合を友人と分け合って貴重な時間を過ごしました。
入店してから、店主が、うちわでぱたぱたとされていて、香ばしい炭火の香りといいますか、店内に広がって、とても良い雰囲気です。
トップバッターのかしわ
トップバッターらしく、まさに安定した味わい。肉厚、脂身が素晴らしくジューシーな焼き鳥体験を味わえます。
2番手の砂肝。一見すると普通の砂肝にみえますが、コリコリとした弾力は、いままでの人生で味わったことのない品質。
まさにアスリートといった味わいで、弾力の中にも甘さのある濃厚な味わいに仕上がっています。
せせり。こちらも肉汁と肉厚でせめてきますが、鳥なので後味があっさりして、何本でも行けそう・・・・何本でも食べたい(笑)
マルハツ(心臓)。こちらも砂肝どうようにコリコリとした食感があるのですが、弾力というより、包み込むような柔らかさと甘さが特徴です。なかなかお目にかかれない部位ではないでしょうか。
次は、正統派のカタ。かしわよりもやや弾力が強いのですが、実に心地よい噛み応え
つくね。風味が豊かで、1つのつくねのなかに様々な豊かな味わいが楽しめます。
しいたけ。弾力と鳥さきさんの絶妙な味付けにより、高級ステーキにもひけをとらない味わいに。しいたけはあまり得意ではないのですが、このしいたけなら無限に食べられます(笑)
なす、こちらもしいたけ同様に1つ1つの素材の主張が強く、味わい深く、苦みや酸味などが全くありません。
レバー、卵黄。まさに見た目に楽しい、食べても素晴らしい一品。
レバーのちょっとした癖を(癖といってもほぼないんですけど)、卵黄の甘みが綺麗にまとめてくれます。
一緒に食べると、卵黄がぷつんとはじけて、中の黄身が口中に広がります。この濃厚さはぜひ食べてほしい!!
焼き鳥のラストを飾るのは、なんとボリューミーな手羽先です。華やかな炭の風味に、肉厚の手羽先がこれでもかと堪能できます。
脂身や濃厚さがこれだけあるのに、後味がさっぱりしているのが、奇跡としかいいようがない・・・
厚揚げ豆腐、食べ応え十分で、表面の味付けもあっさりながらもしっかりつけられております
最後にご飯ものとデザート。ご飯は親子丼とそぼろ丼が選べますが、両方頼むこともできます。
私はもしかしたら人生で最初で最後の鳥さきさんだったかもしれないので、2つとも頼みましたよ(笑)
そぼろ丼は、スーパーのそぼろ丼しかイメージなかったのですが、ちゃんとつくねを細かくしてつくられたもので、1つ1つが上品な味わい。
卵を割ると、これまた濃厚な黄身が、つくねに対して丁寧にまとわりつきます。たまりませんね~
お口直しに鳥スープもいただきました。こちらも濃厚で、鳥の風味をいつまでも楽しめます。
親子丼も鳥の身が大きめになっていて、卵がもうトロトロ。こんなおいしい親子丼、また食べられる時がくるのかな(笑)
ラストを飾るのは、静岡のマスクメロンと山形のささにしきです。
鳥さき 料理の総評 食べログで星4は伊達じゃない
友達といろいろお酒を楽しんだりして、2人で33000円ぐらいでした。結構かかりましたね(笑)
でも、帰り道は、私も友達も満足して「また行きたいね」「値段の価値は十分あった」と感想を述べあいました。
予約も取りづらく、価格も高級なのに、ここまで支持されるのは間違いないってことですね。
料理に関しては、写真をみていただけばわかるように、独特な味付けや創作性を極力排除して、高級な素材をシンプルに調理することが、最高であるということを証明しています。
調味料などもテーブルに置かれていたのですが、もう出された鳥の焼き加減、塩加減が絶妙で、素材の味わいをいつまでも堪能したいと思わせてくれました。
全ての焼き物が、炭の香ばしい香りで包まれており、食べる前から「もうこれはおいしいに違いない」と思わせてくれます。
満腹感も相当なもので、最後にまさか大振りの手羽先がやってくるとは予想外でした(笑)
女性客も多かったのですが、成人男性でも満足のできるコース料理になっています。
なにより、コース料理なので、商品を選ぶ手間がないのが本当に楽ですね。
鳥さき また来店したいと思わせる接客のすばらしさ
私も友達も評価したのは、味だけではありません。
料理人さんの細かい気遣いが素晴らしいのです。トイレから戻ってくるとすかさず温かいおしぼりに変えていただきました。
お口直しの絶妙においしい大根もなくなると、自動で盛り付けてくれました。お冷の交換タイミングも完璧でした。
客のしぐさや何を求めているかという視野の広さ、サービス精神が、本当に素晴らしいのです。
高級店、料亭といえば、ちょっと格式が高く、こちらが様々なルールを覚えていないと失礼にあたると思いがちです。
しかし、鳥さきは、非常に入りやすく、しかも料理人さん方の気遣いも素晴らしいのです。
また来たいと思わせる接客が本当に見事でした。
ほぼすべての料理を写真におさめて、ブログにしたのは初めてでしたし、接客も素晴らしかったですし、本当にまたきたいと思わせるお店でした。
皆さんも余力があれば、行ってほしいですね。