昨年からずっと気になっていたことがありました。
ロイヤルホストの厚切り１ポンドステーキっておいしいのか？ってことです
正直、３０００円ぐらいのステーキピラフでもとんでもなくおいしく感じるのですが
いや、まぁそんなことで悩むなよって話ですが、ロイヤルホストって普通のレストランよりお高めの店で、一番高いお肉ってそれだけで気になるじゃないですか。
ということで、時間と多少のお金に余裕ができたので、突撃してきました。
ロイヤルホスト 厚切り１ポンドステーキの価格について
（縦の長さはそれほどでもなんですが、この分厚さですよ。ここまでの分厚さのステーキをなかなか見たことがない）
話題性のある商品なので、過去にもネット記事にされていたのですが、なんとたった１年半前で、５５００円ぐらいで、今回同じものを食べたのですが、６６００円ぐらいでした…物価高おそろしや。
ロイヤルホストで5000円超の「厚切りワンポンドステーキ」を食べてみた！ ご馳走らしいボリューム感に大満足!!
ロイヤルホスト、ランチセットなどお得なものを頼めば、実は１５００～２０００円と少しお高めなラーメン屋ぐらいで済むのですが、メニューになったらそりゃ気になるよねということで注文。
注文は男らしくセットもドリンクバーもつけず、厚切り４５０ステーキ１択のみ！！
まず、テーブルに塩コショウがセッティングされ、フォークとナイフが置かれ、出し醤油と自分で頼んだ、ドミグラスバターソースが置かれました。
そして、ステーキそのままがドンと到着。まさにいきなりステーキ…
ロイヤルホスト 厚切り１ポンドステーキを食べた正直な感想 素材だけを味わう喜び、食材への感謝を抱く
３０代を超えて、特に脂身とか、カルビとか駄目になったのですが、ハラミとか赤みの肉は余計に好きになりました。
本当にこのロイヤルホストのステーキは「肉を食らう」というコンセプトそのままなステーキで、肉好きにはたまらないステーキです。
（レア気味ですが、透き通ったピンクで美しく、食欲をそそります）
まず周囲の野菜とポテトの味わいが絶妙で、野菜の塩コショウはややきつめに味がついています。
肉ですが、両側が脂身になっているのですが、脂身だけではなく、周りにしっかり固めの牛肉がついていて、食べ応えがあります。
肉はややレア気味に焼かれています。高価な価格ですが、鉄板がついていないのは「この厚み、この焼き加減が至上なのですよ」とシェフの方が言っているみたいに聞こえますね。
厚みがすごく、最初は「かみきれるのかな？」って実は不安だったのですが、食べていくと、肉汁、うま味、そしてここぞとばかりにふりかけられた絶妙な岩塩によるハーモニー。
だし醤油との相性は抜群だったものの、もうこれは素材と塩だけを味わうだけで十分ではないでしょうか。それがもう最高の食材なのです。
食べ終えた後も肉のうま味、後味がいい具合に口の中に残っています。臭みがほぼなく、肉のあまみだけがしっかりと口の中に余韻として残っており、これ以上にないステーキ体験ができました。
あまりにもおいしく、飲食店を利用するときは店員さんに「ごちそうさまでした」というようにしているのですが、思わず食べ終えたお皿の前で手を合わせて、ごちそうさまでしたと伝えました。お肉として非常に優秀で、立派に育ったうえで、私の前に運ばれてきたことに、これ以上なく感謝しております。
いつもステーキは、ご飯と一緒に食べたり、スマホを見ながら食べたりすることもありましたが、こうして、食材をゆっくりと直接向き合って食べることで、食材への感謝、尊さというものをすごく感じることができました。
本来は、スーパーなどで安価で販売されている肉たちも、それぞれの命があって、運命的な出会いがあって私たちが食べるわけなので、すべてに感謝すべきなのですが、そういった当たり前のことを忘れていたのです。
食べ終えた後もいろんな余韻が残りながらも、かなりの量だったため膨満感はあったものの、脂も良質だったのでしょう、お腹を急激に壊すこともありませんでした。
ロイヤルホスト 厚切り１ポンドステーキは６６００円の価値はあるのか？
いきなりステーキや、やっぱりステーキなどによって、ステーキの価格が１０００～２０００円ぐらいで味わえるようになりました。
しかし、どうしても価格相応に硬めの部位があったり、臭みがあったり、どうしてもそれなりの値段を払わないと満足できる量でなかったり。
年齢を重ねたとしても、１００グラムで満腹にはなりませんからね…
４５０グラムを食べきれるのか不安でしたが、ぺろりと食べてしまいましたね。しかも腹８分目ぐらいでした。店員さんには「ライスは大丈夫ですか？」といわれましたが(笑)
お腹いっぱい食べたい人は、サイドメニューも考えたほうがいいですけど、今回素直にステーキだけと向き合って、素材をいただく、味わう、感謝するというかなり貴重な経験ができ、これができただけで６０００円以上の価値はあるなと感じました。
当然ながら、相当な富裕層でなければ、６０００円超えるステーキを何度も食べるなんてことはないかもしれませんが、年齢を重ねるとおいしいもの、カロリーのあるものを食べる機会は限られていくので、食べられる、お金が多少あるという時にいくというのも、また大切な行為だなと思いました。
もし、ロイヤルホストの４５０グラムステーキが気になる、高いけどどうしようか迷っている人がいて、この記事を最後まで読まれたのなら、たぶんお金を払った後悔よりも、食べなかった後悔のほうが勝ると思うので、食べることお勧めします。
