すき家のカレーはうまいという評判を見たことがある。
確かに、牛丼チェーン店各社しのぎを削って、牛丼の次となる商品を続々と開発している。
例えば、なか卵はかつ丼、からあげ丼がうまいし、松屋はチキンが柔らくて濃厚でうまい。
そして、すき家のカレー。
今回は最近発売されたタンドリーチキンカレーについての魅力を深堀する。
すき家 新メニュー タンドリーチキンカレーについて
タンドリーチキンカレーの価格は並盛で790円。これはココイチのビーフカレーと同じぐらいの価格。
仮にココイチですき家のタンドリーチキンぐらいの大きさの具がのっていたら、1000円を超えている可能性は高い。
さらに、ただタンドリーチキンをのせただけではなく、特性のスパイスなども混ぜており、辛めの味付けになっている。
タンドリーチキン以外の具はいっさいはいっていない、なかなか潔い見た目をしている。
すき家のタンドリーチキンカレーは今後の主役になるか?食べてみた感想
1年に1回あるかないかだが、インドのカレー店にはいくし、行ったときに余裕があればカレーだけでなく、タンドリーチキンも食べる。
そのインド料理店で食べるような、香ばしさ、スパイスの濃厚さや癖というのは感じられず、あくまで日本人にあわせた最大公約数な無難な味にまとまっている。
しかし、驚くのは味というよりチキンのサイズだったり、その柔らかさ。
広告通り、スプーンで簡単に割けて、さらに食べられる肉厚な部分が多いところに驚かされる。
カレーにかけてたべてもおいしいし、チキンだけをご飯と別に食べたってすごいおいしい。
なんなら、タンドリーチキン単体で販売したら、呑みにも使えるから、メニューの幅がすごい広がりそうな可能性を感じる。
ちなみに、このタンドリーチキンカレー持ち帰りも可能なので、ご家庭でアレンジすることもできそうだ。
スパイスに関しては、確かに水なしで食べきるのはつらいなといったところだが、辛さが本当に苦手でどうしようもないという人でなければ難なく食べられるぐらい。
意識して、到着時にかき混ぜないと、スパイスとカレーが混ざらないので、部分的に辛くなったり、甘くなったりするから注意。
カレーのルーについては、とろみは少なく、牛丼チェーン店らしくすぐに食べられることを意識した味付けなどになっている。
機会があれば、普通のカレーを大盛などで食べてみようと思う。
総評すると、タンドリーチキンというインド料理店にいかないとあまり食べられなかったものが、手軽に牛丼チェーン大手で食べられるという驚きと、そのクオリティの高さ。
これはぜひとも定番メニューとして定着していってほしい。