ダンガンロンパスタッフが再集結 超探偵事件簿レインコードプラス ネタバレほぼなし クリア後の感想と評価 ダンガンロンパとの違いについて

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最近アドベンチャーゲームで頭が一杯でしたが、良いタイミングで遊びたかった作品が出たので、紹介する

超探偵事件簿 レインコードプラス

元は、switchで販売されていた作品で、ダンガンロンパの主要スタッフが壮大な3Dアドベンチャーとして仕上げた作品になっている。

 

今回も、ソムニウムファイル同様に、システムやゲームのシナリオ全体についての微ネタバレと、ネタバレをしたうえで考察する記事を書いていくことが予定しているが…

やっぱりダンガンロンパシリーズの素晴らしい謎解き性を継承しているのだから、前知識なしで遊んでほしい。筆者もクリアするまでは、「レインコード」を全く検索しないままクリアした。それで正解だった。

 

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※本記事で使用するスクリーンショットは、配信規約を参照して、2章までの内容だけで使用しています。

Nintendo Switch™ 『超探偵事件簿 レインコード』 発売から約1カ月で 全世界累計出荷数30万本を突破! & プレイ動画の配信可能範囲を、第2章まで拡大

 

 

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超探偵事件簿 レインコードプラス アドベンチャー要素が強くなったダンガンロンパについて

クリア時間はスキップなどを多用して25時間だった。サブクエストもあるがなるべく消化してクリアしたが、メインクエストにかかわったキャラのその後的なものが多く、特に優先してクリアするほどのものではなかった。

ダンガンロンパスタッフが作った作品なので、読み物として非常に面白い作品なのだが、龍が如くのように街を実際に探索しながらシナリオを進めるというものになっている。

個人的にアドベンチャーは謎解き以外は、テキストをとにかく読み進めたいというグラフィックノベル形式が好きなので、アドベンチャー要素はプレイ時間が長くなる形になってあまり好きとは言えなかった。

(4K対応した美麗なグラフィックも本作の大きな特徴だ)

各章の日常パートから、事件が起こるまで長さが、ダンガンロンパに比べるとやや長く感じてしまった。

 

裏を返せば、事件パートまで進めば、事件の内容、犯人が気になって夢中になるほど優れたシナリオだったといえる。

 

 

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超探偵事件簿 レインコードプラス 謎迷宮パートについて

本作のメインである謎迷宮。相棒の死に神ちゃんの能力であり、事件の証拠を一定数あつめることで開放される。

謎迷宮を解き明かすことで、犯人を暴くことができ、さらに暴かれた犯人は命を落とすというまさに死神的な能力となっている。

 

謎迷宮内では、ダンガンロンパの学級裁判で行われたような相手の発言に矛盾を突きつける、解刀システムや

都度、2択、3択から答えを導きだしたり、適切なワードを選んで謎を解くというな、かなりレパートリー豊富なゲームが待ち受けている。

 

ミニゲームを解きながら、殺人事件に隠された真実を暴いていく。

謎迷宮はどの章もかなりボリューミーであり、すべて1時間近いボリュームがある。0章からクライマックスである。

 

 

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超探偵事件簿 レインコードプラス ダンガンロンパ4として位置づけ

ストーリーのつながりはないが、これは実質ダンガンロンパ4といえるだけのクオリティだと思う。

キャラクターデザイン、BGM、システム、そしてドンデン返しのインパクトに至るまで、ダンガンロンパファンがプレイしたら、間違いなく満足できるレベルだといえる。

ちなみに、声優陣も非常に豪華。よくここまで豪華な声優陣を集めたなといえるぐらいに豪華。

特に過去のダンガンロンパで面食らった話は、ダンガンロンパ2のチャプター5とダンガンロンパ3のチャプター1だ。あと初代ダンガンロンパの黒幕についても驚いた。

 

おそらく、多くのファンも同じような意見を持っており、小高氏はじめスタッフもダンガンロンパの驚きを再現、いや超えるだけのトリックをこのレインコードに忍ばせている。

 

直接的なシナリオの関係性はないが、おそらくダンガンロンパファンなら当たり前に受け入れてしまうあの「仕様」が実はトリックとして使われているなんて…という驚きはあるはずなので、やっておいて損はない。

 

正直、switchで本作が発売された当初は、ダンガンロンパへの思い入れが強すぎて、逆にプレイできなかったのだが、それを恥じるぐらい素晴らしいシナリオと、クオリティだった。

 

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超探偵事件簿 レインコードプラスとダンガンロンパの違い トリック面

最後に、ダンガンロンパファンこそプレイしてほしい(とっくの昔にプレイしてると思うが)理由として、本作とダンガンロンパの明確な違いなのだが

(魅力的なキャラクターが常に更新されていく)

ダンガンロンパは閉鎖された空間の中で一定数の生徒が一気に集められ、そのなかで殺人が行われ、誰が犠牲者になり、誰が犯人かという緊張感がある。

生徒の数は最初から決められており、徐々に人数が減っていき、展開がスピーディーになっていく。

 

一方で、レインコードは閉鎖されているわけではないので、通常のアドベンチャーゲームのように、章が進むにつれて新しいキャラクターが付け足しされていく。

しかし、一本の壮大な謎を解き明かすために物語は動いている。

このあたりが一番の違いになる。

 

またダンガンロンパは「超高校級の○○」という生徒ごとに能力がある。この能力によって犯人を推理する要素になっている。

レインコードでは、超探偵という世界から集められた優秀な探偵がそれぞれ、特殊能力を有している。現場を再現したり、変装したり。

それらの能力をつかって、各章の犯罪を解き明かしていくので、章によって謎との解き方、展開ががらりと変わるのが面白い。