1月28日、任天堂の株価が1万円の大台を突破した。
かなり分割してまた1万突破ということで、新台switch2への期待感などがかなり高いのだなと感じた。
今回は、ゲーマーと投資家目線から、switch2について考察していく記事になります。
PVでわかるswitch2の特徴について
スーパーswitchって名前になるのかなと思っていましたが、ストレートにswitch2でしたね。switchの機能性以上のものを作ることが難しいから、順当に進化させたんだろうなと思います。
まず、モニターとコントローラーがサイズアップしています。
switchを携帯機としてしか使っていない、switchライトで十分というユーザーもいるため、携帯性能をあげるのは好印象。
モニターの上部にUSBタイプCの端子らしきものが確認され、拡張性があるのか、両方で充電できて利便性の向上が予想。
コントローラーは、ボタンの押し心地がアップ?、スティックもぐりぐり動いているので、ドリフト(スティックを倒していないのに勝手に動く)対策もされているのでしょうか。
ただ、コントローラーの基本設計は変わっていないので、プラチナゲームズのベヨネッタなどを遊ぶ場合は、プロコンのままの方がよさそうです。
プロコンはswitchのプロコンでも使用できることを信じています。(ついで64コントローラーなども)
さらにマウスのように床にすべらせる機能も追加。ただこれが前面にですぎると、寝転びながら遊べるソフトが減るので、マリオパーティーなどに限定してほしいです。
大きくなった分、本体容量もswitchのようにかつかつではなく、ある程度ソフトをいれておけるぐらいにしてほしいですね。グラフィックより利便性重視してほしいです。
任天堂の過去ハードの売り上げから見るswitch2の予想
ここで、任天堂の過去のハード売り上げの歴史についてみてみました。
何と公式サイトでちゃんとした数字を見せていただけます。さすが任天堂
これを見ると据え置き、携帯の合計はWiiとDS時代が最盛期ですが、switchは単体ハード売り上げとソフト本数はトップになっています。
稼働年数が多いとはいえ、ハード売り上げに対してソフト売り上げが13倍となっており、単純計算で1人当たり13本のソフトを買っていることになります。(インディーズの安価なゲームも増えたのも影響ありでしょうか)
以上を踏まえ、switch2はswitchよりも人気が出るかどうかなんですが、過去の実績を考えると、switchよりは売り上げは減ると思います。
もちろん、switch2が10年ぐらい稼働すれば変わってくると思いますが、下記にいくつかの理由を述べていきます。
switch2の売り上げあまり期待できない理由 見た目の変化のなさ switchプロ以上の衝撃がないから
正直、PVでswitch2を伝えられなかったら、switchのマイナーアップデートなのかなと思うぐらいに、過去の任天堂ハードに比べると変化が乏しかったです。
変化が乏しいからこそ、基本性能、容量、コントローラーの使用感などに力を注いだという見方もできますが、switchが売れたのもWiiUに比べて、サイズも見た目もかなり小さく、スタイリッシュになったという衝撃があったからというのもあります。
また今回のswitch2の外観は一見して黒一色になっており、黒一色はファミリー層というより、ゲーマー層に訴求するようなカラーリングになります。
カラーバリエーションはあるのかもしれませんが、黒一色だけとなるとWiiUのような印象を持たれるかもしれません。
switch2の売り上げあまり期待できない理由 switchのソフトラインナップの影響
switchで任天堂は数多の名作を生みだしましたが、同時に過去任天堂のアクションゲームで見られた、20時間ぐらいあればサクッと遊べる作品が、減りました。
ゼルダのように1週50時間もかかるゲームもあれば、スプラトゥーン、スマブラ、ポケモンのようにオンライン対戦すれば、一生遊べるレベルのゲームをたくさん作りました。
そうすることで、任天堂の作品に可処分時間を割き続けてもらうというメリットがあったり、任天堂ショップのように二次展開が可能になるのですが
一方で、switch2でマリオカートは告知されましたが、早急にスマブラ、スプラトゥーン、ポケモンの新作を出さなければ「switchのゲームで十分」というイメージを脱却することが難しくなります。
「後方互換は完璧だし、switch2で上記の作品を遊んでもらえたらいい」という反論もありそうですが
ロードの短縮や携帯画面のグラフィック向上のために、3万円ぐらい(switch2の価格はまだ未定)払って、新しいハードを買う人はかなり限られてきます。
例を挙げるとPS5はPS4に比べて、圧倒的なロード時間短縮でゲーム体験をより快適なものにしましたが、すべてのユーザーがそこに魅力を感じて買い替えたというわけではありません。
switchの時でさえ、リリース1~2年は、ゼルダ、マリオオデッセイ、スプラトゥーン2とこの3作でも怒涛のラインナップですが、switch2で同様の展開ができるかどうかにかかっています。
大成功したハードの次のハードが成功するとは限らないというのは、大成功したハードには、大成功したソフトが紐づけられており、新しいハードと新しいソフトを遊びたいという欲求を満たせるかどうかの壁が高くなってしまうのです。
筆者はswitch2を買うが任天堂の株はいくらか手放すと思う
結論として、私はブログでゲームレビューもしていますし、同時に任天堂の株を多くはないですが、いくらか持っています。
switchがかなり老朽化していて、ドリフト現象もとまらないですし、switch2が5万前後で買えるのであれば、買い替えると思います。
上述した通り、switch2は奇をてらったハードにはならず、今までの中で一番安定進化したハードになるため、基本性能の純粋な向上と、ソフトラインナップの拡充を図ると思います。
新作は当然任天堂の精鋭IPを投入していくでしょう。ゼノブレイドクロスがswitch2だと比較にならないぐらい快適に遊べるとなれば、それだけで買う価値はあります。
また音響だったり、ロード時間も変化があるでしょうから、そこも期待します。
そして、switchではWiiUユーザーのために発売しなかったであろうゼルダのHDトワプリや風のタクトなどが発売されるのであれば、これもswitch2購入の動機になります。
マシンスペックが上がって、ゲームキューブなどの名作も遊べる可能性はあります。
新作に関しては、現在のゲームがかなり技術や遊べる内容について天井に到達している印象があり、ゼルダのティアキンを超えるような作品がでるのかな?って思います。開発陣にとっても前作が最大の壁になりそうです。