スターウォーズ ジェダイフォールンオーダー 評価微ネタバレ 難しいが感動的ストーリー |プレイ時間、ボリューム、アップデート、追加コンテンツ

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今回は2019年11月に販売された、スターウォーズジェダイフォールオーダーの評価、感想になります。ストーリーに関しては微ネタバレになります。プレイ時間、ボリューム、そしてソウルボーンシリーズにならった、難しいアクションについてもまとめていきたいと思います。
スターウォーズファンはもちろんですが、複数ジャンルのゲームが詰まっているので、ゲームファンにも遊んでいただきたい一作です。
プレイした時期は2020年1月で、追加コンテンツやアップデートが一通り終わった時期になります。

 

最近発売されたPS4ソフトをいろいろレビューしています。よろしければ、参考にしてみてください。

 

 

 

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スターウォーズ ジェダイフォールンオーダー ストーリー 微ネタバレ カル・ケスティスというジェダイとしての宿命を背負わされた青年の選択

スターウォーズジェダイフォールオーダーは、スターウォーズエピソード3と4の間の話になります。

オーダー66により、ほとんどのジェダイが帝国によって命を失い、ジェダイ粛清(しゅくせい)から命からがら、逃げ切ったカル・ケスティスという青年が主人公です。

ジェダイの素性を隠し、自分と向き合って生きることも避けてきたカルだが、セカンドシスターというジェダイを暗黒面へいざなう尋問官の登場により、旧友を失い、ジェダイとして再び、帝国とたたかうことを決意します。

 

 

セカンドシスターの強力なフォースとライトセーバーに圧倒されたカルですが、シアという元ジェダイの女性に助けられ、ジェダイの再建のために、帝国の手を逃れながら、旅をすることになります。

カルは激しい帝国の攻撃の中で、ジェダイとして逃げ続けたため、師匠から学んだスキルをすべて忘れているという設定です。

ゲームを進め、絶体絶命に陥ることで、かつての訓練を思い出し、フォースの使い方を習得します。

カルの決意と、プレイヤーが強敵に立ち向かっていく流れが、リンクしており、ジェダイフォールンオーダーは、映画ではなくゲームでなければ成立しない作品です。

 

シアも帝国に屈してしまい、自分のパダワン(弟子)を売ってしまい、暗黒面に陥りそうになったという過去を持ち、カルもオーダー66で師匠を失い、その原因は自分にあると、自分を責めます。

 

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スターウォーズ ジェダイフォールンオーダー ストーリー 微ネタバレ カルとシア 過去を受け入れ、新しい自分の人生を生きていく

カルは、ティーンエイジャーらしく、ジェダイとしてどうあるべきか、そして自分はどう生きていきたいかという、葛藤にさいなまれます。まるでアメコミヒーローを見ているような感覚と、共感を覚えるシーンが多かったですね。

セカンドシスターはじめ、ジェダイから暗黒面に堕ちた敵は、ジェダイの在り方や師匠の人格に幻滅し、暗黒面として生きる選択肢をしました。

 

 

さらには、ジェダイとしても、暗黒面としても生きず、自分の欲望のみに忠実な元ジェダイとも対峙します。

 

後半から怒涛のように畳みかける、カルのダークサイドを担う敵との対峙は、クライマックスを盛り上げるだけでなく、スターウォーズのストーリーの魅力は、キャラクターの心理的葛藤にあると思い出されます。

 

 

何もエピソード7~9に心理的葛藤がなかったわけではありませんが、もっとシンプルに規律と欲望、本音と建て前、家族と組織という相反する感情で揺さぶられる、シンプルな精神描写を見たかった気がします。

 

物語のラストは、ファンにとって最も有名なキャラが登場し、カルは万能なジェダイではないということの再確認をしたのちに、彼がフォース感応者の居場所を見つけ、ジェダイとして導くかどうか・・・その選択肢が導き出されます。

 

 

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スターウォーズ ジェダイフォールンオーダー 終盤は、集団戦とボス戦が急増 難しい場合の対処法

スターウォーズジェダイフォールンオーダーは、スターウォーズシリーズのファンにこそプレイしてほしい作品ですが、アクションゲームとしては、かなり骨太です。壁走りなどのパルクールアクションや、謎解きも問われるため、ゲーム偏差値がある程度ないと、楽しむことが難しい作品です。

 

多くの人が、難しいと感じるのは戦闘面でしょう。

 

幸いなことにセキローのように、難易度設定がないわけではありません。難易度を下げると、パリィ(ジャストガードで敵のスタミナを削る)の猶予時間が伸びます。

 

 

倒せないボスがいても、セーブポイントで体力を回復すれば、敵が復活するため、まわりの敵を倒して、スキルをためて、強化して再戦することも可能です。

 

自分がよく使うフォースはなにか、アクションは何かを考えたうえで、スキルを選択しましょう。探索を十分に行えば、多くのスキルを獲得できますが、メインストーリーの目的地だけを進むと、すべてのスキルを獲得することはできません。

 

 

序盤は、敵と1対1で戦う場面が多いですが、終盤は複数の敵を相手にする場面が多く、複数の敵をフォースでまとめて止めたり、飛ばしたり、複数の敵に有効なライトセーバーのスキルを獲得する必要があります。

また、敵は一度でも倒して、死体をスキャンすることで、データを取得でき、戦闘のコツをしることができます。

戦闘面では、終盤にカルがダブルブレードライトセーバーを獲得してから、ナインシスター戦以降は、怒涛のボスラッシュが展開されます。

 

序盤は、セカンドシスターと少し戦って、ムービーで中断という流れでしたが、ここからはラスト5時間ぐらいのうちの3分の1ぐらいはボス戦といっても過言ではありません。

ボス戦は下から二つ目の難易度でも、かなり歯ごたえがあり、むやみに攻撃しても弾かれますし、敵の攻撃を2~3コンボくらうとゲームオーバーになります。

回復もできますが、モンスターハンターのように回復中は隙があり、そこを攻撃されると回復が中断されます。

ポイントですが

  • フォースプッシュ(フォースで敵を押す)
  • フォースプル(フォースで敵を寄せ付ける)

この二つをボスに試してみて、ひるませたり、スタミナゲージを奪えるフォースをぶつけながら、ライトセーバー攻撃をすると、終盤のボスでも比較的楽に倒せます。

 

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スターウォーズ ジェダイフォールンオーダー プレイ時間とボリューム、バグ

ジェダイフォールンオーダーのクリア時間は、12時間ほどといわれています。アクションゲームとしては標準的な時間になります。謎解きの解法には、個人差があるので、1~2時間程度のばらつきがあるでしょう。

 

アクション、謎解き、パルクールが目まぐるしく変化するため、1~2時間程度のプレイでも満足感は高く、時間に余裕があっても、満足して、やめることが多かったですね。

問題点として、処理落ちが多く、フリーズも発生します。

圧倒的なグラフィックなため、多少の処理落ちは致し方なしでしょうか

 

フリーズは10時間ほどのクリア時間の中で1度だけでしたが、頻繁にクイックセーブされるゲームではないので、少し残念です。

フレームルートの低下による処理落ちは、頻繁に起こります。これは、カルを常にダッシュさせて、ライトセーバーをぶんぶんと連打して、振り回すと起こりやすいです。じっくりとゲームで再現されるスターウォーズの世界を堪能しましょう。

 

 

アップデートは繰り返されており、筆者がプレイしたのは2020年1月時点でした。PS4プロならば、グラフィックの強化と、処理落ちの改善がされている可能性がありますが、初期型ならば、多少の処理落ちは受け入れるべきでしょう。

ロード時間は、SSDの読み込みでしたが、標準的なアクションゲームと変わりません。裏を返せば、標準のHDDたと多少長く感じられるでしょう。

 

セキローより優れている点は、ゲームオーバー後のリトライの速度がはやく、ボスとのムービーも一度見れば、カットされています。

2020年1月現在、フォトモードなどが追加されていますが、ニューゲームプラス(クリアデータを引き継いで2週目)などは実装されておらず、追加コンテンツもアナウンスされていません。

ストーリーもしっかり完結していますし、クリア後の探索要素もあるため、追加があれば期待したいですが、これでもいいかなと思います。

このクオリティを保ちながら、スターウォーズ本編のエピソードも遊んでみたいなぁと感じるほど、素晴らしいストーリーとゲームプレイでした。