今回は、スロットの天井にあたる「遊タイム」を搭載したぱちんこ「新・必殺仕置人TURBO」について、実践した感想・レビューをしたいと思います。甘デジ初の遊タイム搭載機ということで、実際に遊タイムを体験した感想や、遊タイムが遊戯者にとって、どのようなメリットをもたらすかを具体的にまとめてみました。
このブログでは、ゲーム、パチンコ、スロットについての記事も書いていますので、よろしければ参考にしてください。
P笑点 目指せ!座布団10枚 サンセイ 評価・感想 Aタイプパチンコに必要なもの |スペック ボーダー 演出
Pバジリスク~甲賀忍法帖~2は甘い機種なの? 小当たりラッシュの性能について
牙狼 冴島鋼牙XX STが2連して1500発を超える確率は実質40%だよという話
(ボーダーが悪くなくても、ボーダーが機能するレベルまで打つ人は打たないという好例)
スロットの天井とパチンコの遊タイムの違い 遊タイムとは何か?
天井とは、一定の回数当たりがない(専門的には「ハマる」という)場合に、強制的に当たりが発生することを言います。
定められた回数以内に当たりが決まるため、初心者にとっては投資額がある程度わかった状態で遊技できます。一方で、天井があるから、やめどきを失って、天井まで遊戯して、投資金額が予想よりもかさむこともあります。
一方で、この天井を利用して、立ち回って、実践上利益がプラスになる期待値を追うことをハイエナといい、設定環境は良くないけど、稼働率の高いホールでハイエナをしているプロも多くいます。
天井は、機種ごとによって到達回数、そして機種によっては天井に到達したときに、ボーナスに恩恵が含まれている機種もあります。
(具体的なパチンコの新改訂については、日直島田さんが詳しく解説されています)
非常に複雑ですが、現在はネットの検索により、自分が遊戯している機種の天井の特性が簡単にわかるようになりました。またホールによっては台の上に、機種の情報とともに天井回転数や恩恵を書いているホールもあります。
2020年8月時点の遊タイム機種の特徴 時短数の違いと到達回数の違い
一方で、遊タイムの特性についてですが、2020年8月時点で、遊タイム搭載機は10機種に満たないほどですが、傾向としては
- 甘、ライトミドル、ミドルによって遊タイムの到達回転数が異なる
- 遊タイム到達時は、右打ちの時短となり、時短中にあたることでラッシュ突入となる
- 時短回数も機種ごとに異なる
6号機のスロットにも天井が改めて搭載されましたが、ふたを開けてみると、ラッシュではなくただのチャンスゾーンだったり、2万円近く使ってもチャンスゾーンで終了するなど、6号機の天井はお世辞にも、熱いわけでもなく、救済措置にすらなっていないことも多いです。
一方で、パチンコの遊タイムは、確変、STといったラッシュを確約するものではありませんが、時短が約束され、時短中に当たれば、ラッシュ突入になります。
苦労して大当たりを射止めても、ラッシュと通常の振り分けに負けて、嫌いになった機種は数知れないので、現行の遊タイムは非常にありがたいです。
ただ、必殺仕置人のように、遊タイムに入ってしまえば、100%に近い確率でラッシュに当選する機種もあれば、時短が100だけという機種もあります。
時短回数は機種によって、自由に変えられるため、遊タイムの時短回数をあまり上げないことで、規定ボーダーを下げすぎず、ホールの釘調整を緩和させたり、ラッシュの振り分けを優遇したりと、メーカーごとの思惑が働ています。
真・必殺仕置人TURBO 甘デジと演出期待度を変えられる仕置人は遊タイムと最高の相性
さて、今回登場した必殺仕置人TURBOは、遊タイムとの相性が非常に良い機種になっています。
ボーダーは3.57交換であっても20を下回る甘めな設定。そのためホールではかなり釘調整が厳しいです。私が打った仕置人TURBOも1000円で15~17程度の厳しい調整でした。
遊タイム狙いで立ち回る場合は、回転数のみならず、ボーダーも意識しなければ、期待値マイナスを打ち続けていましたということになりかねません。
遊タイムが280回転ということで、2万円あればラッシュを体験できるかも?という期待で打てます。
遊タイム到達率が6%らしいですが、私は1日の実践かつ短期時間で2回突入しました(笑)
必殺仕置人TURBOは時短引き戻しでラッシュを獲得する機種になっており、40回転の時短であたりを引けなければ、時短分も遊タイム回数にカウントされるので、次回は240回になります。さらにラッシュにも時短50回プラスの振り分けがあるため、スルーすれば次回遊タイムは230回になります。
そのため、実際にホールで打つと遊タイムに遭遇する機会が多いかもしれません。
さらに仕置人TURBOには、演出をカスタマイズする機能があり、赤が絡む演出の期待度をアップさせるなど、演出の頻度を少なくして、期待度を高めることによって、遊戯中もストレスなく打つことができます。
遊タイムが近づくと、遊タイムに突入した方が獲得期待玉が大きくなるので、なるべく演出で心をざわつかせたくないので、ありがたいです。
真・必殺仕置人における遊タイムの演出 ラッシュと同じ演出でラッシュ中の大当たりの快感が得られる
一番遊タイプを勧めたい理由として、「ラッシュ演出を体験できる」という点をあげたいです。
必殺仕置人TURBOを例にあげると、遊タイムに突入すると「真・仕置CRASH」に突入します。単なる時短ですが、演出はラッシュと同様に、王道、チャンスストック、一発告知演出を選択できます。
普通、時短中の大当たりというのは、通常時に少しアレンジを加えた演出になっていますが、必殺仕置人TURBOは、遊タイム中の時短大当たりの演出は、ラッシュ中と同じものにしています。
これによって何が生まれるのか?
例えば、苦労して大当たりして、苦労してラッシュに突入しても、ラッシュ中に当たりをひけなければ、通常大当たりを変わらぬ出玉+ラッシュ中の当たりの演出を味わえないという2重苦です。
一方で、仕置人TURBOは遊タイムに入れば、ほぼ確実にラッシュ中の派手なあたりを体感できます。また2回遊タイムに入って、ラッシュに入りましたが、いずれも7揃いで1000玉得られました。甘デジながら、出玉もうれしいです。
(もちろんラッシュ中の江戸まぼろしも健在、いい曲です)
近年は、ラッシュ中の大当たりを派手にして、短時間に集約させることで、大当たり時の快感を飛躍的に上げる機種が増えました。出玉よりも当たり続けているドーパミンといったものです。代表的な機種が今回の仕置人だったり、ダンバインや、韋駄天も挙げられます。
パチンコメイン層の高齢者が、遊タイムを認識しないままやめてしまう問題について
私が、必殺仕置人TURBOを遊戯したのは、関西で導入してから1週間以内でした。周りのホールは多くて3台導入がほとんどです。様子見といったところでしょう。
相変わらず、遊タイムが搭載されていない海、北斗無双、そして賭博台といえる大工の源さん韋駄天などがメインになりつつあります。
遊タイム導入台は、これから増加すると思われますが、まだ主流とはいえません。そのためパチンコのメイン層の中高年の方が、打っては離れを繰り返していました。
私が、遊戯していた時も、隣で遊タイム残り100回で捨てるお客さんもいて、まだ浸透していないんだなと感じました。
逆に情報に敏感な若者から4~50代の中年のお客さんは、かなり打ち込んでいる印象でした。
海シリーズも遊タイムの導入機種をリリースする予定のため、パチンコの大本営が遊タイム普及につなげるのか、またホールも遊タイム機種に関しては、少し甘くして普及に尽力してほしいなと、客の立場から感じたり・・・
P笑点 目指せ!座布団10枚 サンセイ 評価・感想 Aタイプパチンコに必要なもの |スペック ボーダー 演出
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牙狼 冴島鋼牙XX STが2連して1500発を超える確率は実質40%だよという話
(ボーダーが悪くなくても、ボーダーが機能するレベルまで打つ人は打たないという好例)