舌を噛みそうな名前だが、2024年3月、突如としてあらわれたスターバックスの新作
スターバックス オリアートゴールデンコーヒーコールドブリュー(以下オリアート)を飲んでみたので、ストレートに感じた感想と、皆さんが飲むべきかどうかを私個人の感想になるが発信したいと思う
過去にもスターバックスについては取り上げているので、下記の記事を読んでいただけると嬉しいです。
スターバックス新作 コーラフラペチーノはおいしい?まずい? スターバックスにしか作れないオンリーワンコーラ
なぜ値段が高いのに、スターバックスの新作フラペーチのを飲み続けるのか?
スターバックス オリアートゴールデンコーヒーコールドブリューって何?
こちらはトールサイズが店内飲食で660円となっている。この値段、スターバックスの季節限定商品のフラペチーノとほとんど変わらない。
結論から言えば、筆者にとって660円の価値を感じさせるレベルの珈琲ではなかった。
特徴としては、オリーブオイルを含んだムースが上に乗ったアイスコーヒーとなっている。
(家に帰ってすぐに小川珈琲とオリーブオイルを混ぜて飲んでみた。このように油が浮いてしまうし、味もばらつきはある。しかしどちらもいいものだったので、味はおいしい)
ムースはどのように作っているか、これはおそらく企業秘密だが、かなり甘みがあってまろやかな口当たりになっている。
このムースにオリーブオイルが含まれていることが最大の特徴であり、そのままコーヒーにオリーブオイルをいれると油分が浮かんで、オリーブオイルの味が強く出すぎたり、全く感じなかったりと混ざらない。
これがムースを加えることによって、絶妙なコーヒーとオリーブオイルの混ざり具合になっており、味が均等になるとともに、オリーブオイルをそのまま口に含んだ時特有ののどのいがいがが全く起こらない。
このあたりの味のバランス、不快感のなさというのは、かなり研究して作られたのだと思わる。わざわざ公式サイトにできるまでのヒストリーを載せるぐらいだから、スターバックスの力の入れ具合がうかがえる
スターバックス オリアートゴールデンコーヒーコールドブリューの味わいと謎の中毒性はなぜ?
(アイスだったが、ホットと同じ容器で提供された。上からの写真はゴールデンフォームで中が見えない状態)
私は日ごろから、サイゼリヤを最も活用していたので、エキストラバージンオリーブオイルを摂取するこだわりは強いと自負している。
だから、コーヒーにオリーブオイルの風味が混じってもあまり違和感はない。
一方で、終始オリーブオイルの風味が感じられるコーヒーになっているので、オリーブオイルが苦手な人はやはり厳しいコーヒーになるだろう。
オリーブオイルの豊かな風味、酸味、そしてまろやかな口当たり。本当にこれ以上のオリーブオイルとコーヒーの融合を感じられるのかと驚愕させられた。
最初に飲んだ時は違和感を覚えたが、飲めば飲むほどのめりこんでしまうような謎の中毒性…
ウインナーコーヒーなどは、クリームとコーヒーの溶けあっている部分が一番あまく、そうでない部分は普通のコーヒーになるのだが
オリアートは、ゴールデンフォームがバランスよくコーヒーに混ざり合っており、最後まで、甘み、酸味、苦みの黄金比がずっととれている。ここまで素晴らしいバランスを実現しているコーヒーってそんなにないんじゃないか?
少なくとも、少しでも興味を持った人は、いますぐスターバックスに行ってショートサイズでもいいから注文すべきだ。
スターバックス オリアートゴールデンコーヒーコールドブリュー 絶賛したが600円以上は高いと思う理由
では、ここまで絶賛しておきながら、やはり価格は高いと思う理由を述べてみる。
最大の理由は、このオリアートはオリーブオイルが使われていることで、健康や日々飲めるコーヒーを目指しているにも関わらず、ワンコイン以上が障壁だという点だ。
比較するなら、フラペチーノは、毎日飲みたいと思える飲み物というより、重めのスイーツだったり、季節限定で新作ごとに飲むという感覚のため、600~700円の価格設定でも飲み込める。
一方で、オリアートは習慣化して飲んでほしいという思いが込められているコーヒーだが、その場合、どうしても値段がネックになってしまう。
オリーブオイルの原価も高くなっているといわれているが、個人的にはワンコイン以内で買える金額におさえ、繰り返し飲まれることを想定したメニューであってほしい。
あと私事だが、コーヒーとオリーブオイルのシンプルな組み合わせは、どうしても口寂しさを感じてしまうので、サンドイッチや食べ物と一緒に頼んでしまう・・・煩悩の塊であることは悩みどころだ