レジ袋有料化によって増えるクレームとレジの打ち間違いについて 現場の立場で悲鳴をあげる

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

スポンサーリンク

以前、ドラッグストアの現役店員として、レジ袋有料化導入後にレジ業務が大変になるという鬱々とした記事を挙げました。
レジ袋有料化から4か月経過し、すっかりこのレジ袋有料化社会に慣れてしまったわけですが、正直、日ごろレジ業務に携わる身からすれば、本当に迷惑な規則だな・・・と思うことばかりです。
今回は、以前の記事のその後ということで、実際にレジ袋有料化でレジ業務にどのような影響を与えか?について語ります。

 

このブログでは、現役ドラッグストア店員の筆者が、ドラッグストアで起こるトラブル、クレームなどの情報共有も発信しています。

スポンサーリンク

レジ袋有料化のメリット レジ袋発注の頻度が減る

とりあえずメリットとして、レジ袋発注の頻度が減ったということです。ドラッグストアはお客様によって、購入される商品の量はまちまちで、店の出店地域によって、購入層も異なります。

そのため、複数サイズのレジ袋を用意しているのですが、ほぼすべてのお客様にレジ袋を提供するので、レジ袋の在庫管理や、補充、そして発注業務は、軽作業ではありますが、面倒でした。

レジ袋が有料化することによって、レジ袋を頼むお客様は激減しました。これも地域によりけりですが

飲食店などと併設された複合施設>商店街>大通り

こんな感じで、レジ袋を頼む客にボリュームがあります。あらかじめいろんな店によることを前提にされているお客様が、前もってうちで購入するというケースが多いですね。

裏を返せば、レジ袋有料化にともなう業務の改善に関しては、これぐらいです。

 

レジ袋有料化 クレーム おかしないちゃもんをつける一部の人の対応

テレビでさんざん報道され、どの小売り・販売も一斉に有料化になったため、想定よりもクレームは少なく、常識から逸脱した一部の人以外からクレームはありません。

私が経験したクレームとして、レジ袋がいらないことを確認して、シールを貼ろうとしたら

「シールを貼るんじゃねぇ!!プラスティックしかなかったら、紙袋の導入を上に伝えろ」

というちょっとすがすがしいおばさん。ちなみにユニクロは紙袋でも有料化してま~す。

 


私が経験した人ではないですが

「有料化なんてけったいなことを言うな!!国に客のことを考えろといってくれ」

変な規則を作られても、ノーガードで受け入れるしかできないのが、国民の性ですね・・・あと、レジで大声出して、威圧するひとを客だとは思わず対応していますので・・・

このように一部の・・・な人を除けば

「不便になったね・・・」ぐらいで、受け入れる人ばかりです。残念ながら、誰もが利用できて安い販売店というのは、一定数こういった人を相手にする必要があります・・・この仕事を選んだ、自分にも責任あり・・・・

 

レジ袋 レジの打ち間違い、ミス 確認の方法が大きく変わってしまった

レジ袋有料化で、最も問題があるのはこちらです。

(レジ業務が忙しいかどうかは、実際に働いてみないとわからないことが山ほどあります)

エコバックに気を配る時間が増える

まず、レジ袋有料化で、エコバックを持参する人は増えたのですが、客によってエコバックを取り出す時間がまちまちです。

さらに、エコバックはお客様の私物であり、さらにさらに、感染症の世の中でこちらがいきなりとって、商品をすぐに詰めることはできず、「おいれしてよろしいでしょうか?」と一言添える必要があります。

 

ドラッグストアはご高齢のお客様が多いので、このような時間のロスが増えることで、行列ができやすくなり、商品を配列する時間もうまく取れなかったりします。

従業員が減ってしまえば、かなりきついです。そして、その割に売り上げが増えないという二重苦です。

 

 

さらに、今までは

  1. 商品のバーコードを入力する
  2. 値段をお伝えする
  3. お客様が支払いの準備をしている時間を利用して、商品をレジ袋に詰める
  4. 金額をお預かりして、お釣りをお返しして、商品を渡す

この美しい工程がレジ業務で組まれていたわけです。一部例外はありますが、ほぼこの通りに動きます。


レジ袋有料化が導入されることによって、このように行程が増えました。

  1. 商品のバーコードを入力する
  2. お客様が商品を自分のカバンに詰める
  3. 値段をお伝えする
  4. 金額をお預かりする
  5. お客様が引き続き商品を自分のカバンに詰める
  6. お釣りをお返しする

一見、商品をレジ袋につめる必要がなくなり、作業が楽になったように見えます。

しかし、会計をお伝えするまでに、バーコードを入力し終えた商品を速攻で、カバンにいれるお客様が増えたため、商品の点数確認が難しくなりました。

また工数が増えると、その間に急にお客様に話しかけられ、記憶が飛ぶ恐れもあります。レジ業務に携わる者にとって、この記憶が飛んでしまうことは、もっとも恐れる事態です。


今までは、バーコード入力時と、商品をじぶんで詰める時の2度、点数確認の機会がありました。それが1回だけとか、バーコードを打ち込みながら、丁寧に点数確認する必要が生まれました。

これにより、点数の誤差によるクレームなどが、爆増したわけではありませんが、体感増えた気がします。

また、小規模のドラッグストアは、荷物をつめるコーナーがないため、いままで店員が商品をつめてしっかり渡していたのですが、お客様の詰め忘れがないようにしっかり見ることも業務のうちになりました。

 

 

このように、レジ袋の有無を確認するだけでなく、今までレジ袋を自動で店員が入れるという行程によって、二重に確認ができていたこと、不要だったことに、確認が余計に追加されたり、消去されたりすることによって、お客様からのクレームの原因になることが増えました。

 

レジ袋無料化を体験したことのない新人にとっては厳しい

私はレジ袋無料の時から、レジ業務にたずさわっているおかげで、店のレジ袋のサイズがどれぐらいまで許容するかを知っています。

しかしながら、これから新しく職場に入る新人は、Sサイズはどれだけ入るのか、Mサイズはどれだけ入るか?を認識していません。

レジ袋が有料になることで、レジ袋に商品をつめる経験がほぼなくなります。

その場合、お客様に確認をとったとしても、サイズがあわなかったり、逆に商品に対して大きすぎるレジ袋を渡して、クレームの可能性になります。

 

 

このように、現時点で、レジ袋有料化は、エコにどれだけ貢献できているかわかりませんが、レジ業務に携わる者の行程を著しく、複雑にしています。

結果的に時間がかかりますし、レジミスの可能性が少しでも増えるということは、クレームの可能性や、客や会社にとって損失となる機会が増えます。

おそらく、レジ袋有料化を考えた人というのは、レジ業務を生まれてこの方やったことのない人かスーパーやコンビニのレジ業務に対して、共感性の乏しい人なのだろうな・・と勝手に邪推してしまいます。