今回は、ニンテンドー64に発売され、ポケモンユーザーからも熱い支持を受けながら、待望の新作を発売した、switchのNewポケモンスナップ（以下ポケモンスナップ）をクリアしたので、レビューをしたいと思います。過去作に比べて、面白いのか？つまらないのか？ボリュームなゲーム性など、具体的にレビューしていきます。
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switchポケモンスナップ 初代ポケモンスナップの比較と進化について
（自然の作りこみが、段違いに進化しています）
まず、ニンテンドー64から、4世代後のswitchということで、水の表現、情景描写、などのグラフィックは、飛躍的に上がっております。
ステージ数も、似たようなロケーションはいくつかありますが、10を超えるボリュームで、登場するポケモンも増え、クリア時間もおそらく倍以上は、要するものになっています。
ポケモンファンで、ポケモンスナップも好きな人は、間違いなく買いのソフトといえるでしょう。
また、音にもこだわっている作品とのことで、ヘッドセットを使って遊ぶのもお勧めです。残念ながら私は、後追いで知ることになったので、音をあまり出していませんでした…（後悔）
ポケモンスナップ switch版は、やり込みと謎解きが好きでないとつまらないと感じるかもしれない
批判はあるかもしれませんが、私は正直なところswitchのポケモンスナップは、あまり楽しめませんでした。
確かにステージ数ははるかに増えて、ロケーションや作りこみは素晴らしいのですが、旧ポケモンスナップは、火山、けいこく、どうくつ、ビーチとステージごとに全く違うロケーションが設定されていました。
また、ステージ数が増えただけでなく、switchのポケモンスナップはやり込みが膨大です
- ステージごとに調査レベルという概念が存在。博士からの評価点を一定数集めると調査レベルがあがり、おなじステージでも登場するポケモンやポケモンの状態が異なる
- ポケモンごとに4つ星の評価が設定されいる。通常の姿をうつせば星１、特別な行動をしていたりすると２～４の星がもらえる
これが、かなり面倒に感じられてしまいました。
調査レベル レベルを上げるのがそこそこ大変 調査レベルを意識して探索するのはやや疲れる
調査レベルに関しては、同じステージを何度も遊ぶことが前提になっているシステムです。何度でも遊べるというやり込みの深さよりも、うまくポイントをためることができず、同じ調査レベルをずっと遊ぶ必要が生まれて、面倒に感じてしまいました。
星評価システム 基準があいまい、やることがおそらく膨大
ポケモンの評価についてですが、星が４つあっても博士に提出できる写真は、1枚ずつと決められているので、最低でも4週（1度クリアしたステージは途中リタイヤして見せることは可能）する必要があったり、基準があいまいです。
星３や４は、「リクエスト」という形で、仲間から「この状態をとってほしい」みたいなヒントをもとに撮ることが可能です。
ただ、星４であってもリンゴをあてただけで、星４がえられたり、逆に特定の条件を踏んでも星２でとまったり・・・基準がわかりにくかったです。
通常とレアな状態だけにわけるだけでもよかったのかな？と思います。ただ初代ポケモンスナップに比べて、最大4枚ポケモンの姿を撮影できると考えると、かなりやり込みが深いです。
この影響で、ポケモンスナップは意外と玄人向けのゲームになります。
- どのようなタイミングでボタンをおせば（リンゴをあげる、イルミナボールをあてる）ポケモンは特殊な動作をするのだろう？
- 移動するなかで、的確にボールをあてたり、シャッターにおさめる操作技術
この2つが要求されます。
クリアするだけなら、攻略サイトもみずに、アバウトにシャッターを押すだけでも、どんどん先のステージにすすめるのが救いですが、やりこむとなると結構考える必要がありそうです。
ダイヤモンド・パールのリメイクまで遊び続けることができるかもしれません（笑）
switch ポケモンスナップが面白いと感じる人、つまらないと感じる人
新しいポケモンスナップでしたが、ライトに遊べると思いきや、かなりコアな作品でした。
ポケモンの生態系を表現したシーンだったり、本作独自の美しく光って、大きく漂うというイルミナポケモンなど、ポケモンスナップを遊ぶ理由はしっかりあります。
御三家の中では能力的に不遇だった、メガニウムなどが印象的なポジションに立っていたりします。
ただ、現在のポケモンの種類は膨大なので、ポケモンをある程度遊んでいる人むきという形になりそうです。
私は、ライトに遊ぶつもりが、かなりがっつりなやり込み思考の作品だったということに気づかされたため、ちょっと減点したところもありますが、時間に余裕があって、癒されたい人は、間違いなくお勧めです。
写真にデコレーションをつけて、SNSなどで披露することもできるため、人によっては半年以上遊び続けることができるだけのポテンシャルもあります。
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