踊る大捜査線　ドラマ振り返り　第９話　湾岸署大パニック　刑事青島危機一髪

未分類

2024.12.062024.12.10

９話ながら、最後の２話に向けた助走のような話…かと思いきや、タイトルの通り最後青島の身に大変なことが…

あらすじ　第９話　湾岸署大パニック　刑事青島危機一髪

飛び降り仕様としている若者（演、つぶやきシロー）に対して、青島と和久が阻止しようと試みる

大学に落ち続けた若者に対して和久が「警察はどうだ？」と勧誘

しかし、青島が地方公務員の現実をつらつらと述べ、勧誘したいのか阻止したいのかわからない(笑)

室井から署長に入電。愛人をつくったことで口論になって、夫を○○した妻を逮捕。事件の内容、無関係の人が巻き込まれないように気を付けてほしいと室井から連絡が入る。

青島は本店からの命により、その夫の愛人を守るように言われる

真下、婦人警官になろうとする柏木をサポートする中で、柏木を女性として意識し始める。

愛人をなぜかくまうのかと、マスコミにせまられる警察。署長は偶然、趣味のゴルフクラブを持参していたことで、質問攻めにあって四苦八苦する様子を、湾岸署一同が呆然と見守る。

愛人は贅沢や文句をいいまくる

三越の松花堂弁当を頼もうとするが、すみれが「私だって食べたことないのよ」と逆上

ちなみに値段は違うが、実際にある（２０年ぐらいたっていたら値上げもしますね）

青島は報道陣に紛れ込んでいる怪しい男（演・阿部サダヲ）に目をつける

捜査一課、被害者の兄への聞き込みが行方不明でできなかったことを室井に報告しもれる。

被害者の兄は、復讐のために愛人に近づき命を奪おうとするが、青島が格闘して守る。

その際に青島は刃物を胸にさされるが、交番時代のお守りが守ってくれて、軽症で済む。

フジテレビによって大きく宣伝されて知名度を大きくあげた踊るが、ある意味マスコミ批判といえる内容の作品をつくっていた。

マスコミのパパラッチレベルの追跡だったり、愛人があまりにもわがまますぎたり、署長がゴルフクラブをふりまわしたりして緊張感がなかったり

最後に被害者の犯人があまりにも簡単に署内に潜入することができたりと、ちょっとフィクションにしてはあまりにも空気が抜けてリアリティがなさすぎる。リアリティがあればいいというものでもないが、コメディ路線だとしても許容できるレベルというものが多少はある。

青島が刺されたのは、劇場版1作目だけかとおもったが、ドラマでも豪快にさされている。前回の薬の密売人でも派手に怪我をしているので、青島は命がいくつあってもたりないような蛮勇さが設定としてあるんだろうなと思った。

上の指揮官の周知ミスで、現場の部下が被害を被るというのは、どこの職場でもよく聞かれる話だが、それが警官となると命を失いかねないということで、踊るらしいアプローチの一作だったと思う。もう少しリアリティがあればよかったのだが。