「OTC医薬品の比較と使い分け」 感想・評価 医薬品の成分と分類をしっかり説明|登録販売者の仕事にやりがいを感じられるように

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今回は、ドラッグストアで登録販売者や薬剤師として、働きながら日々の接客や、説明に疑問や悩みを抱えている人にお勧めの書籍を紹介します。
「OTC医薬品の比較と使い分け」という本で、20の症状ごとの受診勧奨のポイント、OTC医薬品の成分・分類といった、これまでのOTC医薬品指南書と同じ内容を含みながらも、現場で役立つQ&Aから、医療用医薬品の紹介とした、より接客に使用できる深い内容を取り上げた2020年のOTC医薬品専門書では、必読といっていい内容になっています。
「OTC医薬品の比較と使い分け」によって、多くのドラッグストア従事者の方が、きついと思える説明にやりがいを感じられるようになればいいと思います。


このブログでは、OTC医薬品を積極的に取り上げていますが、ドラッグストアでの接客や、登録販売者の情報も同時に扱っています。よろしければ参考にしてください。

 

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登録販売者のなり立ての人、ドラッグストアでの接客という仕事内容 やりがいときついと思う時

私は、登録販売者に合格してまだ半年も経過していませんが、お客様に接客する過程で、うまく薬の内容をお伝えできなかったり、症状をしっかりとリスニングできていないと自分の能力のなさを痛感する日々を過ごしています。

おそらく、登録販売者に合格したことで、多少の自信がついたけれど、いざ現場にたつとうまく説明できなかったり、先輩に任せきりであることに自信をなくしている、登録販売者の方は多いのでは?と考えています。

 

ドラッグストアの仕事は、「しっかりと説明できた、お客様の相談に寄り添える商品や提案を紹介できた」という喜びがある一方で、「飲み合わせは大丈夫なのか、本当にあの薬でよかったのか?」という不安と緊張のリスクもあります。

先輩や上司に気兼ねなく聴ければいいのですが、接客中で忙しくて、聞けないまま終わったり、スマートフォンで調べても回答のない疑問もあります。

 

そのような悩みを抱える現役のドラッグストア店員が、多いからこそ、amazonや書店で、OTC医薬品に関する書籍が販売されています。

 

「OTC医薬品の比較と使い分け」の解熱鎮痛薬解説で、得た知識だけでも膨大で貴重なものだった 成分と分類

「OTC医薬品の比較と使い分け」を読むことで、初めてしって、これは現場で使えそうな情報をいくつか挙げておこうと思います。

 

あくまで、僕が現場でお客様の相談を受けて、使えそうと判断しているだけで、同じドラッグストアで働いていても視点は異なるので、気になる方は、購入して読んでほしいです。

 

アセトアミノフェン+アスピリン+カフェインの組み合わせは、片頭痛に対して、イブプロフェン単剤よりも効果発現が早く、鎮痛効果も高いとする効果がある

頭痛薬を求めるお客様で、「片頭痛」を訴えるお客様は多いです。医療用医薬品では、「トリプタン」といった片頭痛専用の医薬品がありますが、市販薬ではありません。

 

 

その中でも、上記の組み合わせは比較的効果が見込めるそうです。商品名はエキセドリンで、これも頭痛薬として、指名されるお客様が多い有名なOTC医薬品です。

 

アセトアミノフェンは、量を増やしても鎮痛効果があまり変わらないほか、過量になると肝臓に負担をかける恐れがある

 

よく「量を増やしたら効果があるの?」と聞かれるお客様が多いのですが、実際に作用は変化はなく、副作用が過剰に増えるというケースが多いです。

市販薬に記載されている「効能・効果」はあくまで、「用法・用量を守ったうえで得られるもの」という認識になり、過剰に摂取することは、自己責任になります。

ちなみに、アセトアミノフェンは、医療用になると1回の服用量が多くなるみたいです。

 

解熱薬は「高熱による辛さをやわらげる」ための対症療法

解熱薬を飲むと熱が急激に下がると考える人がいますが、下がるのは、1度程度で、高熱の辛さをやわらいでいる間に、休養や水分補給が望ましいとのことです。

 

解熱鎮痛薬における催眠鎮静薬の位置づけ

催眠鎮静薬は、「プロモバレリル尿素」、「アリルイソプロピルアセチル尿素」といった成分で、「習慣性医薬品」に指定されており、依存性がある成分です。

症状が辛い痛みに、生理痛に対して、早く寝て、痛みを忘れたいという場合は、効果的ながらも、解熱鎮痛薬と併用することで、効果が高まる質の良い臨床試験がないということです・・・これは驚きましたね。

解熱鎮痛薬に眠気を含む成分があることを知らないお客様は、多いので、そのあたりも説明できるといいですね。もちろん、解熱鎮痛薬単剤の製品も多く販売されています。

 

解熱鎮痛薬の章だけでも、量と質ともに膨大な発見がありました。すべてを取り上げたいところですが、気になる方は「OTC医薬品の比較と使い分け」を購入して、実際に活用していただきたいです。

 

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初版が2019年の12月と比較的新しく、多くの文献を参考にして作られており、第2~3者の目で、監視されている本で、医療ジャーナリストなどではなく、本職の方が手掛けているため、今後、本ブログでは引用文献として、大いに活用していこうと思います。

(文献の量が多く、ところどころに挿入されています。登録販売者の試験の情報だけでは、得られない情報が数多くのせられています)

 

「OTC医薬品の比較と使い分け」はなぜドラッグストア従事者にとって必要な本なのか?流れを解説

この「OTC医薬品の比較と使い分け」という本は、著者が薬局薬剤師、監修が薬局を開設し、薬学博士を獲得、執筆協力者が、調剤薬局に勤務し、薬局情報のブログを発信されている方で、構成されています。

 

価格は税抜き3800円と高額なため、主にOTC医薬品に携わる仕事についている人。

  • ドラッグストア店員
  • 登録販売者・薬剤師
  • 製造販売者

これらを対象にした本になっています。

 

内容は、風邪薬、胃薬、便秘薬などの20カテゴリーごとの症状に対する、OTC医薬品の詳細と解説になります。


「来店者が抱える健康トラブルを解決するための支援」がコンセプトになっています。

各章の流れを解熱鎮痛薬を例にあげると

薬を使う目的

推奨される選択肢、各成分の効果、副作用の解説。

薬理作用のおおまかな解説

病院受診トリアージ

OTC医薬品だけでは、対処しきれない症状は多いため、どのような症状であれば受診勧奨すべきかという詳細な解説とチャート

分類と特徴

使い分けのポイント(15歳未満ならなにを勧めるべきか?というポイント)

市販されている医薬品の成分早見表もついている

(一覧しやすいように、情報がまとまっています)

主な有効成分の特徴

各有効成分の長所、短所。作用と副作用をブロックに分けて、わかりやすく解説。

さらに、妊娠中と授乳中でもどれほどの危険性があるか、海外の基準をもとに評価されている。

現場で役立つQ&A

「○○の時に○○を勧めるのは正しい?」という現場で感じる、素朴な疑問から深い悩みを想定して、各分野で補足解説

特徴のあるOTC医薬品と医療用医薬品の解説

登録販売者なりたてにはうれしい、症状ごとにお勧めされているOTC医薬品と商品名と内容の紹介。さらには、医療用医薬品の情報も入っています。なかなか医療用医薬品の情報を得る機会がないので、有難いです。

 

「OTC医薬品の比較と使い分け」は、セルフメディケーションを活用する一般のお客様にも読んでいただけると生活が変わります

OTC医薬品の比較と使い分けは、セルフメディケーションが推奨されている今日において、お客様にも一読していただきたいと感じるほど、OTC医薬品に対する知識や、日常生活で役立つ諸症状の対応が記載されています。

 

医者に行きたいけど、休日や仕事の都合で行けないという人は、ドラッグストアを活用しているケースが多いはずです。

 

特に、妊娠や授乳中の方は、どのOTC医薬品が危険で、どのOTC医薬品が安全なのかを知る指標になります。ただし、かかりつけの産婦人科の先生などに、相談するのが一番いいでしょう。

妊娠中で大丈夫だとしても、ほかのアレルギーや生活環境による飲み合わせで、ひっかかるケースがあるからです。

 

 

ドラッグストアの登録販売者という仕事は、転職でもほかのドラッグストアで採用されることが多い分、一般販売者に比べて、医薬品を取り扱うという責任と、やりがいがあります。

せっかくドラッグストアで働くことになったので、そのやりがいを最大限に高められるように、得られる知識はしっかりと吸収して、時間があれば、ブログで読者の方、できれば登録販売者の方に届くといいのですが、還元していこうと思います。

これからも、本ブログをよろしくお願いいたします。