今回は京都四条烏丸にある豪華カプセルホテルの「安心お宿」に行ってきました。
高級な空間と、男女完全別のスペース作り。宿泊はもちろん、休憩にも最適です。
観ないな~と思っていましたが2018年にできたばかりみたいです。
阪急烏丸、地下鉄四条から徒歩4分程度という抜群のアクセスのカプセルホテルですが、この施設・・・ただカプセルホテルではありません。
このようにカプセル宿泊もありながら、日帰り温泉コースもあります。今回は後者で3時間利用してきました。
90分以上の利用になると、2階のラウンジと4階以上のカプセルホテルで仮眠をとることができます。価格は2180円でした。今回は平日の夕方に利用しました。
まず、ロビーで会員カードを作って、説明を一通り聞くとバーコードの入った鍵を渡されます。大浴場のロッカールームのように腕にまくタイプの鍵です。
バーコードはラウンジ、カプセルホテル、大浴場の入室に利用します。これがないと施設はほぼ利用できないので、常に巻いて利用しましょう。
この安心お宿の意味として、男性と女性のエレベーターさえも分けられており、ラウンジやカプセルホテルも完全に分断されています。
女性の方は安心してお使いいただけます。ただ家族やカップルには不向きかもしれません。女性同士だと一緒に宿泊できる部屋もあるみたいです。
鍵の部分は2階のラウンジ横にあるロッカールームに使用します。部屋番号と同じロッカーで使用できます。
ロッカールームは非常に広々としており、リュックと衣服を入れておくには十分すぎるスペースです。
手ぶらはもちろん、仕事帰りや旅行先で荷物を抱えた時の休憩としてもうってつけです。
またロッカールームには、有料ですが洗濯機もあります。
ロッカーで荷物を置き、カプセル部屋で貴重品をいれたので、浴場に向かいたいと思います。
ミストサウナと露天風呂が心地よいプレミアムな休憩
平日の17時ぐらいでしたが、この日は増税開始の10月1日だったのか、僕と途中で入ったお客さん一人だけのほぼ貸し切り状態。
フェイスタオル、バスタオルは1人1枚使用可能で、ボディソープやシャンプーなどの各種アメニティも無料で使えます。さらに脱衣所にはドライヤー、ワックス、歯磨き粉などこれまた無料で使用できるアメニティが充実しまくっています!!
大浴場の施設は
- ジェットバスの人口風呂(ドゴールという鉱石を使用。様々な効能効果があります)
- 蛍の露天風呂という地面がライトアップされた露天風呂
- ミストサウナ
- 水風呂
さらに女性風呂には岩盤浴が追加されています・・・うらやましい。
大浴場は宿泊時間や休憩時間内は入り放題です。
露天風呂は40度と熱くもぬるくもなく、秋空の心地よい風にうたれながらまったり時間を過ごせます。
人口風呂はジェットがついているので、腰をしっかりとほぐしました。
ミストサウナはドライサウナしか体験したことがありませんが、熱さはありますが、加湿されているので、息がしやすいのと喉に優しいです。汗を気軽にかけて非情に心地よいものになりました。これからミストサウナがあるところを積極的に活用したいですね。
エレベーター前と浴場内にはフロント直結の電話もあり、不明なことがあったらすぐに相談できるという設備の良さもいいですね。
風呂上り後は、ウォーターサーバーが設置されていて、ミネラルウォーターを飲んで水分補給できます。
珈琲牛乳やフルーツオレもありますが、やはり僕らが欲しているのは水なんですよね(笑)
30分程度ですが、広々とした空間で充実した温泉を楽しむことができました!!いやぁまた平日の夕方に行きたい。
マッサージが極上の休憩を提供するラウンジ
次に2階のラウンジですが、席がいくつかあって、円形のコワーキングスペースも確保されています。
ちなみに60分500円からでコワーキングプランといって、ラウンジのみの使用も可能です。
こちらでは自販機でカップ麺やポテチが買えます・・・ただ宿泊施設価格になります。徒歩1分圏内でファミリーマートがありますし、フロントで地図をいただけるみたいですよ。
ビールなども注文できますが、コーラやジンジャーエールといったソフトドリンクは飲み放題になっています。
漫画は代表的な作品が充実しています。コナン、キングダム、弱虫ペダルなど・・・雑誌もありますがなぜか経済紙ばかり。当然漫画喫茶には大きく劣るのですが、機能は漫画喫茶をベースにしていますし、ちょっと宿泊して深夜の眠れない時間を過ごすにはこれで十分。
というより、ラウンジのないカプセルホテルがほとんどですからね(笑)
他にも喫煙スペースやプレミアムなマッサージチェアがあります。
過去にカプセルホテルにとまって、タバコを吸いましたが喫煙スペースは外だったので、非常に寒い思いをしました(笑)ちゃんと室内にあるのは○
マッサージチェアは全身をほぐせるもので、砂時計で15分交代みたいですが、5席ほどあるため休日の繁忙期などでなければ、使えると思います。お風呂上がりの柔らかくなった筋肉を高級マッサージチェアでほぐすなんて、贅沢ですよね。
ラウンジで過ごすだけでも、十分に質の高い休憩を過ごせることをお約束しましょう。
カプセルルームは通常でも十分にプレミアムな広さで休憩できます
さて、いよいよカプセルルームです。今回は宿泊ではないのですべてをレビューできるわけではありませんが。
室内は、タッチパネルでホテルの案内が見れたり、テレビもしっかり見られます。(ヘッドホンつき)
貴重品を入れる金庫もあります。使い方は左手にある解説書に書いてます。
各種USBのコードもあり、さらにはウェルカムドリンクでミネラルウォーター500ミリもついているという太っ腹ぶり・・・
そして、前回記事にしたネストホテルにさえなかったVOD機能・・・・ちょっとした映画やムフフな動画を無料で観ることができます。数はそこまで豊富ではありませんが、一夜を明かすには十分すぎます。というよりテレビもないカプセルホテルって結構多いですから。
残り時間が1時間で寝過ごす危険性を考えて仮眠はとりませんでしたが、ベッドは硬すぎず抗反発な素材でした。枕は室内にもありますが、入り口に複数種類用意されています。
室内は広々としていて、寝返りをぎりぎり打てそうです。横になりながら、のんびりとスマホでネットサーフィンできるぐらいには余裕でくつろげます。
極上の休憩空間がそこにひろがっている
さて、充実した3時間でした。宿泊プランにすると朝食はカレーなどが無料で食べられるみたいですね。また椅子付きのプレミアやモニターが大きくなるシアターなどの特典もあるみたいです。
正直、無料サービスが多すぎて、「これで採算とれてるんですか?」ってレベルで充実した施設になってます。従業員のかたの対応も親切で、若くて活気がある方ばかり。
チェックアウトの際に雨だったので「傘はおもちですか?」と丁寧にお声がけいただいたのがうれしかったです。
総括すると、とてもカプセルホテルとは思えない、多機能宿泊施設!!といったところです。単に多機能ではなく、ほしいサービスはおおむね無料というのがなんともすさまじい。
大浴場、漫画喫茶、カプセルホテルの3要素がそれぞれ高レベルで体現できているのがいいですね。清潔感もあるのもグッドです。
近隣には、ネットカフェとカプセルホテルを混合させたコミカプや、同様にラジウム浴場とカプセルホテルを融合させたセンチュリオンというライバルがあるため、このようなサービスが実現されたのでしょう。従業員の方への給料も充実したものであれば幸いです。
宿泊価格は基本の部屋で4500円ほど。もちろんホテルなのでシーズンや日時により変動しますが、そのあたりもサイトで確認できます。休憩のみならず、宿泊を真剣に検討したいところですね。
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手取り18万の範囲でとまれる施設は少ないですが、もう少し宿泊施設を攻めたい・・・かな