久々に切り抜きで令和の虎が上がっていて、なかなかスリリングなやりとりだったので、見た感想を述べます。
おおまかな流れとあらすじ なぜ志願者と細井、あおは激突したのか?
30歳から整体の道に行き、頭痛セラピー協会を設立
薬や注射で対応できない、片頭痛などの頭痛持ちの患者に対応できる、頭痛治療家を1000人育てるために2500万必要。
精神的な理由であると緊張状態などが続き、ロキソニンなどの頭痛薬では追いつかない。
なぜか志願者、ドラゴン細井にたいしてため口。(志願者と投資家という関係なのに)
ドラゴン細井のやる気スイッチにややいらだつ。
該当部分を推すと、自律神経が緩和され?薬が効くようになるらしい
志願者は過去の自分だけでなく1000人のデータを細井先生に見せるが、細井先生は「たった1000人、世の中の頭痛治療は何百万のデータをとっている」と真っ向から反論。
細井先生は、プラセボ効果で治っているように感じるから、そうでない証拠が欲しい。
志願者は、頭痛で悩んでいる茂木社緒にひだまりショットを見せるが、視界はよくなり、頭は軽くなったといわれたが、ドラゴン細井、あお社長は普通の整体だと指摘。
普通の整体や主婦に対しても、頭痛治療なる整体方法を情報商材として、エビデンスのないものを売ることが問題ではないか?ということを指摘
整体師が医学的エビデンスのない感想で反論するのが、気にくわない。情報商材ですと認めてくれた方がいいとドラゴン細井は言う。
ヒートアップする中、あお社長はこういう民間医療がある影響で、正規の医療の治療がおくれて、手遅れになる人がいるから、批判の手は緩めない。
すでに切り抜きなどでまわっていますが、なかなか刺激的な回でした。
令和の虎 振り返り なぜ整体師が頭痛治療ということに問題があるのか?について
私は、医学界に全く関係はなく、ドラッグストアで働いたことがある登録販売資格をもっているだけなんですけど、医薬品と、サプリメントの説明は明確に分ける必要があったりするんですよね。
そのため、頭痛が治療されるとか、頭痛治療家って文言は、医者であったり、医学に携わっている人からすれば、かなり問題があるだろうと感じました。
志願者が主婦でも教えて開業できるといったとおり、整体師は国家資格ではなく、医療行為ができないため、「頭痛が治ります」と宣伝すること自体が、かなりブラックなのでは?と思われます。
「健康維持やメンテナンスのために」という目的であったら、良い整体であれば、口コミで広がっていくと思うので、そういう戦略であれば問題はなかったかも。
しかし、志願者が「革命を起こしたい」といったり、自費出版の本で、薬漬けって言葉を使ったり、なにか刺激的なアプローチをしなければならないという点に、ちょっと危機感を覚えました。
それが、例えば頭痛持ちの人を救ったとしても、結局行政とかお上から指導される、営業ができなくなるようなリスクを高く持っているなと感じたからですね。
最近の令和の虎は、岩井主宰が亡くなってから、岩井氏の爆発力という点が足りなくなっているわけですが
倫理的、法律的にグレーで危ないものに対して虎が全力で止める、説教する的な流れになりました。ある意味、元となったマネーの虎みたいな感じになっているとはいえます。
今後も気になる回があれば見ようかなと思います。