今回は、あの超大手企業の使い捨て剃刀の紹介です。
シック エクストリーム3
どれだけ過激なんでしょうか・・・
刃の上下には、アロエ・ビタミンEとホホバオイルが配合されています。これでがっちり保湿というわけです。最近は、使い捨てでも保湿成分を配合する世の中になったんですね・・・
(マッサージで使ってもらったことがあります。気持ちいいんですよね)
この商品の特徴として、刃がぐにゃりとまがるという点です。衝撃吸収や輪郭の凹凸に対応といった触れ込みでしょうか。しかし、これはかなり強く押さないと曲がらないので、軽くささっと剃るだけだと全く意味がありません。
そもそも、サスペンションや曲がる構造を採用したところで、使用者の力加減や輪郭に個人差がある以上、満足度にも差が出てしまいます。もう少し別の案を考えてほしいものです。
グリップはラバー製になっていて、肉抜きもされており軽さは及第点です。
まぁ、問題は剃り心地ですね。
剃り味は、5枚刃に負けず劣らない性能です。とりあえず、無精ひげを処理したいという目的なら値段も安価ですし、これで十分。
ただ、3枚刃の割には耐久性がもろいです。1週間ほど使い続けると髭カスが溜まって、少し掃除しても、元の剃り味には戻りません。
肌のやさしさは5枚刃に劣りますので、何度か肌を痛めてしまいました・・・
ちなみに、気温が急激に下がっているので、肌を切って放置してしまうと、すぐに顔半分が真っ赤になって、ぶつぶつができて、その上に乾燥による粉吹きが訪れます・・・気をつけましょう。
(イソプロピルメチルフェノールという殺菌成分が主成分。主な効能は切り傷ですが、剃刀負けにもしっかり使えます)
(炎症、かゆみ、ひりつきを抑える5つの成分が配合された、剃刀負け後の肌トラブル御用達の一本。ただし1000円近い価格がややネック)
ありきたりな感想ですが、可もなく不可もなくです。貝印の5枚刃の方がコストパフォーマンスも性能も圧倒的に上でした。こっちのほうをお勧めしますね。
(剃刀レビューが落ち着いたら、ずっとこの製品を使用する予定です)