超RIZIN　メイウェザーVS朝倉未来で炎上　ごぼうの党　党首　奥野卓志とは何者なのか？

日本全国の格闘技ファンが注目していた超RIZINのメイウェザーVS朝倉未来。PPVでの有料放送として公開されていましたが、試合前の花束贈呈で、メイウェザーに対して花束を投げつけた、ごぼうの党党首の奥野卓志という人物に、日本中から批判が殺到しております。

ごぼうの党　党首　奥野卓志とは何者かわかる動画

奥野氏がどのような人物であるか一番わかりやすいのが、NHK党の立花氏と対談したこの動画になります。全編みるとかなり長編になるので、ものすごくざっくりとした要約をしますと・・・

動画は全編で２時間近くのあるが、多くはいわゆる陰謀論。公に公開しているものもあれば、ネットや書籍を読めば知ることのできる知識が多く、私はすべての動画を拝見しましたが、奥野氏ならではの情報、知識で驚くことは少なかったです。

ただ、ごぼうの党が単なる若者の政治参加のとどまらない目的があることがわかりますし、芸能人やyoutuberとコラボすることで、諸派であっても２０万人近い票を集めるという、次世代の選挙の流れを見せてくれたという現実はありますね。

メイウェザー選手への花束贈呈は、オークションで４５０万ほどで、権利を購入することができたみたいで、経営者として資金力のある奥野卓志氏にとっては、造作のない金額だったでしょう。

次は本題で、なぜ奥野卓志氏はわざわざ自分のブランドを著しく下げるような行為を行ったのかについて考察していきます。前提として、私もボクシングを見ることは好きですし、あの行為そのものは、嫌いです。

奥野卓志氏は、NHK党の立花孝志氏のように先頭で演説や動画発信はするけど、政治活動はほかの人間にやらせたり、政党のイデオロギーや活動のために自分を犠牲にする一面もあります。

議席を１個、２個獲得したところで、世間や自民党にアピールできても、大きな影響力を持つには至りません。

奥野氏は、youutbeで一定の知名度を獲得したものの、さらなる知名度を得るために炎上によってアピールするという方法をとったのでしょう。

実際に、私のみならず、奥野氏に関する記事や動画をまとめている人は、RIZINの騒動以降、爆発的に増えており、ツイッターでも奥野氏の話題で盛り上がっていました。

多くは、奥野氏の行動や人間性を批判するものでしたが、その中の数パーセントでも、ごぼうの党について調べたり、彼らの行動の背景を拡散する可能性がある。その可能性にかけていたのでしょう。

おそらくなんですけど、何社も経営していて人脈のある奥野氏ですけど、人から好かれようとか、うわべだけで立ち回ろうって考えを持っている人でもないと思うんですよ（応援しているわけではない）

奥野卓志氏と親交のあるDJ社長の分析で、メイウェザーそのものへの不満ではなく、その背景にあるアメリカに対して、「日本なめんなよ」というメッセージを込めたものでは以下と考察しています。

確かに立花氏との対談でも、アメリカによる指示で日本がこのような状況になったなど、日本への想いとアメリカへの嫌悪感はなんとなく感じるものがあります。

ただ、それだと花束贈呈にはらったオークション費用は、いくらかメイウェザーサイドに支払われることが予測されますし、あまりにも短絡的な行動だなって思います。

結果として、アメリカがどうこう言われる前に、まじめで誠実な日本人の評価を少し貶める形になりましたね。（日本人というより奥野氏だけですけど）

結果的に、花束を投げ捨てたものをメイウェザーが丁寧に拾ったことによって、メイウェザーへの評価がかなり上がりました。

メイウェザーに関連する動画を少しでも見れば、メイウェザーがボクシングに対して、どれだけ真剣なのか、努力しているのかがわかります。

おそらく、ごぼうの党よりも、メイウェザーの試合分析とかメイウェザー関連の動画やサイトがアクセスされるのではないでしょうか。

PPVの売り上げ次第で、次のマッチメイクはあるかもですが、那須川天心や朝倉未来以上に数字の取れる人はいるんでしょうかね・・・