早見沙織 「新しい朝」感想・レビュー これからも新しい自分、新しいジャンルを発掘して、発信してほしい

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さて、今回も声優、早見沙織の曲をレビュー・・・まだゼノブレイド2はクリアできていない。

前回は、軽く1stアルバムを紹介しましたが、今回は9月にリリースされたばかりの「新しい朝」を紹介したいと思います。

新しい朝

ピアノから始まるドラマティックなバラード。作詞・作曲は竹内まりやが担当している。

5分半の長大な曲ですが、この2018年に相次いだ震災や陰惨な事件から立ち上がろうとする日本全体への応援歌という印象です。

ああ 変わり果てた 街もやがては その息吹やがて とり戻し 再び動き出す

竹内まりやの曲は、テレビで流されたサビ部分ぐらいしか聞いていない若輩者ですが、

「い~のち~ある限り」の2番のサビは、竹内まりやを彷彿とさせる、色気と艶のある歌声にドキっとします。フレーズもここが一番好きですね。1番から2番にメッセージが強くなっていって、曲のテンションや感情ものせていくあたり、竹内まりやはさすがプロですね~

シンプルで、万人向けにして安定している曲で、もう少し早見沙織本来の艶やかな歌を堪能したい気持ちですが、壮大なバラード、ライヴの締めにはえるような曲を手に入れたことは、歓迎したいです。

強いて言えば、ベタすぎるというところですが、ポップアーティストとしても飛躍してほしいです。このバラードは彼女のセットリストに強力な武器をもたらすことでしょう。

メトロナイト

残り2曲のカップリングは、竹内まりやの曲を受けて、ともに早見沙織が作詞・作曲を手掛けた曲です。

このメトロナイトは、ダンスミュージックを彷彿とさせる曲です。イントロから流れるリフが印象的で、これは早見沙織がピアノで作曲して思い浮かんだものらしいです。

今後の早見沙織は、ラップやロックにも挑戦してほしい・・・

そういう期待をいただかせる曲です。

1stアルバムの「エスコート」や「レンダン」にも感じましたが、20代後半から30代前半の女性の成熟した色気や、人生を生きる気疲れみたいなものが、早見沙織特有の色気あるボーカルに合わさるときが、たまらなく好きです・・・いや変態じゃないですよ!!

「着膨れる東京」という印象的なフレーズ

「孤~独~は、まだ癒っえな~い」

とアクセントをつけることで、言葉の通り「孤独は癒えない」ことと、周りに弱みを見せられない「孤独は言えない」のダブルミーイングになっているのではないかと錯覚しました。

以前、早見沙織の曲はカラオケで歌うと意外と難しいって話をしましたが、Aメロの歌詞であっても、彼女特有のメロディセンスでテンポを意図的に替えているんですよね。僕のような音痴じゃついてけない・・・

そして歌詞はサビからできたという特異な曲

もっと騒いで~もっと働いてよ

と僕の中にあるMっ気が刺激される曲・・・冗談はさておき

このメトロナイトは物語性というより、早見沙織が都会で暮らして直感的に感じたことを、羅列していたり。心地よい音楽やあえて突き放すような無機質なヴォーカルを織り交ぜて、音楽的に気持ちよいけど、どこか気になるフレーズやリズムのフックをちりばめた作品です。彼女の音楽センスが堪能できる1曲で、聞けば聞くほど好きになりました。

SUNNY SIDE TERRACE

早見沙織の地声に近い、明るいポップソング。思えば、日本語だけで構成されていたり、英語でもタイトルだけって曲が多いのですが、この曲は英語の歌詞が美しいです。

そういえば、早見沙織ファンの友人と一緒に土曜の19時半にやっている

「早見沙織のふり~すたいる」というラジオ放送を聞いてまして、過去放送を振り返る企画がやっていて、本人も「今と声が全然違う~」って驚いていました。声質は同じなんですけど、声のとおりがすごくよくて、穏やかな声を持っているのに、すごい鼓膜になじむというか、すっと入っていくようになっているんですよね。

だから、ささやくような歌い方でも、きれいな歌い方でもこじんまりとまとまらず、その裏には力強さだったり、メッセージをしっかりのせるヴォーカル力が身についているのかな~と勝手に思いました。

以上が、今回の新しいシングル「新しい朝」の評価です。たった3曲ながらもいろいろな早見沙織に出会える曲でしたね。

アーティストで成功している声優は、水樹奈々もそうなのですが、「自分がどのようなポジションで演じれば、発言すれば受け入れられるか」という客観性を常に持って行動できる、知性をお持ちの方が多いように思います。

いくら固定ファンがついているといっても、アイドルグループのように著名なプロデューサーや、作詞・作曲があるわけではなく、自分から「このようなアーティストになりたい」という青写真を持っているかがすごい重要に感じます。

早見:表現することって、一面だけじゃなくて色んな人に対応していて、すごく多面的だと思うんですよね。例えば、おしとやかでお嬢様っぽい女の子が24時間1分1秒必ずそのままか、といえばそうじゃないはずなんですよ。そういう部分を、お芝居でも歌でもどうにかこうにか表現したいと考えている部分はあると思います。

早見沙織が語る“多面的な歌と演技”に挑み続ける理由「癖や個性が出るなら色んなものに挑戦したい」

(上記、早見沙織のインタビューより引用)

たった1枚のシングルで、多面的な早見沙織を魅せつけてくれたので、次のシングル、そして年末に控えるアルバムのリリースが楽しみになります。

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