悪魔城ドラキュラ蒼月の十字架 ゲームレビュー・評価 ライトにも硬派にも やりこみがいのあるメトロイドヴァニアの基本形であり完成系

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コレクションを購入したので、さっそくDSで発売されたドラキュラシリーズ1作目の悪魔城ドラキュラ蒼月の十字架についてレビューしていく

なんと発売日は2005年ということで、およそ20年前の作品だが、今遊んでも間違いなく面白い。

 

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悪魔城ドラキュラ蒼月の十字架はどのようなゲーム ボリューム?難易度は?

悪魔城ドラキュラ蒼月の十字架(以下蒼月)は、いわゆるメトロイドヴァニアという2D探索アクションアドベンチャーゲーム。

レベルの概念、武器を強化したり装備をととのえるハクスラなどの概念がある。

加えて、本作のシステムとして「ソウル」というものがあり、雑魚敵は低確率でドロップ、ボス敵は100%ドロップするアイテムになっている。

 

ソウルを獲得すると、サブウエポンや魔物を召喚したり、まずいたべものを回復アイテムにできたり、ステータスを上げたり、戦略の幅が広がる。

ランダムドロップのゲーム性のため、新しく周回したり、人によって攻略に使用したソウルが異なっていく。

 

ちなみに筆者は

  • 赤 アックスアーマー
  • 青 グレートアーマー
  • 黄 ゴーレム

序盤のソウルの方が癖がなく終盤まで使えた。ラスボスはデスとアバドンという効果力で圧倒するソウルで構成した。

ソウルにはレベルの概念もあって、弱いソウルでも重複してとることで、強化されていく。

 

クリア時間は、5時間ほどだが、難易度はそれなりに高め。ボス敵も攻撃の仕組みなどがわからなければ倒せないものもいるので、歯ごたえはちゃんとある。

道中もセーブポイント(HPMP回復)とワープポイントを必死に探しながら、敵の攻撃をかいくぐる感じになる。

 

物足りないという人は、装備や回復アイテムをしばったりするといいかもしれない。クリア後はボスラッシュもある。

 

 

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悪魔城ドラキュラ蒼月の十字架 長所 グラフィック、BGMは一級品 特にボス戦の攻略が熱い

DS第1弾としての完成度が非常に素晴らしく

グラフィック、BGM、そして操作性に特に不満はない。

特にBGMは「ドラキュラの涙」が素晴らしく、何度も聞きたくなる魅力がある。

ドットで描かれた敵キャラは非常に繊細な動きを見せ、まるで生きているかのように不気味に動き出す。

ちゃんと悪魔城シリーズらしい怖さもあるが、同時にいかにスタイリッシュに倒していくかという楽しさもある。

敵のリアクションや効果音がしっかり作られており、壁にあたったら経験値稼ぎをするのだが、あまり苦にならなかった。

ボス攻略もおもしろく、例えば上の画像のボスドミトリーはこちらのソウルの能力をまねるのだが、強すぎるソウルをまねさせてしまうと苦戦するので、あえて弱いソウルをつかって、反撃するのが効率の良い倒し方になる。

 

 

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悪魔城ドラキュラ蒼月の十字架 欠点 一部理不尽なステージ設計がある

あえていうとしたら、タッチペンを使わせるような操作が、少しテンポダウンを招いている。コレクションだとボタン操作で突破できるようになっている

また、ソウルシステムの影響で、敵を何度もソウルが出るまで倒すという作業がやや感じられるつくりになっている。

そのため、最低限自分の使えそうなソウルや武器を確保したら、そのまま突っ走るということが可能になる。

 

メトロイドヴァニアなので、回復アイテムなどもショップで買いこんで、強引に突破もできる。

よく言えば自由度は高い

攻略についても、コレクションの新要素で右側にステータスとマップが表示されて非常に快適になっているが、昔のゲームらしく、いやらしいステージ攻勢もある

例えば、足場を登っていくステージがあるのだが、メデューサが無限かつ大量にやってくる。これは悪魔城シリーズではもはや恒例なのだが、メデューサの量が尋常ではないし、一回あたると10ダメージぐらい食らう。

一応、しゃがめばノックバックは起こらないが、そういうステージもある

 

 

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結論 やはりメトロイドヴァニアは面白い

メトロイドヴァニアを過去に数作遊んだが、やはり面白い。

欠点としてかなりやりこまないと迷子になりやすいというところか…

 

ただクリア時間が5時間程度でリプレイ性も高く、2~3週すれば道中は覚えられるかもしれない。

個人のブログで、ソウルをすべて最大数までコンプリートするため30週以上して、110時間以上遊んだという人もいる。1つのソフトにそれだけ遊べたら十分満足だろう。

 

メトロイドヴァニアは1週目がとにかく楽しい。目の前にどんな困難が待ち受けているかわからないし、過去の道中を思い出して、新しいアイテムの運用法をひらめいた時の快感は格別だ。

いろいろ記憶しておくことがあるため、プレイ中は他のゲームになかなか浮気できなかったり、一気に攻略するまで強制的に夢中になってしまうのが、ある意味長所でもあり短所でもあるが

残りの2作品を遊ぶのも非常に楽しみだ。