来る2019年の秋の消費税10%への増税。
それに付随して行われる、キャッシュレス消費者還元事業。
クレジット、コード決済等によるポイント還元が2%と言われていますが、その詳細はいまだ未定・・・
それに先立って、昨年からLINEペイ、ペイペイ、楽天ペイが激しいポイント還元バトルを繰り広げています。
それぞれポイントバックをしっかり受けるための条件が多岐にわたるため、一概にどこが一番お勧めとはいいがたいのですが、この競争は消費者にとっては、追い風ですね。
さらに、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンといった大手コンビニ店が独自にコード決済アプリを順次リリースする予定です。
前回は、期間限定ポイントだけで楽天ペイを使いましたが、今回はいよいよクレジットと紐づけた状態で支払いを行いました。
現在、期間限定ながら合計5%のポイントバックキャンペーンを実施中です。
また、通常時の支払いでも楽天ペイの支払いは200円当たり1ポイント還元です。
これが、やや歯がゆいです。
丁度200円の支払いなら、楽天カードの100円1ポイントで2ポイントに、楽天ペイの200円あたり1ポイントが合計され3ポイント還元になります。
しかし、399ポイントだと4ポイントと少し損した気分になります(笑)
楽天ポイント加盟店で、楽天カードでポイントをためると実質3重どりできます。
○重どりはクレジットカード使いにとっては、もはや当たり前の概念。
支払いスピードが速いですし、即座にメールで伝えてくれるのも便利なんですけど、ポケットから財布を出すのも、スマホからアプリを開いてコードを出すのも、あまり労力が変わらない感じです(笑)
楽天カードは、周りも所持者が多いですが、楽天ペイ加入者となると2段階ぐらい落ちます。楽天edyならカードと紐づけされて、ついでに使用している人も多いでしょうけど、楽天ペイは自分からいろいろ動かないとだめですね。
しかし、0.5%だけとはいえ、アプリをダウンロードして、クレジットカード情報を読み込むだけで、上乗せされるのはやはり大きいです。
キャッシュレス還元って、キャッシュレスを増進させたい一方で、「知らない人は使わないでね」って間接的な、現金税みたいな見方もできるんですよね。
軽減税率とセットで、考える消費者は得をして、損をする消費者が損をし続ける世の中に拍車がかかっていきそうです。
とはいうものの・・・
本当に頭の良い消費者は、業務スーパーやスーパーの格安セールをつぶさにチェックして、必要なものだけを最低限購入できる人を指すんですよね・・・
それに、店側はコード決済を利用するために、設備投資が必要になります。その分当然、商品の値段にかかってくるわけですから、我々が最善と思っていた行動が、後々、首を絞める結果になるかもしれませんね。
今からでも遅くねぇ・・・自炊できるようにしないと・・・