桐生一馬の限界を打ち破れるのか? ジャッジアイズ体験版で試される木村拓哉という象徴

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発売までおよそ一か月に迫った、木村拓哉主演の龍が如くスタジオ新作

「ジャッジアイズ 死神の遺言」

(たばこへの規制が厳しい中で、思い切りたばこをふかしてあるく木村拓哉は、ゲームというメディアだけで成立するという龍が如くスタジオのプライドにも見て取れます)

「北斗が如く」の裏で、名越監督はこのようなプロジェクトを展開していたとは・・・

しかも完成披露試写会ということで、PV+主要キャストの壇上参加、そして体験版の配信と近年のゲームプロモーションの中では、最もサプライズな演出を達成したといってもいいでしょう。

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プローモーション力は本当に高いです。初代龍が如くも石原プロの重鎮である渡哲也を起用したということで、後の勧誘も円滑にいったのではないでしょうか。目先の利益を考えて、人気急上昇の若手を使うよりも、クレバーな戦略です。

スマップが解散し、役者業としてあらゆるドラマ、映画への主演が決定している木村拓哉。この時期に彼をゲームキャラとしてモーションをとって出演させたのはグッドタイミングといえるでしょう。

舞台は「龍が如く」でおなじみの歌舞伎町をベースとした神室町です。おなじみのチャンピオン通り、ピンク通りが立ち並んでおり、木村拓哉が「ファッションヘルス」と書かれた看板を通り過ぎるシーンを見られるのは、間違いなくゲームだけでしょう。

ただ、木村拓哉を起用して、極道から外れているので、そろそろ本物の歌舞伎町が使えそうな気もします。やっぱりあまりにも架空な「チャンピオン通りにいるぞ」と木村拓哉がいうと急にゲームの世界に引き戻される感覚がありますから。

(果たして神室町以外のステージはあるのでしょうか)

物語は、弁護士事務所に所属し、無罪を勝ち取ったことで売れっ子弁護士となった八神という男が主人公。しかし、彼が無罪を勝ち取った裁判の被告人が再び殺人事件を犯したことで・・・

彼は探偵業として、神室町で日銭を稼いでいるようです。

本作は、アクション要素もありますがアクション先行だった龍が如くに比べて、探偵やチェイスといったアドベンチャー要素が主流となります。捜査や変装などもあり、謎解きが強調されたつくりになるのでしょう。

アクションもあり、流派を変えたり、見たこともない中国拳法の構えを木村拓哉がとるシーンは、シリアスですけどどこか滑稽・・・

アクションは今までの龍が如くシリーズにならって、かなり大雑把。ヒートアクションはちゃんとあって、つかみ攻撃はあるので、「北斗が如く」のようなストレスはなさそう。ただ、いつものように「おい」と絡んでくるチンピラから逃げ続けるのかな・・・今回主役は極道じゃないから許して・・・

アクションの質は、いつもどおりのクオリティで動きが硬めで、そこまで爽快感のあるものではありません。

難易度変更はできるかもしれませんが、木村拓哉主演の影響でゲームに触れない人も遊ぶ可能性を考慮したら、いっそ謎解きに割り振ってもよかったでしょうか。ただ本人が45歳なので、箱庭をところせましと暴れまくる木村拓哉が見られるのは、間違いなくゲームだけでしょう・・・

今回、内容がハードボイルドですし、現在の木村拓哉というのは、女性ファンへの訴求というより、一週回って、「やっぱキムタクって存在はすごいわ」という男性ファンも増えており、元来、龍が如くは30代以上の男性層からも支持を受けているので、さらに固定ファンを固めるという印象が強い気がします。

今まで外伝といえば、龍が如くキャラを利用して、大河ドラマをやるという方向性でしたが、本作は、現代劇で真正面からシナリオを刷新して、木村拓哉で勝負するというアプローチです。売れ行きや世の中の動向しだいで、龍が如くは、「俳優を起用してゲームからアプローチする企業」であることを固めていくのでしょう。

今までもビートたけし、藤原竜也、小栗旬といった単体で主役をはれる豪華俳優陣を起用してきたわけですが、龍が如くスタジオで主役を現実の俳優で張るのはおそらく初めてです。

過去に鬼武者やSIRENなどで試みられていましたが、木村拓哉というネームバリューは絶大です。

しかしながら、デトロイトなどは俳優を起用するだけでなく、その俳優にアフレコだけではなくモーションキャプチャーを含んだ演技を実際にさせます。それは莫大な費用がかかるわけですけど、少なくともアフレコの時の口の動きは、しっかり再現してほしかったです。体験版でも口の動きとセリフがあっていない箇所がいくつか見られました。

(今になってリマスターされることにどのような意図があるのか・・・)

(不倫キャラ?でブレイクする前の斎藤工が出演していた作品。描写の問題、売り上げの問題、そしてあれだけの伏線を無数に散りばめた脚本を製作する難しさから続編はおそらくないでしょう。)

実際、本編で木村拓哉がコスプレのみならず、カラオケをするのか?キャバ嬢を恋愛ができるのか?も含めてどこまで突き抜けたアプローチを出せるか。それも注目しながら購入を検討したいと思います。